1月総括

1月の投球結果は、44ゲーム投球し、アベレージは179.93でした。

今のところ、前年度のアベレージを下回っていますが、
今月の不調の原因は、

・ボールの調整が万全ではなかった。
・コンディションを掴んでいても、あえて別のボールを試した。
・投球の際、必ずしも集中できる環境でなかった。

といったところでしょうか？

ボールの調整はすでに行い、特性についても再確認したので、
マナーが悪い客が隣に入ったとしても、スコアを落とさないよう
慌てず投球していきたいと思います。

ボールの調整

本日はビッグボウル越谷で投球しました。

昨日、サムホールが緩く感じたカメレオンのサムグリップを入れ
替えたので、調整しながら投球しましたが、落とすのではという
不安が解消され、しっかりとリリースできるようになりました。

しっかり投球できるようになったところで、改めてインフェルノと
ボールの動きを比較してみると、カメレオンの方がバックエンド
リアクションは強いことが確認できました。

投球の方は、レーンが遅いという固定観念とボールの調整を行って
いたため、比較的オイルがあったのにも関わらず、２０枚目から
スタートしてボールの動きが悪くなってきたら更に中に入るという
誤ったアジャストをしてしまい、１～２ゲームはポケットにボールを
集めることさえ苦労していました。

実際にはオイルが薄めでも１５～１７枚目からやや外に向けて投球
すれば案外幅があったので、相変わらずアジャストが遅かったです。

使用ボール　カメレオン、インフェルノ、ターゲットゾーン
投球ライン　１５～２２枚目出し気味
スコア　147　157　209　199　182
ＡＶＥ　178.80

サムグリップが・・・

本日は松原スターボウルで投球しました。

コンディションはここ数回投球した時と同じで、１０枚目付近に
はっきりしたオイルの濃淡があるものの、あまり外に出してしまうと
ボールが戻りきらない状態でした。

１～２ゲームはカメレオンで主に投球したものの、やや動きがあわず、
スプリット以外はミスがないながらスコアは今ひとつ、３ゲーム目は
ボールをインフェルノに替えストライクが続きだしたのですが、そこで
思わぬことが起きました。
スペアボールのリリースの際、やや親指が引っかかる感触があり、指の
関節が鳴るような音がするのです。

しばらく我慢して投球もしましたが、思ったところにボールが行かなく
なり、また、怪我をしては大変なので最後はスペアボールを使わずに
投球しましたが、イージーミスが多くなり散々でした（苦笑）

投球を終えボールを片付けるときになって、ようやく原因が判明した
のですが、何とサムグリップの接着が甘くなっていて、投球のたびに
抜けかけていたのが引っかかりと怪しい音の原因だったのです。

更に投球後半のコンディションにあっていたカメレオンのサムグリップも
緩く感じるようになり、リリースとコントロールがバラバラになり、
ストライクを続けることが出来なかったので、今日はサムグリップに
泣かされる日になってしまいました。

使用ボール　カメレオン、インフェルノ、ターゲットゾーン
投球ライン　１０～１５枚目真っ直ぐ～出し気味
スコア　182　168　224　174　146　170　198　178
ＡＶＥ　180.00

グリップ類

今回は現在、私が使用しているフィンガーグリップとサムグリップの
特徴（個人的感想・評価）を書いてみたいと思います。

フィンガーグリップ

・TENTH FRAME　デュアルサイド ツアーエディション フィンガーインサート
　オーバルとチップタイプのいずれかを使用できるタイプでオーバルを使用。
　サイズは1/32インチごとで材質はおそらくゴム。
　価格は通販で1個350円程度。
　某プロショップでボールをドリルしてもらった際、このグリップが付いて
　きたが、うたい文句どおりソフトで感触は良好。
　弱点は1/32インチごとのサイズであるため、フィッティングに敏感な人は
　ちょうど良いサイズが見つからない可能性があることと、何らかの事情で
　サイズがあわなくなった場合は、無理やり指を入れることが難しいこと。

・VISE　O/PO
　オーバルとパワーオーバルのいずれかを使用できるタイプでオーバルを使用。
　サイズは1/64インチごとで材質はおそらく塩ビ。
　価格は通販で1個250円程度。
　上記のグリップでオーバルの良さを実感したので、別のメーカーのものを
　試したくなって購入。
　やや硬めではあるが実用上問題はなく、多少きつめになっても無理やり指を
　入れることも可能。
　リフトが強い人は消耗が激しいという情報もあるが、個人的には安価で入手
　もしやすいため、今のところベストの選択。

・Turbo 2-N-1 Grips　Quad ice
　四種類の使い方が出来るグリップでオーバルを使用。
　サイズは1/64インチごとで材質はおそらく塩ビ。
　価格は通販で1個250円程度。
　某通販でボールを購入した際、VISEが選択できなかったため、試しに付けて
　もらった。
　オーバル面を使用すると指の爪側が滑り止めつきのオーバル面になるため、
　VISEとは指を入れたときの感触は異なる（サイズは問題なし）。
　落とすほどではないが、VISEよりもやや滑る感触もある。

サムグリップ

・TENTH FRAME　アルティメイト サム インサート
　オーバルとテーパーのいずれかを使用できるサムグリップでオーバルを使用。
　外径は1・1/8インチで内径は1/64インチごと。
　VISEやHI-SPORTS扱いの同種のものと比べると外径はやや大きめに感じる。
　材質はおそらく塩ビ。
　価格は通販で1個500円程度。
　某プロショップでボールをドリルしてもらった際、付けてもらったが、
　ウレタン製のサムソリッドより滑らないのでボールを落とし気味の人には
　いいかもしれない。
　弱点は扱いが難しいこと。
　挿入の角度が重要で、角度が一度決まってしまえばサムホールの調整は、
　最小限で済むが、ベストの位置が一度で決まるとは限らない。
　また、挿入時に角度がずれやすく、一度入れてしまうと修正は困難。
　さらに接着剤で固定してしまうと、取り外すのに苦労するので、個人的には
　接着せず差し込むだけにしている。
　材質の性質上、溶剤系の液で拭いてしまうと、溶けるので要注意。
　

自分の投球スタイル

現在の自分の投球スタイルを記したいと思います。

ボウラータイプ　ストローカー
助走　５歩
球速　ピンヒットまで2.5～2.6秒（ビデオで75～8コマ位）
回転数　200rpm程度（EPX-T1の説明書の計測法による）
リスタイ　なし
好きな投球ライン　5～10枚目真っ直ぐ

フォームの特徴
・全体的な形は肩を開かないスタンダードスタイル
・助走の１歩目は非常に小さく４歩助走に見える（かもしれない）
・プッシュアウェイは大きい
・バックスイングは前傾姿勢が深めのため見た目は高い
・脇は締まっている（腕は軸足のすぐ側を通過している）
・腕は振り切れている（思い切りが良いという評価）

その他
・３～２５枚目間のラインは投球可能（打てるかは別にして・笑）
・内壁があり、アウトサイドが使えるコンディションは得意
・インサイドを投げることに抵抗感はないが、曲がりの幅が大きい
　タイプではないため、ストライクの幅が狭く、なかなか打てない。
・プッシュアウェイが大きいため、上体が早めに前傾姿勢になる
・助走の３歩目がつま先から入っているため、歩幅が小さくなり
　４歩目でパワーステップを踏めていない（踏めない）
・上記の理由により、４～５歩が体のバランスを保つための
　ステップになり、高いバックスイングの割にリリースに余裕が
　ない
・リリース時はブロークンリスト気味だが、スイングの大きさで
　何とか現在の回転数を維持している（高速回転リリースではない）
・リリースのイメージは手は廻さず、そのままフィンガーで押し出す
　感じ（実際にはリリース直前に掌は少し内側を向いている）

ボールの素材と表面加工

本日はビッグボウル越谷で投球しました。

午後に投球しましたが、いつものようにアウトサイドは手前にオイルがなく
使えない状況でしたので、インサイドからの投球となりました。

４ゲーム目までは、主に先での動きの大きいラジカルインフェルノで投球
しましたが、手前のオイルが少なめなためか動きが安定せず、出しすぎれば
伸びたオイルに捕まってノーヘッドか薄め、内ミスすれば厚めに入りすぎて
スプリットと非常にストライクの幅の狭い状態でした。

５ゲーム目は思い切ってインフェルノにボールを替え、更に表面を軽く
サンディングして投球しましたが、薄めでも厚めでも裏でも（笑）ピンが
飛ぶようになり、あっさりとノーミス、２００ＵＰとなりました。

投げ方は特には変えていませんので、これは、ラジカルインフェルノ
以降に採用されている「オクタン」素材とインフェルノから採用された
「アクティベーター」素材の特性と表面加工によってリアクションが
変わる典型的な例だと思いました（ラジカルインフェルノはやや光った
表面の状態です）。

球質にもよりますが、「オクタン」は手前のオイルが薄いとエネルギーを
ロスして奥の動きやピンアクションが悪くなるため、使える場面を選び、
「アクティベーター」は比較的融通が利くというのが個人的な感想です。
また、インフェルノは古いボールですが、８００番程度に曇らせておけば、
多くの状況で使いやすいボールです（個人的にはですが）。

使用ボール　インフェルノ、ラジカルインフェルノ、ターゲットゾーン
投球ライン　２０～２３枚目を大きく出さないライン
スコア　137　169　156　145　223
ＡＶＥ　166.00

前後の重心に気をつけて

本日は松原スターボウルで練習してきました。

待ち時間もなく、すぐに投球を開始するとコンディションは先週同様、
１０枚目を境にオイルの濃淡がはっきりしている状態でした。
ただし、１０枚より外はバックエンドがそれほど切れていなかったため、
あまり外に向けて投球するとボールは戻りませんでした。

今日は投球の際、あまり早く前傾姿勢にならないように気をつけました。
ステップワークが良くないことは、既に指摘されていて、何とかしようと
思い、自分の投球したビデオを見て原因を研究していたのですが、
プッシュアウェイの際、上体が引っ張られて前傾姿勢を早く取りすぎて
いることが問題ではないかと思ったのです。
とりあえず、プッシュアウェイ後、ダウンスイングに入るまでは、体が
垂直になるよう心がけました。

一応、フォームを妻に見てもらった結果、投球の全体の流れとしては、
目に見えて変わったということはなかったようですが、副次的効果として
フィンガーによく乗っている感覚が得られ、ボールの切れは良くなった
感じがします。
ついでにスペアボールを使ったスペア率も上がったようで、５ゲーム目
までは、ローゲームでも１９６でした。
６ゲーム目以降は、サムホールが急に緩くなった感じになり、リリースが
不安定で駄目でしたが・・・

次回はボールを調整し、ビデオでのフォームチェックをしたいと思います。

使用ボール　カメレオン、ラジカルインフェルノ、ターゲットゾーン
投球ライン　１０～１４枚目真っ直ぐ～出し気味
スコア　196　213　197　198　205　141　169　177
ＡＶＥ　187.00

世界タイトル戦総括

１０日にバンタム級のダブル世界戦、１４日にＳフライ級の世界戦が
あったので、私なりの感想を書きたいと思います。

シドレンコ×池原

王者のシドレンコはファイタースタイルですが、バランスがよく、
パンチを当てることがうまい、テクニシャンという印象でした。
池原選手は王者を押し込んでいって打ち合い、体力を奪っていく作戦を
とっているように見え、それ自体は正解だったように思えましたが、
強打を警戒しているのか手数が少なく、終盤、息が上がりかけていた
王者を崩すまでに至りませんでした。
試合後の池原選手のインタービューでもあったようですが、２回の
王者のカウンターがポイントだったようです。

長谷川×マルドロット

長谷川選手は、試合間隔が空いた影響があるのか、大振りのパンチで
バランスを崩しているが目につきました。
それでも、致命打を喰らうことなく、ポイントをとる効果的なパンチを
ヒットさせるところはさすがだと思います。
チャンピオンになってから常に強敵との試合を重ねている自信と経験は
伊達ではないと感じます。
一方、マルドロットは欧州王者、ランキング１位に恥じない好選手だと
思いました。
手数は少ないものの、ガードは常に高く、スイッチしながら時折見せる
カウンターは油断できない強さに見えました。
判定は大差がつきましたが、ポイントをどちらに割り振るかといえば、
王者というラウンドが多かったということで、弱い挑戦者ではなかったと
思います。

ムニョス×川嶋

圧倒的な強打を誇るムニョスに川嶋選手がどのような戦法で迫るのか
興味がありましたが、足を使ってパンチを空振りさせ、スタミナを
奪う作戦をとるとは意外でした。
減量失敗の影響があるとはいえ、中盤以降、ムニョスのスタミナが
がっくり落ちてしまったのは、リズムを作らせなかった川嶋選手の完全に
作戦勝ちで、日本人には不敗で無敵に見えたムニョスの弱点が見えた
といってもいいと思います。
試合直後、序盤は手数を押さえてポイントは奪われたものの、中盤以降、
ペースを奪い、１１ラウンドのピンチをしのいで、最終回も反撃した
川嶋選手の手が挙がるものだと思いましたが、３－０で王者の手が
挙がったのは意外でした。
解説のガッツ石松氏のコメントに影響された面はありますが、手数は
少ないながらダメージを与えるパンチをヒットさせた川嶋選手の方に
見えましたので・・・
ただ、冷静に考えてみると、ムニョスは苦しいながら試合を通じて手数を
多く出し、ダメージは少ないながら、相手にガードをさせて見栄えのいい
場面をしばしば演出していましたから、微妙なラウンドは押さえることが
出来たともいえます。
このあたりは、アマチュア経験も長く、ポイントをとる術をよく知っている
といわざるを得ません。
試合後、川嶋選手は引退を表明しましたが、数々の強豪選手と名勝負を
繰り広げ、感動を与えてくれたことに敬意を表し、第２の人生も上手く
いくことを祈るばかりです。

７割の力で

今日はビッグボウル越谷で投球しました。

３０分ほど待った後、投球すると相変わらずの遅いコンディションで
２０枚目よりも中からライン取りとなりました。
ほかのセンターではなかなか投球できないラインなのでいい練習には
なりますが・・・

投げなれないライン取りをすると力が入り過ぎ、コントロールが
乱れる傾向にあるので、今日は全力でなく、７割程度の力で投げる
ことを心がけてみました。
結果は、ストライクは少なかったものの、ウォームアップを兼ねた
１ゲーム目を除けば、２ゲーム目以降でイージミスは３回でした。
同時投球されがちな状況からすれば、上出来だったと思います。

課題はインサイドを投球したときのストライク率を上げることに尽きます。

使用ボール　インフェルノ、ラジカルインフェルノ、ターゲットゾーン
投球ライン　２０～２３枚目を大きく出さないライン
スコア　151　190　161　181　193
ＡＶＥ　175.20

グリップ時の意識とボールの使いどころ

本日は松原スターボウルで投球しました。

若干の順番待ちがあり、その間、他の人の投球を観察していましたが、
１０枚目付近にオイルの濃淡がはっきりとあるようなコンディションに
見えました。
そして、実際に投球してみると、オイルの状態は見た印象のとおりで、
オイルが薄めの１０枚目より外のラインは使いにくい状態でした。

今日はボールをグリップする際、基本に立ち返り、人差し指と小指に
力を入れて（意識して）みましたが、回転は良くなったように感じました。
意識を変えた効果か、バックエンドの切れはあるためか、分かりませんが、
オイルの中をまっすぐ通すかややオイルの薄い部分に出すラインを取ると
幅を感じました。

ただ調子に乗って、エポキシ素材を表面に採用しているＥＰＸ－Ａ１を
試してみたのは失敗でした。
手前のオイルを剥ぎ取りすぎてしまうのか、ストライクが急に来なくなり、
最終的には８ゲームトータルでストライク数は２６、ここ最近でも最低の
ストライク率でした。
エポキシ素材のボールは、使いどころを考えなければならないようです。
通常のボールで打てる時は使わないほうがいいように感じます。

使用ボール　カメレオン、ラジカルインフェルノ、ＥＰＸ－Ａ１、ターゲットゾーン
投球ライン　１０～１２枚目真っ直ぐ～出し気味
スコア　159　235　208　160　201　180　149　161
ＡＶＥ　181.63