なかなかCJ3B-J3の初版の取説を目にする機会は少ないと思います。昨日ご紹介した旧版の諸元表を良く見ると型式番号の下に一番最初にエンジンの項目が記載されています。右の方に目をやると『1953年以降』という但し書きがあります。そうして車両重量の単位にはkgが使用され、タンク容量にはガロンが使用されています。私の勝手な判断ですが、米国からCKD(セミノックダウン)方式で部品を輸入し、日本側でも供給可能な部品を組み込んだ初期型CJ3B-J3型は、1953年頃から一般販売が開始され、その際に添付されたのがこの取説ではないかと考えています。おそらく日本初の車両用取説です。なので以下の取説最初のページに記載されている文言は、あたかも英語を日本に翻訳したような違和感が随所に感じられます。1959年以降の新版は、現在の取説表現に近くなっています。新版の取説は機会をみてご紹介します。1953年から1958年までの6年間は、ステップからステップまでの車幅が172cm(旧版取説数値は171.5cm)になっていたものと考えます。そして1959年以降は純ちゃんの車両の車検証記載数値から166cm。この差は6cm。つまり片側3cm。片側で3cmはかなりの違いです。どこからそのような違いが生まれてきたのでしょうか?実に奥が深いですね。
《1953年頃の初版と思われる取説の最初のページの記載内容》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/76/4a825e89b708746ec1549ad03c3f00de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ec/8ef18303edb59c34182e4ccb51d51f54.jpg)
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塩井まで。
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