やねうら日記

~日常の中にある幸福

追悼 大林宜彦

2020年04月11日 | 映画
ご冥福をお祈りいたします。

「さびしんぼう」は30回ぐらい見ました。
そのたび同じところでぐっときて、ちょっと泣き、ちょっと笑う。

初めての一人旅は尾道で、とても暑かった。
ぶらぶら楽しく、ぶらぶら悲しい。
そんな町だった。
「時をかける少女」も、もちろん「転校生」も。


とても美しく
とても悲しい
とても透明

ありがとうございました。

A MOVIE

人が人を恋うるとき
人はみんな
さびしんぼうになる

◆『ちはやふる 上の句』

2018年11月25日 | 映画
◆2018 MOVIES 3◆

『ちはやふる 上の句』 2016 小泉徳宏

いつの時代にもある高校生青春モノ。好きなジャンルの映画だ。
内容は正直どうってことなかったが、いちいちホロっとくる。こんな感じに弱いのだ。
最近は、昔の大河「功名が辻」を見ていて時間がない。もうちょっと映画も観よう。

◆『ファインディング・ドリー』

2018年06月23日 | 映画
◆2018 MOVIES 2◆

『ファインディング・ドリー』 2016 アンドリュー・スタントン、アンガス・マクレーン

6月になってからずっと仕事が忙しい。
今日も家でゆっくりとする。子供たちは2人とも塾に行き、カミさんと映画を観る。
前作は映画館で観て、不覚にも涙が出たのだ。

さて、ドリーは・・・
うーん、やりたいことは分かるけれど偶然に頼りすぎた展開と、テンポががたがた(ドリーが忘れるから仕方ない)で、今一つだった。


明日は3-10CHAIN(水戸華之介)のライブ。
スマホでのチケット受け取りだったが、スマホが壊れてリセットされてしまい、チケットがなくなった。領収で許してくれるだろうかな。

◆『君の名は。』

2018年01月13日 | 映画
◆2016 MOVIES 1◆

『君の名は。』 2017 新海誠

あまり好きな映画ではなかった。何があんなに熱狂させたのか分からなかった。僕は想像力不足か。

***
 朝から寒中見舞いを作った。
 昼はガス屋さんが来て、給湯器とガスコンロの見積もりをしてもらい工事契約を行った。
 夕方、お願いしていた位牌を取りにお寺を尋ねた。
 夜、映画を観た。(実に1年ぶり)

自由な時間、進む用事。

◆『空気人形』

2016年10月14日 | 映画
◆2016 MOVIES 15◆

『空気人形』 2009 是枝裕和

猟奇的な気狂い映画かと思っていたが、裏切られた。ファンタジー的な要素もあり、哲学的でもある。とても切ない。さすが是枝監督だ。主演のペ・ドゥナもとてもいい。チャーミングだ。
これももう一度観たい映画だった。


◆『罪とか罰とか』

2016年10月11日 | 映画
◆2016 MOVIES 14◆

『罪とか罰とか』 2009 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

有頂天、ナゴムレコード主宰のときは、ちょっと変わったミュージシャン程度だったが、後の劇団旗揚げ、テレビや映画の脚本、監督、その他諸々の活動とそのクオリティを考えると、これを天才と言うんだろうな、と思う。溢れる才能、枯渇しない才能。そんなにたくさん作品に触れた訳ではないけれど、観た映画(おいしい殺し方、グミチョコレートパイン)、テレビ番組(時効警察)もめちゃめちゃ面白かった。もちろん合う合わないは人によってあるんだろうけど、ケラが作る不条理感は僕にはぴったりしっくりくる。そしてこの「罪とか罰とか」も面白かった。激しくバカバカしく。成海璃子もよかった。(彼女はPUNK好きの不条理映画好きで非常に好感が持てる)
もう一度必ず観るだろう映画だった。

◆『告白』

2016年10月09日 | 映画
◆2016 MOVIES 13◆

『告白』 2010 中島哲也

自分の観るタイプではない映画だった。ミステリータッチの本や映画にはほとんど触れない。興味がない。
この映画はたまたま録っていたので何気なく観てしまった。人気作品であり、これを面白いという人が多いことに驚く。そんなに現実に刺激を求めているのだろうか。映画としてもつじつまの合わない部分が目につくし、ラストもすーっと気持ちが映画から遠ざかっていくのが分かった。
怖い思いや嫌な感情は現実で事足りているから僕は要らないなぁ。

◆『ベイマックス』

2016年10月08日 | 映画
◆2016 MOVIES 12◆

『ベイマックス』 2014 ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ

ディズニーらしくないアクション映画だった。日本色が濃く、マジンガーZ的、戦隊ヒーロー的。
とうか戦隊ヒーローそのもの。
面白くもあり、ほろっとさせられるところもあり、ドキドキ感もある。

◆『不思議な岬の物語』

2016年09月27日 | 映画
◆2016 MOVIES 11◆

『不思議な岬の物語』 2014 成島 出

これが吉永小百合か、と。彼女の映画は初めて観た気がする。可愛さがあり、サユリストになるのも分かる気がする。
映画は悪くはないけれど断片的で、不思議な力に頼りすぎたような。そもそも「不思議な」岬の物語ではあるのだけれど。阿部寛はいいね。うまい。

◆『バグダッド・カフェ』

2016年09月22日 | 映画
◆2016 MOVIES 10◆

『バグダッド・カフェ(ニューディレクターズカット版)』 2008 パーシー・アドロン

いつか観なきゃと思いつつ、手が伸びなかった1本。

まずは絵が前衛的で美しい。ストーリーは想像していたものとは違っていた。たくさんの人が「素晴らしい」というほど正直言って僕は分からなかったけれど、もちろん悪くない映画だった。オリジナルと完全版があるようなので、それも観てみたいな、と思う。


いや、観てから7時間ぐらい経ったが、なんだかじわじわ心の中で動き始めている。時々ライブでもある。見ているときは「楽しい」ぐらいだったのが、帰ってきて時間がたつとものすごくよくなる時が。
そんな映画だった。

◆『マザーウォーター』

2016年09月12日 | 映画
◆2016 MOVIES 9◆

『マザーウォーター』 2010 松本佳奈

「かもめ食堂」的な映画だったが、イマイチ乗れない。雰囲気を大事にしすぎ、というかそれしかなく。ゆるさばかりが強調され、設定が分からなさ過ぎた。キャスト(小林聡美、もたいまさこ、市川実日子、小泉今日子)が良いだけに残念。


◆『麦子さんと』

2016年09月04日 | 映画
次男の野球がとうとう公式戦を迎えた。4年生大会だ。
膝の調子が悪いため、一切練習には参加できず、久々に試合だけ見に行った。足を引きずりながら。

チーム全体ガッチガチ。1回にフォアボールを連発し、走られ、あっと言う間に5点。(5点で交代というルール)
そのあとも持ちなおさず、3回10対0でコールド負け。息子は1打席、1三振。だめだこりゃ。


◆2016 MOVIES 8◆

『麦子さんと』 2013 吉田恵輔

母と娘の話。期待していた訳でなく何となく観たが、切なく、図らずも面白い映画だった。ほろっと来る。
堀北真希の芝居も素晴らしい。いい女優さんだなあ。

調べてみると「純喫茶磯辺」の監督だ。なるほど、あの映画も面白かった。

◆『君は裸足の神を見たか』

2016年08月20日 | 映画
バカ息子たちの読書感想文と自由研究。
ろくでもない一日。完成もしない。とほほ。

夜、一人で映画を観る。文化的活動に渇望している。
僕に言葉を。映画を。詩を。音楽を。


◆2016 MOVIES 7◆

『君は裸足の神を見たか』 1986 金秀吉

高校生のときだったか。世界で一番切ない映画と思った記憶だけがあった。どうもDVDにもなっていないようで、スカパーで録っていたのを満を持して観た。
悪くはなかったが、泣くほどではない。
悪くはないだが。

***
一匹の猫だから、うれしい
一匹の猫だから、かなしい
彼女も、たった一人だから、うれしい
たった一人だから、かなしい