◇2018 BOOKS 7◇
『関ケ原(下)』 司馬 遼太郎
長い小説だった。
雨にぬれそぼり、絶望の淵から這い上がったもの、転げ落ちたもの。まさに天下分け目の戦いだった。
たくさんの思いが駆け巡る。
生きていく中で大事なものはなにか、大事にしなければならないものと犠牲にしてよいもの、自分の立ち位置を見極めること、自分と他者との関係。
どうやたって自分は三成だと思った。
義を通して胸を張って生きたいし死にたい。
とは言え、犠牲にはできないものが現代社会には多く、後になってから言えることかもしれないが。
立ち位置を確立できずにここまで来たなぁ、と思う。
『関ケ原(下)』 司馬 遼太郎
長い小説だった。
雨にぬれそぼり、絶望の淵から這い上がったもの、転げ落ちたもの。まさに天下分け目の戦いだった。
たくさんの思いが駆け巡る。
生きていく中で大事なものはなにか、大事にしなければならないものと犠牲にしてよいもの、自分の立ち位置を見極めること、自分と他者との関係。
どうやたって自分は三成だと思った。
義を通して胸を張って生きたいし死にたい。
とは言え、犠牲にはできないものが現代社会には多く、後になってから言えることかもしれないが。
立ち位置を確立できずにここまで来たなぁ、と思う。