やねうら日記

~日常の中にある幸福

原田知世など

2018年09月25日 | 音楽
最近よく聞いている音楽は、原田知世、飯島真理、原田真二、松永夏代子など。
うるさいのはあまり聞かなくなった。


とても好きな原田知世の曲。

「雨のプラネタリウム」

高層ビルの隙間シルクの糸が踊る
都会の空の星を落としたみたいに・・・・・・
"もう僕たちは会わない方がいい"
ふいに車のルーフ開けた

雨のプラネタリウム
街が泣いてる
胸の悲しみを映すように
雨のプラネタリウム
街が泣いてる
何も言えなくて
濡れたままの2人


高速道路走るライトの帯は銀河
私の頬の涙流星みたいね
"ねえ Car-radioはこのまま消さないで"
せめて思い出の曲聞くわ
長い接吻なんて
似合わないから
そっと胸の中包むように

長い接吻なんて
似合わないから
瞳の向こうに
忘れないで愛を・・・・・・

やさしくするのはやめてもうこれ以上
今の一言は光るナイフ
雨のプラネタリウム
街が泣いてる
愛の悲しみが
夜の空に落ちる

35th Anniversary Tour “Wrecking Ball”

2018年06月27日 | 音楽
35th Anniversary Tour “Wrecking Ball”
JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)

ほとんどスライダーズ時代の曲で、泣けた。

感想を言えるほど冷静ではいられず、ただ立ちつくして、聴いた。


「ありったけのコイン」

ありったけ コインかきあつめて
のんだくれ オマエとどこへ行こう
つかの間の夢でも さがそうか

やってくる朝は あいかわらずさ
かわいてる風が 吹きぬける街

Ah baby, baby どのくらいの願いごとが
Ah baby, baby 空の下にぶらさがってる

今夜オマエに 何を買ってやろう
今夜オマエに 何を見せてやろう

ありったけ コインかきあつめて
のんだくれ オマエとどこへ行こう
見も知らぬ街まで 飛ばそうか
行き交う車を 目で追いながら
通いなれた店で グラス片手さ

Ah baby, baby どのくらいの泣き顔を
Ah baby, baby 雲の中にかくしてる

今夜オマエに 何を買ってやろう
今夜オマエに 何を見せてやろう

Ah baby, baby どのくらいの願いごとが
Ah baby, baby 空の下にぶらさがってる

ありったけ コインかきあつめて
のんだくれ オマエとどこへ行こう

***

こんなにロマンチックな詩を書けるハリーはどんな人なんだろうか?
ただただ、涙が出た。

水戸華之介&3-10 chain 「溢れる人々2018」

2018年06月24日 | 音楽
水戸さんのライブは、年に1回、アコースティック形式の「ウタノコリ」だけかかさず行っている。
バンド形式の3-10chainの方は、楽曲があまり好きではなく、敬遠していたのだ。
しかし、このツアーはデビューアルバム「溢れる人々」を全曲やるということで、すごく楽しみにしていた。

ライブハウスは一杯で100人以上入っていそうだった。僕のように久々に来た、というお客さんも多いのではないかな。オールスタンディングも本当に久しぶり。前回はもう10年くらい前だ。
フロアに立って、あっ、と思い出した。そうだ。後ろの方は見えないんだった。
高校生の時からライブに行くようになって、1箇月に1回は行ってた。席に座ったことなんてなかった、そうだったなぁ。こんなだったな。

さてライブの方は、想像以上にみんな腕をあげ、踊る踊る、そして飛ぶ。客は同年代なのに。20歳の頃のようにアホみたいに踊る。アンジー歴なら負けはしない。デビュー30周年だが、僕が始めて見に行ったのは33年前なのだ。古い曲で知らない曲はない。大騒ぎし、もう、死ぬかと思った。体力的に。。。

とても楽しいライブだった。
いろいろ好きなものはあるけれど、アンジー、水戸さんの世界以上のものは僕にはない。それを確認した。

水戸華之介&3-10 chain "デビュー30周年記念ツアー 【溢れる人々 2018】

2018年04月09日 | 音楽
水戸華之介&3-10 chain "デビュー30周年記念ツアー 【溢れる人々 2018】

甲子園の阪神戦とバッティングしてしまった水戸さんのライブ。今回は30周年ということで、デビューアルバム「溢れる人々」を全曲やるとのこと。行かない訳にはいかない。満を持して取った野球のチケットだが仕方ないので後輩に譲ることにした。

とにかくアンジーだ。水戸さんだ。
どうしたって僕の中では何よりも優先される。デビュー30周年だが、水戸さんの歌を聞き始めて33年になる。デビュー前からの古いつきあいだ。
ライブは多分、10年ぶりぐらいのオールスタンディング。体力が持つか、腰痛の腰が持つか心配。

JOY-POPS ”Wreckig Ball”

2018年03月27日 | 音楽
諦めていた村越弘明のライブチケットが手に入った。大阪公演の先行予約に間に合い、晴れて行けることとなった。親切に対応してくれたオフィシャル・サイトの方に感謝。

来年還暦を迎えるハリーも歳をとったなぁ、と思う。髪も薄くなったし、声の出も以前に較べると張りがなくなった。さて、このライブ今の僕にどう映るだろうか。

しかし、全盛のハリーと蘭丸はかっこよかった。ありえないほどかっこよく、セクシーで憧れまくっていた。

村越弘明

2018年03月24日 | 音楽
僕にとって、5本の指に入る好きな(大事な)ミュージシャン、歌い手。村越弘明。(ex.THE STREET SLIDERS)
ツアーが始まり、今回はSLIDERSの元メンバー蘭丸(土屋公平)と一緒に回るという。これは絶対行かねばと思い、チケット発売日の今日、9:00からパソコンの前に座る。会員登録やら、チケットの買い方やらシュミレートし、準備万端。
10:00繋がらない。。。
10:03 sold out。。。

なんのこっちゃ。
ショックから立ち直れない。

別の会場でのチケットにチャレンジすることにした。こっちは平日のライブだけれど。

ウタノコリ

2017年10月14日 | 音楽
毎年この時期に大阪に来る水戸華之介のライブ。必ず行くようにしている恒例行事だ。

1曲目から泣いた。
誇張でなく、涙が溢れて止まらない。

美しい歌声と心に染み入る歌詞。
毎回思う。水戸さんに出会えてよかったなぁ。人生でのかけがえのない宝物だなぁ、と。


珍しい曲では「シャ・ラ・ラ」、「見事な夜」など。
いつか最も好きな曲のひとつである「火の見矢倉」をやってくれないかなぁ、と思う。

ROX IN THE BOX

2017年09月26日 | 音楽
久しぶりにCDを買った。
THE STREET SLIDERS の「ROX IN THE BOX」。
10年ほど前に出た全オリジナル・アルバム10枚+未発表曲を含むボーナスアルバム1枚の計11枚。
アルバム半分は持っているけど、持っていないものがあり(かつてカセットかMDで持っていた)、それは絶版になっている。オークションでもアホみたいに高い。

この「ROX IN THE BOX」もプレミアがついていて、定価2万円が3~4万以上で取引されている。今回、オークションで3万円。底値と思い、購入した。

暫く、スライダーズ漬けの日々だ。

柴田三兄弟

2016年02月20日 | 音楽
最近心に入ってくる音色は三味線。吉田兄弟を時々聴く。
たまたま、近くの市民ホールIに柴田三兄弟という三味線のトリオが来るというので、行ってみた。小ホールで定員は150名ぐらいだろうか。客は7~8割入っている。ほとんどが年配の方々。

柴田三兄弟。長男、長女、次女のトリオ。経歴を見ると津軽三味線の大会では向かうところ敵なしの実力派のようだ。果たしてその演奏とライブは。。。

行ってよかった。チケット2,000円は余りある価値があった。CDなんかで聴くのと違う緊迫感はやはりライブならではだ。トリオの意味もなるほどと感動した。詳しいことはよく分からないけれど、一人がベースを弾き、2人がメロディを重ねているようだった(嘘かも)。三味線の音の出し方は近くで見てもはっきりしない。音とばちを持つ右手が一致していないので、左手でタッピングしているんだろう。
まぁ、とにかく、僕の三味線ブームはしばらく続きそうだ。本当は自分でやってみたいんだが、ハードルがかなり高い。


ウタノコリ

2015年10月18日 | 音楽
帰省からの足で水戸さん(水戸華之介)のライブを見に行く。


「ジョンのうた」

教科書をみんなランドセルに詰めて 母さんと一緒に家を出る朝
だけどジョンはどうする 置いていくの 連れていかないの どうしてもなの

一人ぼっちの父さんは 面倒みるのかな
一日中 酔っぱらっちゃって 忘れてしまうよきっと

散歩に行けると思ったみたい 尻尾を振って ジョンが鳴く


時々こっそり様子を見に行った 犬小屋の周りはめちゃめちゃなの
食べ残した餌干からびちゃって あちこちウンチが転がっていて

鎖が千切れるくらいに 喜んで飛び回る
さよならするときいつまでも こっちを見つめていた

散歩に行けると思ったみたい ウンチまみれの ジョンが鳴く


父さんがジョンを保健所にやったらしい 隣のおばさんが知らせてくれたんで
僕と母さんは急いだんだけど 昨日のうちに処分したって

処分ってなぁにって母さんに聞いたら 少し黙ってから
あのね 向こうのお山にね 放してやったんだって

やっと散歩に行けたんだよね お山の上で ジョンが鳴く


もう一度 飼ってあげられるようになったら 戻っておいでよ ジョンを呼ぶ

「ジョンのうた」(youtube)
曲を聞かないと多分何も伝わらないので。

***
初めて聞いた歌だったが、泣けた。何だかいろんな感情が入り混じってしまった。
会場はあり得ないぐらい静まって、演る側も見る側もライブを立て直すのに大変だった。
この歌よりもっと沈む歌はたくさんあるけれど、初めてのことだったなぁ。
水戸さんの歌声はまた更に磨きがかかった気がした。



Manhattan Jazz Quintet

2015年07月17日 | 音楽
Manhattan Jazz Quintetのライブに行った。ジャズは詳しい訳でもないが、時々聞く。生ジャズ初体験は数年前のクリヤ・マコトだった。たまたまラジオで聴いて気に入り、ライブに行ってみたら良かった。生だ、ライブだ。

MJQのCDを1枚持っている。それが近くに来ると言うので本物を聴いてみようと思い、行ってみたのだった。演奏に人柄の良さが出ていて、楽しいライブだった。ドラムが心地よくカッコよく、リズムを刻むのがこんなに気持ちいいのかと思った。曲はよく耳にするスタンダードナンバーが主で、ジャズ門外漢にも楽しめた。CDを買ってサインもしてもらったのだった。

ウタノコリ~そろりそろりと急いでまいる

2014年10月11日 | 音楽
この鬱屈した状況を、大げさに言えば、救ってくれるのは何だろう、と思った。
少しでもリラックスできて、楽しめて、気分転換できて、がんばろうと思えるのは、と。

映画、本、野球、美術館、運動、旅行、買い物、食べ物、酒・・・
どれもすっきりとはさせてくれそうにはない。それほど根深い。そんなときまた、水戸華之介のライブがあると知って、すぐにチケットを(しかも遠く2時間以上かけて)買いに行った。(そこで買うと優先的に入れるので)
全てを手放しで受け入れてくれて、受け入れられるのは、水戸さんの歌しかない、と思った。

水戸さんの歌を聴いてもう30年になる。彼の歌、詩を越えるものはいまだに出てこない。


***

小さいライブハウスで、客は6,70人。おじさんとおばさんばかりだ。その昔、アンジーやエレカマニアを聴いていた人たちが、水戸さんとともに歳を取ったのだ。「ああ、君も歳を取ったんだね」と。
ライブは「マグマの人よ」で始まった。僕は泣かなかった。泣けなかった。今の僕はこんなに傷ついているんだ。

客と水戸さんは牽制しあいながら進んでいく。客同士もそうだ、いい大人はこぶしを挙げたり、キャーと言ったりしないのだ。お行儀よく、拍手をしながら淡々と。


「青空を見たとき」

朝っぱらの散歩は 眠れない夜の次
静かな交差点を渡る

すずめ達がなけば 空は青くなる
そうだよあの頃と同じに

白い雲と 同じ青空を見た
君はどうだか知らないが 僕は今でも元気です

ちょっとしたことを 思い出したんだ
麦わら帽子あは消えたけど
河原の石で 足を切ったこと
君がビワの木から 落ちたこと

白い雲と 同じ青空を見た
君はどうだか知らないが 僕は今でも元気です

手紙なんかは書きますか
ヒマがあったら どうですか

白い雲と 同じ青空を見た
君はどうだか知らないが 僕は今でも元気です

思い出したりしてますか 空は今でも青かった


***

思いがけず涙が溢れてきて、ボロボロ泣いた。
まだ、泣けるんだ。

***

そのあとのロックンロール・タイムは、このおじさんおばさんたちを、立たせ、躍らた。羞恥心を捨てさせた。
拳を突き上げ、叫び、歌う。阿鼻叫喚、地獄絵なのだ。「天井裏から・・・」「素晴らしい、素晴らしい」と。

***

やはり水戸さんだった。
僕の15歳の選択は間違っていなかった。

***

しばらくはこれで生きていける。
くそったれ、って思う。

好きなうた  ~春休み <水谷麻里>

2014年01月28日 | 音楽
「春休み」 水谷麻里 歌詞:サエキケンゾウ

AH 目眩する フィルム早回し
風に色がつく 魔法なぜかしら?
パステル色の手紙には
メタモルするまでに 時間のプレゼントさ

アドレス帳 白いページ 開けたままで
今は子猫 日差しの中遊びたいの
宝石箱へと 心が旅立つ

ほら 春休み

AHクレパスで 描く はにかみが
パズル並べ替え 秘密浮かべてる

誘惑されていい季節には
ドレスに着替えたら 友達もライバルね

とっておきのレースハットそのままでね
足に慣れたスニーカーでよそいきです
ちぎれたボタンが キラキラと光る

あの 春休み

アドレス帳 白いページ 開けたままで
君と子犬 グラスの上転げたいね
宝石箱へと 思い出を詰める
bye-bye 春休み

***
歌詞はパール兄弟のサエキケンゾウ氏。
こうして書いてみると、よく分からないほわっとした詩で、共感、感情移入する部分は見当たらないのだが、メロディーに乗るととてもせつなくなる。

早春にこれを聴くと春が待ち遠しく感じる。
春の真ん中に聴くと胸が締め付けられる感じがする。
春の終わりがけに聴くと居ても立ってもいられず、心に穴が開く、感じがする。

多分、何かの記憶と結びついているからだろう。

ゆあさまさや「ソロギター活動10周年記念ワンマンコンサート」

2013年11月23日 | 音楽
ゆあさまさや「ソロギター活動10周年記念ワンマンコンサート」へ行く。
観光シーズン、紅葉シーズン全開の京都は想像以上にエライコトになっていた。JR琵琶湖線がまずは満員大混雑で、手を上げないと乗れない状態。こんな満員電車には初めて乗った。
京都駅では、バス停に文字通り長蛇の列。10分間隔で出ているが、待ち時間は30分。もうたいへんだ。

さて、ゆあさまさや「ソロギター活動10周年記念ワンマンコンサート」は満員御礼。100人ぐらいだろうか、少し緊張感漂うステージは楽しく進んでいった。音も進化しているし、MCも技術も前へ行っている。
「うた」時代から彼のことは知っている。紆余曲折があり今のスタイルに落ち着いた。彼にしかできない音作りがあり、メロディがあり、メッセージ(多分)がある。近い存在なので、手放しで受け入れることはできないが、もっともっと遠くへ、遠い存在になって欲しい。

来年からは音楽一本で食っていくいくという。
もし、のたれ死んでも、前のめりでのたれ死んで欲しい。

心から彼の成功を祈っている。