◇2013 BOOKS 23◇
『文章術の千本ノック』 林 望
非常に面白い本だった。文章を書くのが好きな人は役に立つのではないかな、と思う。
作文、特にエッセイ指南で、生徒が書いた作文の良いところ、直すべきところを添削していく。面白い文章、人が読みたくなる文章になる理由、面白くない、陳腐な文章になる理由、文章が説得力を持つようになる方法などが書いてあった。
目から鱗だ!(こういう使い古された表現が文章の品位を落とす、とあった・・・)
このところ、いい加減な短文ばかりを書き連ねているし、驚いたことを「驚いた」と書いたのでは全く面白みがないよなぁ、と反省した。
最近、読む本全てが面白く、複数冊を平行して読んでいる。
ベットでウィスキーを嘗めながら本を読む幸せな時間よ。