やねうら日記

~日常の中にある幸福

4/29

2015年04月29日 | 日記
今日も一日まだらな思考の中をさまよう。
どこまでが本当でどこまでが想像なのか、どれが現実でどれが妄想なのか分からなくなる。
早く過ぎて欲しいのか、このまま止まって欲しいのか、それも分からない。

2015年04月24日 | 日記
母の病気がヤコブ病と診断された。
もう発症して1.5か月になることを考えると、あと1、2か月で、僕のことも、姉のことも分からなくなってしまう。そしてもう1か月経つと無動無言状態になる。
人は誰でもいつかは死ぬんだけど、こんなことってない。
この数年は、盆正月帰省して、母と何かを食べに行ったり、見に行ったりするのを楽しみにしていた。残された時間の親孝行と思って。もうそれもかなわなくなった。
こんなに悲しいことがあるのか。こんなにやりきれないことがあるのか。


◇『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

2015年04月21日 | 
◇2015 BOOKS 4◇

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹

発売からちょうど2年。ようやく読んだ。村上春樹の小説は、「今だ!」と思った時に読むことにしている。一回読んでしまったものをなかったことにはできないから。
なぜそれが今だったのかはもちろん分からない。でも、気持ちよく読めたということは間違ってはいなかったのだろう。
感想は書かないが、内容も文体も村上春樹そのものだった。

クロームキャスト

2015年04月19日 | 日記
スマホにして1か月。株価をリアルタイムで見られる、地図が見られる、LINEでの連絡ぐらいの便利さしかまだ使ておらず、良く分からない。目覚まし音を入れるのにもアプリが必要。GMAILの送信元を表示するにもアプリが必要と、何かと煩雑なのだな。

さて、クロームキャストを繋いでみた。スマホ経由でyoutubeなどがテレビで見られるというもの。あまり期待せずやってみたら、なかなか画質は綺麗だ。最近のものはハイビジョンなんだろう。
パソコンで見るのとずいぶん印象が違う。安心感があるというか、リラックスして見られる。昔のアンジーのライブや松永夏代子の動画を見て、感動した。小さな画面ではない感動だった。若かりし日の水戸さんの歌声は、何というか泣きそうになった。
暫くこれで楽しめそうだ。そんなに高いものでもないし、これはお勧めだ。

◆『エイリアン』

2015年04月18日 | 映画
◆2015 MOVIES 3

『エイリアン』 1979 リドリー・スコット

幾度となく観た映画だ。改めて観ても十分面白く、画も十分に美しい。本当に良くできているSF映画の古典とも言うべき作品。36年前の映画とはとても思えない。

が、今の自分はこんな感じの映画は必要ない。求めていないな、と感じた。ハラハラドキドキしたいくはないかな、と。

◇『アンソロジー そば』

2015年04月15日 | 
◇2015 BOOKS 3◇

『アンソロジー そば』 池波正太郎、タモリ、町田康 他

好きな食べ物といえば、最近では間違いなくもり蕎麦だ。毎日食べても良い。仮にそれしか食べられないとしても、蕎麦なら何とかなるような気がする。
田舎蕎麦より、二八の少し白っぽくて細い方が、今のところ好みだ。これはいずれ変わるかもしれない。
そして、蕎麦はもちろんだが、蕎麦湯が良い。蕎麦湯を楽しむために蕎麦を食べるといっても良い。

この本は蕎麦のエッセイ。それぞれにこだわりがあり、興味深く読んだ。特に、「ああ、もりを15分ぐらい乾かして食べたい」というのは、何となく分かる気がして面白かった。


これを読んでいると、頭がどうにかなってしまうぐらい、蕎麦が食べたくなる。

甲子園

2015年04月11日 | 野球
今シーズン最初の野球観戦は甲子園、阪神-広島のデーゲーム。

チケット発売当日にレフトスタンドのビジター応援席は売り切れてしまったので、3塁内野に近いレフトを買っていた。レフトとは言え、ここは甲子園。周りは阪神ファンばかりではないかとドキドキしながら球場へ入ると要らぬ心配だった。昨年のCSとは言わないまでもレフトは赤く染まっていた。

先発は黒田。まさか黒田の投げるところを生で見られるなんて思ってもなかった。
そして新井も・・・
試合は、両投手あまりピリッとせず、我慢の展開だったが、それでも7対2で勝利。思う存分観戦、応援、ビールを楽しんだ。天気良好、季節良好、試合良好、言うことなし、だった。
生での観戦では3年ぶりの勝利に酔いしれたのだった。

蛸薬師堂永福寺

2015年04月10日 | 日記

今日は良く分からない平日の休日。休みが一日少なかったとかで。

先日、蛸薬師堂で5年前に買った念珠が切れてしまったので、その供養と新しいものを買いに行った。
平日の雨の京都は外国人ばかりで、異国情緒さえある。京都に限らず、どこもかしこも外国人がとても目立つ。

いつものように蛸薬師堂は喧騒の中の静寂で心落ち着く。ここまで来たけれど、これらも、感謝とお願いをして来た。ずっと雨が降っている。

 


お昼はざる蕎麦を食べたが、残念だった。麺も出汁も蕎麦湯も全てダメ。とほほ。
帰りにROLEXの正規店へ行き、現状調査。正規店だけあって、法外な値段は付けていないが、サブマリーナは品切れ。87万円ぐらいの定価が、今やビックカメラなんかでは100円万オーバー。そして正規店にはない。
見てみたかったオイスター・パーペチャルの黒文字盤、ピンク数字があった。55万円は高いけど、しっくりときて良かった。次はこれだな。

 


株式投資

2015年04月08日 | 投資運用
日経平均も20,000円手前でちょっと荒れた展開になっているので、一回手じまおうと、時期を見計らってコツコツ売ってきた。売った直後に急伸したり儲けそこなった株もあるし、割と直近の高値で上手く売れた株もある。儲けても儲けそこなっても満足する売買は難しい。

昨年7月からの運用成績は、確定利益81,400円、含み益14,600円。四季報や雑誌など必要経費として約1万円。見込み利益86,000円。運用利回り9.5%は、素人にしては十分すぎる利益だろう。これを複利で毎年10%が目標だが、そんなにうまくいかないことは分かっている。欲張らないように、熱くならないように、慎重に、楽しめる範囲でやっていこう。

考えること。

2015年04月06日 | 日記
母は、やはり薬の副作用の線が強く、その薬を減らしていき、様子を見ることになった。

いろいろ考える。考えても答がないことを。
父はがん治療をした途端、あっという間に老いて、そして逝った。
母も老いていく、ここ数年急激に。母は今、幸せだろうか?


どうしても「人は何のために生きているのだろう」と考えずにはいられない。老いていき、できないことが増えていく。それでも生きていかなければならない。病気の治療をしながら死んでいく人も多いだろう。その時、何を考えているのだろう。それに耐えられる強い気持ちが、僕にはあるだろうか。
考えても答は多分ない。ないから人は宗教や哲学にすがる。

***
帰省すると、故郷がとても愛おしくなる。
ここには海がない。何故か分からないけれど、時々そのことに、耐えられないぐらい気持ちが乱れることがある。息苦しくなるのだ。

***
考えても答がない問いは今日で終わり。明日からはまた日常に戻る。
最近、新しいことをほとんど何もやっていないなと、ふと思った。これではいけない。
何か初めてのことをやってみたいな、と思う。

帰省

2015年04月04日 | 日記
母の体調が良くないということで急きょ帰省。
生き死にの大事はないが、言葉が出にくくなっている。脳梗塞や認知症の所見はなく、原因不明だという。
引きこもるのがいけないと思い、精神面の様子を見に来たが、大丈夫のよう。笑うし、ふさぎ込む感じもない。でも本人はとても困っている。

5年前まで、風邪ひとつひかなかったが、まずは乳がん、そして骨折、硬膜下血腫、坐骨神経痛と病気と不調のオンパレード。特にこたえたのは座骨神経痛だった。歩くことが好きだったので、歩けなくなって病気の話しかしなくなった。最近それが緩和してきたと思ったら、言葉が出ない、と。
どうもこの神経に効く坐骨神経痛の薬に神経麻痺の副作用があると分かったのが今日。それを疑って病院へ行くことになった。
良くなるといいが。

もう74歳。69歳まで仕事しかしてこなかった。
残された余生、と思う。どれぐらいか分からないけれど、楽しく過ごさせてほしい。
そう思う。