やねうら日記

~日常の中にある幸福

猫の話

2011年08月30日 | 日記
会社の事務所下にノラ猫が住みだして、子供を4、5匹産んだ。夏前ごろのことだっただろうか。子猫たちは掃除のおじさんにもらわれていったが、母猫と子猫1匹だけが残った。
残った子猫はなつかず、手を出すと警戒しながら逃げる。シャーッといいながら。

夏休みが終わって、久々に会社に来ると、母猫は姿を消していた。彼氏を作って、どこかへ行ったという目撃証言もある。一方、残ったトラじまの子猫は、喉をゴロゴロとならしてすり寄ってくるようになっていた。10日見ないうちに、何かがあったのだろう。これでは生きていかれないと思ったのかもしれない。慣れてくるとかわいいもので、パンの端切れをやったり、ちょっと遊んだり、あげくには抱っこもできるようになった。とうとう、キャットフードを買ってきて、~あからさまに餌を与えると良くないと思う状況もあり~こっそりとあげたりもした。

殺伐とした毎日の中で、唯一の癒しとなった。朝出勤すると、まずちょっとなでて遊び、昼、夕方、帰り際にまた遊ぶ。少し、会社へ行くのが楽しくなった。
そんな矢先、エライヒトが鬱陶しがる、ということで、ココロナイヒトが捨て行った、と聞いた。多分、彼らは人を殺せ、と言われればそうする、そんな人種だ。
今日一日喪失感を感じていた。下に降りてももういないのだ。なんだか泣きそうになった。ただのノラだが、その不在にぽっかりと穴が開いた。

そして、さっき帰って来た!とメールがあり。いてもたってもいられなくなった。安心もした。この辺にはイタチなどの野生動物もいるのだ。

掃除のおじさんがもらっていく、という話もあり、明日でお別れか・・・明日の朝会えると良いが。
寂しいが、それがいいのだろう。
ほんのちょっとの猫との蜜月、猫の話。

仮面ライダー たまごロケット

2011年08月25日 | 日記
海賊戦隊ゴーカイジャーが面白かったので、ヒーロー物に目覚め、9月から始まる仮面ライダーシリーズはどんなんだろうと見てみると・・・
絶句。
なんだこれは、たまごか? ロケットか? キョーダインか?
いや、時代について行けていないだけかもしれない、とネットでの評判を調べると、同意見だった。

 ①イカだろ?
 ②キョーダインだろ?
 ③敵だろ?
 などなど。

掟破りの白いコスチュームは宇宙服をモチーフにしたものらしい。虫っぽくもないし、これまでの筋肉もない。明らかに異質だ。
子供達がこれをどう見るか、興味深い。



島田紳助が引退

2011年08月23日 | 日記
島田紳助が暴力団関係者と交友があったということで突然の引退会見。
ひっくり返るぐらい驚いた。数少ない好きな芸能人の一人だったのでとても残念に思う。
彼らしく、筋を通して引退という引き際を選んだんだと思うが、彼を取り巻く数々の芸能人。島田紳助なしには成り立たない芸人、タレント、歌手たちも大勢いる。それを~あえて言えば~見限るような形になっても自分の意思を通したことに、賛同すべきだろうか。芸人たちだけでなく、番組自体も成り立たないし、彼の代わりになる司会者も見当たらない。

しかし残念でならない。もったいない。

***

村上春樹の(風の歌を聴けだったかな)小説に「何も持っていない奴は永遠に持てないんじゃないかと不安だし、持っている奴は失うんじゃないかとびくついている、同じだ」という意味合いの文章があった。そんなものを思い出した。
何が幸せなのか分からないなぁ、と改めて思う。

帰省中に買った物

2011年08月23日 | 日記
帰省中に近所の酒屋で買った芋焼酎「海」。
今住んでいるところでも買えなくもないが、何せ高い。一升で5,000円以上の値を付けている店さえあるプチプレミアム焼酎。実家の近所の酒屋だと2,480円で買える。去年はもう少し安かった気もするが。
これが芋かと思わせる癖のない味と香りで、かといってうま味がないわけでもない、きれいな味がする。風鈴の音色のような味というか・・・。
すいすい飲めるので、逆に2杯以上飲むのはもったいない。つまみをとらず1杯目に飲むのに良い。

帰省中に見たもの

2011年08月21日 | 日記
帰省中に福岡県田川市の田川市石炭・歴史博物館へ行った。三井田川伊田坑跡に建てられた博物館で、「月が出た出た、月が出た」で知られる「あんまり煙突が高いので」の2本の煙突も保存されている。
博物館を見て、あまりに石炭、炭鉱のことを知らず少し恥ずかしい気持ちになった。
そもそもこの炭坑節も大牟田の三池炭鉱の歌だと思っていたが、実は田川伊田坑が発祥だと知った。歴史にはほとんど興味がなく、疎い。しかもこれまで避けてきた。もう避けてはいられない年齢になってきたな、と思う。

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さて、夏休みも今日でおしまい。明日会社に行くべきか、このまま行くのを止るべきか、などとありもしないことを考えているところ。

青春の門(第一部)筑豊篇

2011年08月19日 | 
◆ 2011 BOOKS 18 ◆

「青春の門(第一部)筑豊篇」五木 寛之

筑豊にゆかりがある人間としては、いつか読まなくてはならないと思っていた。なかなか機会がなく先延ばしにしていたが、ついに手に取り、読むこととなった。

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帰省一日目は、その筑豊飯塚の義父、飯塚で一泊した。
なるほど、今まさに読むべきか。まさに青春の門だ。面白くてたまらない。さぁ、第二篇へいこうではないか。

文章を書くこと

2011年08月10日 | 日記
ほんの時々、僕の書く文章を褒めてくれる人がいる。
今日は会社の相棒(であり友人だと思っている)が、いいね、と言ってくれた。
心の中でコサックダンスを躍りながら喜んだ。心の中で「イーっ、ヤッホー!」と言った。あるいは、控えめに小躍りしながら、小さな声で「イーっ、ヤッホー!」と言ったかもしれない。
イーっ、ヤッホー!

文章を書くこととはあまり縁のない仕事をしているが、文章を書くことでは負けたくないと思っている。少なくともこの狭い会社内では。
もちろん日々勉強中であるけれど、国語の勉強を継続している人はあまり見かけない。

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 明日から帰省。父は入院中、母の手術とまたまた続き、楽しみな帰省ではないが、生まれ育った土地へ帰るのはほっとする。

広島で見たもの~その二

2011年08月08日 | 野球
マツダスタジアム近くで見たマンホール。
これらに限らず、至る所にカープの選手が出ている広告、カープ自体の広告、そんなもので溢れている。さすが市民球団だ。
自分の住んでいる街に球団(でなくても何でも良いが)があり、地域に密着している一体感を肌身で感じ、とても羨ましく思う。

アウトレイジ

2011年08月07日 | 映画
2011 MOVIES 21

「アウトレイジ」 北野 武 2010

レビューを見ても賛否両論のようだが、面白く観た。
本当のヤクザがどんなものなのか知らないけれど、リアリティがあった気がする。

多分、アウトレイジ2も観るな。

〓☆☆☆〓

広島で見たもの~その一

2011年08月05日 | 野球
広島で見たもの~その一
赤いローソン。カープグッズで溢れていた。

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老後の夢は、広島に小さなマンションの一室を買って、のんびりと過ごすこと。
昼間はRCCラジオも聞き、夜はワンカップを持って球場に足を運ぶ。
「こらーっ、ぴしっとせえよー」とヤジを飛ばす。

でもそれもかなわなくなったようだ。
マツダスタジアムは品が良くなり、ヤジも少ない。
ワンカップも持ち込めなくなった。
なんたって球場近くには赤いローソンもあり、観光客で一杯だ。

いろんなことが便利に快適になったけれど、その分失われていくものもある。
それが夢や心でなければ良いけれど。

復活

2011年08月04日 | 野球
仕事のイベントがようやく終わり、ようやく日常に戻ってきた。
復活。

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先週末はその合間を抜け、マツダスタジアムへ行ってきた。
きれいで快適な球場となっていたが、あの市民球場の混沌とした熱気、猥雑さはなくなっていた。人は得てしてないものねだりなのだ。

席はライトスタンド10列目。しかしおとなしいファンばかりで、スクワットはしていなかった。そこからは見えないパフォーマンス席に応援団がいて、行って見たかった。立ったり座ったりしてみたかった。大声で「くりはらー」と叫びたかった。
試合は篠田-サファテの完封リレーで文句はなかったが、若干欲求不満が残った初観戦。

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 今日もカープはかーちかーちかっちかち。
 2位浮上。

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 息子が要求以上に「野球バカ」「カープバカ」になってしまい、戸惑っている。