やねうら日記

~日常の中にある幸福

生姜で体を温めれば、血液サラサラ病気も治る

2011年01月30日 | 
低体温である。だいたい36.0℃しかない。
低体温は病気の温床と言われているし、不定愁訴もその一因だろうと思い、体温を上げる努力をしている。会社では緑茶を飲むのを止めて生姜紅茶を飲むようにした。生姜の薄切りを加熱して、蜂蜜につけた物を紅茶に入れて飲んでいる。出たエキスはカミさんの野菜ジュース入れる。一石二鳥だ。
もう2ヶ月になるだろうか、今のところ体温に変化はない。実験中。

◆ 2011 BOOKS 6 ◆

 「生姜で体を温めれば、血液サラサラ病気も治る」 石原 結實 2006

図鑑に載ってない虫

2011年01月29日 | 映画
◆ 2011 MOVIES 6 ◆

「図鑑に載ってない虫」三木聡 2007

時効警察を見て、そのセンスに脱帽した。下らないことに全力を注いでいる。
「亀は意外と速く泳ぐ」も面白かった。残念ながら原作とは裏腹に「イン・ザ・プール」は面白くなかった。

この映画も全く同じだった。お金と時間をかけて、大の大人が、ものすごく下らないことをやっている。

新新宗教と宗教ブーム

2011年01月24日 | 
◆ 2011 BOOKS 5 ◆

岩波ブックレットNo.237
「新新宗教と宗教ブーム」 島薗 進 1992

宗教学の東大教授のブックレット。
学術的な研究書でワイドショー的面白さはないが、中立的に書かれているため客観的に各宗教の特徴が分かる。まだ大きな事件を起こす前のオウム真理教の記述もり、すでに問題視されていたことが分かる。

ぐるりのこと

2011年01月23日 | 映画
◆ 2011 MOVIES 5 ◆

「ぐるりのこと」 橋口亮輔 2008

評価の高い映画だが、主題が見つけられなかった。
予備知識を入れてしまったからかもしれない。

奇しくも「地下鉄サリン事件」も背景的に少し関わった映画だった。

約束された場所で

2011年01月22日 | 
◆ 2011 BOOKS 4 ◆

 「約束された場所で―underground 2」 村上 春樹 1998

underground~被害者側に続き、加害者オウム側のインタビュー。
非常に考えさせられた。
人は弱くもあり、タフでもある。
善は行きすぎると悪にさえなってしまうのか?
悪も必要なのか?

今さらだがオウム真理教に興味を持ち、他の本も読んでみようと思う。

司法書士との面談

2011年01月21日 | 日記
住宅ローンの借り換えをした。
労多くして益少なし、という感じで、労力を使った割には削減額は少なく、あと19年のローンでマイナス100万円程度。でもまぁ何もしないよりマシか。100万円分ぱーっといくか、いかないか。

という訳で、司法書士との打ち合わせがあり、とある駅で待ち合わせた。こっちもあっちも顔を知らない。「私は行政書士です」という感じの人が来るのかなぁ、と思っていたら、「私が行政書士です」いう雰囲気をぶら下げて、その人は来た。ああ、あなたですね。

***
打ち合わせと契約は何の世間話も(天気の話も野球の話もサッカーの話もなく)、社交辞令さえなく淡々と進み終わった。「これが行政書士の仕事です」と言わんばかりに。
しかし、僕は行政書士が何をしてくれるのかよく知らないことを思い出した。想像も適当だ。

***
帰りに鴨汁蕎麦を食べたがいただけなかった。蕎麦湯を飲みたいがためにこの系統の蕎麦を食べるが、あろう事か蕎麦湯を残してしまった。

ゆらゆら帝国

2011年01月20日 | 音楽
ゆらゆら帝国。バンド名だけは知っていたが、聴く機会がなくここまで来た。
先日、友人にCDをもらい聴いてみたら、ひっくり返った。
聞きながら、「何だこれは!」と30回はつぶやいた。

アングラ系はある程度これまで聴いてきて、受け入れやすい体質なはずなのだが、圧倒的な楽曲には驚かされた。
ある種不快で、不吉なギターのリフ。そこに乗る天か地からか聞こえるようなボーカル。メロディは居心地が悪く?心の奥の方がざわざわする。

そう、この表現が最も適当な感想だ。
「心の奥の方がざわざわする」

衝撃だった。

もう暫く聞き込んでみよう。

雪に願うこと

2011年01月15日 | 映画
◆ 2011 MOVIES 4 ◆

 「雪に願うこと」 根岸吉太郎 2006

ばんえい競馬を舞台にした、人間ドラマ。
東京国際映画祭で4冠をとった(今調べて知った)。
よくあると言えばよくあるテーマ。観て損はしなかったけれど。
僕にとっては70点ぐらいか。

***
 本を読もうと思うこと、映画を観ようと思うことでわくわくする。久しぶりのこの感覚。
 飢えていたのだろう。こんなことに。

♯18 マエケン

2011年01月13日 | 
◆ 2011 BOOKS 2 ◆

 「♯18 マエケン」前田 健太

カープで前田と言えば前田様だったが、今はマエケンになってしまった。
今年は前田様にもがんばって欲しい。

***
 この本を買うのは・・・何だか恥ずかしかった。

ネタバレ ノルウェイの森

2011年01月10日 | 映画
小説、映画「ノルウェイの森」のネタバレ内容を含んでいます。

◆ 2011 MOVIES 3 ◆

 「ノルウェイの森」 トラン・アン・ユン 2010

***
結局観てしまった「ノルウェイの森」。
解釈の違いだろう、残念ながら受け入れられなかった。途中から始まった違和感が徐々に大きくなり、全く集中できなかった。違和感~直子が死んだことを前提に話が始まるべきでないのか?

ただ小説も冒頭と結末の関係は不思議な表現方法になっている。現在の「僕」から話は始まるのに過去進行形の形で終わり、現在の「僕」には帰ってこない。現在の「僕」は過去を語ったままどこへ行ったのだろう? 通常なら現在~回想~現在とするだろうところを、過去進行形で微妙な違和感を残したまま終わるのだ。



ワタナベ君は良しとしよう(もう少しクールであって欲しかったが)。直子は残念だ、イメージと違う。緑も違う。突撃隊の存在も無意味に映った。少しずつ失われていく役割が果たされていない。

映画が悪いというのではない。繰り返し小説を読むうちに、知らず知らず自分の中で映像化しているのだろう。なのに他人の解釈で映像化したものを観るというのは、他人の考えを押しつけられているのと同じことになってしまう。そういう意味で、同一作品の小説と映画を両方受け入れるのは不可能だと思う。善し悪しでなく。

いつか観ることにはなっただろうから「観なければ良かった」とは思わないが、少しは期待していただけに、自分の中で両立の不可能さを確認してしまったことはとても残念だった。

歩いても歩いても

2011年01月09日 | 映画
現実的な用事。

図書館に行き、本を返し、
図書館に行き、本を返し、
図書館に行き、本を返し、本を借り。
家具屋へ行き、
家具屋へ行き、
電気屋へ行く。

こたつが壊れたので買いに行ったが、もう良いのはなかった。仕方なく「こたつ部ユニット」だけを買った。こたつ(テーブル)本体は、大学に行くときに親に買ってもらったものだ。もう21年になる。


◆ 2011 MOVIE 2 ◆

 「歩いても歩いても」是枝裕和 2008

ゆっくりとあまり抑揚のない映画だが、面白く観た。
歳をとって、子供がいないと分かりにくいかもしれない。
樹木希林、YOUの演技力はさすがだ。

バーバパパのしんじゅとり

2011年01月08日 | 
カミさんと息子(3歳)が図書館に行き、本を借りてきていた。
息子は「3つ」「3つ」と言いながら、選んだ本を3冊持ってきた。
見てみると3冊とも同じ本。。。

気づかなかったカミさんもカミさんだが、図書館の貸出し係の人も
どうしたものかなぁ。

◆ 2011 MOVIE 1◆

「千と千尋の神隠し」宮崎駿 (2回目)
 宮崎映画は、「ナウシカ」がよく分からなかった(肌に合わなかった)ため、どちらかというと避けていたが、たまたまこれを見て考え直した。

帰宅

2011年01月04日 | 
実家から戻って来た。
実家(その土地柄も含め)と自宅(その土地柄も含め)の自分にとっての落ち着き方が少しずつ変化してきている。実家の不便さや街自体が変わって来ていることが原因になっているんだろう。ここへ住み始めた頃は10-0だったが、今では5分5分くらいか。

実家のある場所、空気、言葉、気候、人柄を愛してはいるが、だんだん知らない街になるつつある。そして、自宅のある場所にちょっとずつ愛着が沸いて来ている(愛する、まではまだいかない)。

将来、どこに骨を埋めようか・・・などあてどなく考えたりする。

◆ 2011 BOOKS 1 ◆

 「1Q84 book1」村上春樹(2度目だが・・・)