たぶんもう10年くらい前のこと。
姉の見送りに家族みんなで岡山空港へ行ったとき…
父と母は、姉の姿なんて全く見えない飛行機を
ずーーっとずーーっと見てたっけ。
そして離陸するときはもちろん
飛行機が点になって、空の色にとけてしまってもなお
ずーっとずーっと見てたっけ。
間違いなく、その場にいる誰よりも長く
空を眺めていました。
おかげで貸し切り状態になったし
そのときの様子を撮影していたので
当時の写真の中から 2枚選んで絵にしてみました。
画材…紙はロールキャンバスの端っこを使用
姉に貰った水彩色鉛筆で描きました。
水彩色鉛筆を使うのは久しぶり(二度目)なのでワクワク。
しかも水彩紙や画用紙ではなくて
キャンバス生地に色鉛筆っていうのは初めて。
ああ、奇妙な描き心地。