映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ファイナル・カット』

2007年02月10日 | Weblog
ファイナル・カット - goo 映画
ふつう

オマー・ナイーム 監督
ロビン・ウィリアムズ、ミラ・ソルヴィーノ、ジム・カヴィーゼル、ミミ・カジク

人間の記憶を記録できるゾーイ・チップ。金持ちはこのチップを使い、葬式のときにメモリアル上映会として故人の美しい記憶を観ることができるのだ。
主人公はそのゾーイ・チップの記録を編集する腕利きの編集人で、あるときゾーイ・チップを生産する会社の弁護士の記録を編集するよう依頼される……。

脚本が未成熟。いいアイデアがたくさんあるのに、それを観ている者が満足できるレベルにまでもっていっていない。

以下ネタバレ







ふたつの大きなプロットがある。
子どものときに友人を死なせた記憶の真偽、弁護士の記録の扱い。
これがとてもへたくそに描かれているために、不満がたまるのだ。
だいたい、記録阻害イレズミを入れたあとで自分の記録を見ても、それが確かなのかどうかもわからないはず。それを100%信じてほっとするなんて、納得できない。