映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『キンキーブーツ』

2007年02月26日 | Weblog
キンキーブーツ - goo 映画
よい

ジュリアン・ジャロルド 監督
ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、サラ=ジェーン・ポッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット、ニック・フロスト、ユアン・フーパー、ロバート・パフ 出演

父親の急死で零細靴工場を受け継いだ弱気な息子が、偶然知り合ったドラッグクィーンの協力のもと、生き残りをかけて奮闘するコメディ。
爆笑するところは少ないが、解雇シーンなどのテンポと音楽がいい。

イギリスでもけっこうおかまはたいへんなのだとわかった(笑)。
なんかかなり多そうなイメージを持っていたのだが。

主人公とサラ=ジェーン・ポッツとの関係の描き方がうまい。
露骨なドラッグクィーンと対照的な匂わせ方になっている。

実際の工場は規模縮小したらしいが、実話に基づいた映画だそうだ。

『16ブロック』

2007年02月26日 | Weblog
16ブロック - goo 映画
ふつう

リチャード・ドナー 監督
ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース、ジェナ・スターン、ケイシー・サンダー、シルク・コザート、デヴィッド・ザヤス、コンラッド・プラ 出演

アル中の刑事が証人護送の任務を急遽受けるが、それがとんでもないことになる。

とても惜しい。ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モースとハマリ役の魅力的なキャラクターを三人も作り出しているのに、それらがどれも活かされていない。描きこみ不足。

逃げる場面が中心になるのだが、それもいまひとつ物足りない。

以下ネタバレ





ああいう終わり方をするのであれば、さっさとモス・デフを逃がせばいいのだ。大騒ぎしすぎなのだ。DVDで観ると映像特典でもうひとつのエンディングがあるが、そちらのほうがよいような気もする。