ふつう
リチャード・リンクレイター 監督
キアヌ・リーヴス、ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ロリー・コクレイン 出演
近未来、覆面麻薬捜査官がみずから中毒となりながらドラッグの世界にはいりこ
む。
P・K・ディック特有の虚実入り乱れ、どれが確実なものなのかわからないという悪夢世界の構築には成功している。成功はしているが、作品自体がおもしろいかどうかは別なのであった(笑)。
ドラッグ・ムービー、ある種の実験映画と考えてもいいだろう。
序盤のコメディ要素(はっきりいって、クスリでラリった状態の表現)は楽しいのだが、それも長くは続かずにあとはえんえんとバッドトリップに向かっていくだけなのだ。
実写にデジタル・ペインティングを施すという手法は、この作品には合っている。
ディックのファンならば、DVDの映像特典に出てくるディック本人と彼の娘の映像のほうが価値があるのではないか。
作品の詳細情報がほしい方は、yahooの映画が詳しいようだ。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id325402/
リチャード・リンクレイター 監督
キアヌ・リーヴス、ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ロリー・コクレイン 出演
近未来、覆面麻薬捜査官がみずから中毒となりながらドラッグの世界にはいりこ
む。
P・K・ディック特有の虚実入り乱れ、どれが確実なものなのかわからないという悪夢世界の構築には成功している。成功はしているが、作品自体がおもしろいかどうかは別なのであった(笑)。
ドラッグ・ムービー、ある種の実験映画と考えてもいいだろう。
序盤のコメディ要素(はっきりいって、クスリでラリった状態の表現)は楽しいのだが、それも長くは続かずにあとはえんえんとバッドトリップに向かっていくだけなのだ。
実写にデジタル・ペインティングを施すという手法は、この作品には合っている。
ディックのファンならば、DVDの映像特典に出てくるディック本人と彼の娘の映像のほうが価値があるのではないか。
作品の詳細情報がほしい方は、yahooの映画が詳しいようだ。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id325402/