映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『コーマ』

2007年06月25日 | Weblog
コーマ - goo 映画
ふつう

マイケル・クライトン 監督・脚本
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、マイケル・ダグラス、リチャード・ウィドマーク、リップ・トーン、ロイス・チャイルズ、エリザベス・アシュレイ、ハリー・ローデス、ランス・ルゴール、チャールズ・シーバート、ジョアンナ・カーンズ、デヴィッド・ホランダー、トム・セレック、エド・ハリス 出演

ボストン記念病院。女医スーザンは、中絶手術の後、昏睡(コーマ)状態になった親友のナンシーの症状に不審を抱き、独自の調査を始める。

1977年の映画としてはかなりの先見の明をもち、臓器移植問題をメインに女性問題もからめた作品。主人公のジュヌヴィエーヴ・ビジョルドがしょっぱなからどちらが食事を作るかで恋人とけんかをするところでもわかるし、男性社会でひとりぼっちで真相をつかもうと苦労する。

しかし、謎の解明部分が今となってはそれほどおもしろくなく、証拠をつかむかどうかに集約されてしまうので、それで2時間もたせるのがつらい。
ジェファーソン研究所や病院の地下室などのスペクタクルはあるのだが、ふ~~んで終わってしまう。