映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『舞妓 Haaaan!!!』

2007年06月20日 | Weblog
舞妓 Haaaan!!! - goo 映画
よい

水田伸生 監督
阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、京野ことみ、酒井若菜、キムラ緑子、大倉孝二、生瀬勝久、山田孝之、須賀健太、Mr.オクレ、日村勇紀、北村一輝、植木等、木場勝己、真矢みき、吉行和子、伊東四朗 出演

鬼塚公彦は東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン。ただひとつ普通じゃないのは、修学旅行で京都を訪れて以来、熱狂的な舞妓ファンだということだった。

大きく分けて、
1 ハイテンションコメディ→2 しんみり家族問題→3 なんやわからんが歌って踊ってエンディング
となるが、1の部分がもっとも長く、そして楽しい。

残念なことに植木等最後の出演作品となってしまったが、この作品もむかしのクレージーキャッツの無責任シリーズのような、調子のいいサラリーマンがガンガン成功していくという構成にならっている。
植木等は裏づけのない自信・安定感があったが、阿部サダヲはハイテンション・不安定で攻めてくる。

柴咲コウのスケジュールがキツキツだったことが素人にもわかるような撮り方はいただけない。

生瀬勝久が抑えた声と演技でおもしろい。

『2300年未来への旅』

2007年06月20日 | Weblog
2300年未来への旅 - goo 映画
ふつう

マイケル・アンダーソン 監督
マイケル・ヨーク、ジェニー・アガター、ピーター・ユスティノフ、ファラ・フォーセット=メジャース、ロスコー・リー・ブラウン、リチャード・ジョーダン 出演

30歳になれば命を断たねばならない遠い未来のドーム都市からの脱出行を描くSF。

コンピュータの管理によるドームでの快適な生活を30まではすごせるのだが、30になると新生の儀式を受けなければならない。その儀式に疑問を持った警官が主人公。
なかには儀式の前に逃げだす住民がいて、それらを殺すのがサンドマンという警官の仕事。ある日コンピュータから、逃亡者たちが聖域とよぶドーム外の地域を探索することを命じられる。

主人公の心境の変化がどこあたりから起こったのかがわかりにくい。
ドームの管理をするコンピュータと「冷凍庫」の管理人のボックスは、明らかに別物(そうでなければ、探索をする必要がなくなる)なのだが、では、ボックスは誰が作ったものなのかわからない。
ドームの外に出てからテンポが悪くなる。
あれくらいでコンピュータが故障するのもおかしいが、爆発となると……。当時のコンピュータ観はそんなものだったのか?

ファラ・フォーセット=メジャースが出ているのは、はっきりわかるが、噂によると売れる前のシルベスター・スタローンもエキストラで出ているという話をおおむかしに読んだことがある。冷凍庫のシーンが怪しいのだが、確認できなかった。