OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2008年ラストの11月30日実施のTOEIC

2008年12月12日 | TOEIC
11月30日(日)に、今年最後のTOEICがありました。
受験した皆さんの感想も
「難しかった。時間が足りなかった。」が、いつもより多かったです。

私も、ここ数回「難しかった。」と思う回が続いていますが、
今回も、時間不足にもなり、難しかったと思います。

正答数平均は、低めになるのではないかと思います。

特に、前半のリスニングでも、
いつもどおりの難易度の低い慣れ親しんだパターンの中に
「あれ、今のは?」というパターンが、紛れ込ませてあったのと、

後半のリーディングでは、「これは、ひっかかる人が多いだろう。」と
思うようなものが、いつもより目立ったと思います。
そのような「ひっかけ」で、気がつかずに間違って通過してしまう人と、
気がついて正しくマークできる人とで差がでますが、
正しくマークできた場合でも、気がつくまでにかかる時間を浪費してしまって
いると思います。

また、「タイムイーター」の罠も巧妙になってきていて
ますます後半で時間不足にさせるようにしてきている、と思いました。

「これ以上、of か from か over か、悩んでも、知らないものは
時間をかけても正解確率が上がらない」という問題(PartⅤ)は、
悩まずにマークして次に進まないと、時間不足になってしまうのが
TOEICなのはご存知のとおりで、
何度か受けて慣れていらっしゃる方は、「これは知らなければ時間かけて
考えても無意味だから見切る。」と、
時間をかけずにどれかにマークして先に進むことができていると思います。

ところが、
特に、「巧妙で厄介なタイムイーター」問題は、
「あの文法事項と、この選択肢なら、規則を思い出して、、、これは
これは外れて、残りの二つのどちらかは、時世が、、、ええと、、。」
という具合に、考えると正解できる確率が高そうに思える問題で、
本当は、それほど時間をかけるに値しなくて、「知っているかどうか。」で
最初に分からなければ、時間をかけても分からない問題なのですが、
「何だか分かりそうな気がする。」という巧妙さで、
そこで、時間を使わせてしまうタイプです。

この巧妙に仕組まれたのが、いつもより多かったと思いました。
そのような問題でいかに、「すばやく見切って先に進めたか」と、
罠にはまって「ああでもない、こうでもない、、ええと、、」と
時間を使ってしまったかで、後半のReadingでは大きな差が出ることに
なります。

今回は、
「いつもよりできた」 という人と、
「下げた。実力が出せなかった。」という人との
差が、いつもより、くっきり出てしまう出題だったという気がします。

後半の最後の5マークは、また、難しかったので、
できていない人が多いと思います。
私はもう、時間不足になってから突入でしたが、
時間があった人でも、まじめに、5問とも
正解を見つけようとすると相当な時間がかかったはずです。

最後の20問の応答形式の中で、
比較的簡単なのが、「広告・宣伝・料金表・スケジュール・
レストランのメニュー等」と「e-Mailや書評等」という上の方が
グラフや表などが含まれていて読む文章が少ないパターンで、
一番厄介なのが、
上も下も e-Mailという出題で、もう、設問に出てくる名前も
どっちがどっちだか、ごちゃごちゃ、見る場所も多いという
パターンです。

難しいパターンにあたったら(これは最後20マークに限らず、
パートⅦ全体について言えますが)、
設問を読んでみて、
「 「数箇所を見てあたりをつけて探せば
答えられそう」 な3設問に絞って、
残りの2設問は、ぐっとこらえて、捨てる。」
という、やり方が賢明、という問題もあります。
応答形式の上下の文章と、設問を行ったりきたりを繰り返し、
5マークに10分もかけたりしたら、悲劇です。
3設問しっかり押さえられて正解を見つけられれば、
残りの2設問は、時間かけた人でも、正解率は低いのですから、
上出来、ということになります。


昨年の8回の平均は887でしたが、
今年は10月までは大きな取りこぼしがなく、
2006年5月の新形式への変更後の最高スコアを
3月に930、10月935と、2回更新しました。
(新形式変更前の最高は945)

安定してもっと高いスコアを目標にしていますので、
まだまだ、満足できる結果が出せるような勉強ができていません。
以前は、知り合いに、「コツ」のメルマガのようなものを
送付しておりましたが、このところ、自分の方が思うような
勉強ができていないので、それどころではなくなっていました。

TOEICのスコアを目指す方に、
申し上げたいのは、シンプルに以下の二つです。
・毎回、受験してください。
・毎日、どんなに短時間でも、何か勉強して下さい。
通勤途中の5分での英語教材のリスニングでも、
問題集の復習数問でも、音読数ページでも、何でもいいので、
ブランクの日は作らないようにして下さい。


写真は、昭和記念公園で、箱根駅伝予選会が開催された2008年10月18日に
撮影したコスモスです。
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