OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2010年6月硫黄島慰霊墓参 擂鉢山(1)

2010年06月24日 | 硫黄島・小笠原村
硫黄島らしい写真を紹介したいと思います。アップの擂鉢山の写真です。

今、「6/22日のおすすめブログ」に選んでいただいて(コータ君の記事)、gooブログのトップページでご紹介いただいていますので、かなりの数の方に、ご訪問いただいてご覧いただいています。昨年の皆既日食の硫黄島からの中継があった時に記事を更新した時依頼のアクセス数です。
せっかく多くの方にお越しいただいているのですから、硫黄島だと分かる硫黄島らしい写真ということではやはり、この擂鉢山だと思いますので、載せます。

この写真は島の一番南側にある擂鉢山の、北側の麓近くにある「飛行機利用のトーチカ」という戦跡としての見学ポイントから撮影したものです。一番、擂鉢山に近い場所からアップの写真を撮れるのがこの場所です。
これが今年撮影してきた擂鉢山の写真のベストショットかどうかは分かりませんが、初めて、硫黄島の画像をご覧いただく方にも、真正面からアップの写真ですので向いているのではと思いました。

撮影した時刻は、滞在二日目の午後、もうすぐ、二日にわたる硫黄島での日程も終わりも近づいている時間帯でした。
この写真撮影の数時間前の午前中に別の離れた場所から擂鉢山を見た時には、擂鉢山だけをすっぽりとガス(薄い雲)がベールのように覆っている時間帯がありました。また、私たちが島を離れた後に、小笠原丸で硫黄島一周をしている時にも、同じように擂鉢山が覆われている写真を撮影しました。
今後、他の今年撮影してきた擂鉢山の写真も載せていくつもりですので、それらの写真も紹介いたします。

この写真撮影の時間帯は雲が少し見えますがかなり青空が見えていました。ご覧いただけるように、島内(擂鉢山からみると北方、より正確には、北東側)から見る擂鉢山は緑に覆われています。
擂鉢山の裏側は、噴火口跡もあり、戦時の米軍からの艦砲射撃など爆撃で「擂鉢山の形が変わった」と言われるのを聞くこともありますが、形が大きく変わるまでにはなっていないように見えるのですが、斜面ががむき出しになっている部分が多くなっています。裏側から見た擂鉢山の様子は、硫黄島を離れる時に島を一周する時に船上から見ることができます。今年撮影した擂鉢山裏側の写真を、追って、掲載して紹介しますが、2008年6月に行った時に撮影した写真を以前に、このブログに掲載していたのが、こちらです。http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=8098cc2070b6721f1855f41ff937b12a

昨年、紹介した写真で評判が良買った写真が、米軍が上陸した、世界でここ以外にはイタリアに一箇所しかない鶉石がある南側の海岸から撮影したものでした。
その写真は、9月に川崎に島民関係者が川崎に集う「硫黄島島民の集い」の会長のご子息で会の様子の写真撮影スタッフをして下さっている方が撮影した写真のDVDを作成して下さったのですが、そのDVDのケースの写真に使っていただきました。
その写真が載っている当ブログ記事のURLはこちら。http://blog.goo.ne.jp/joe_and_mick/d/20090711
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする