OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2012年、小笠原村、硫黄島への慰霊、墓参の旅(6) 南海岸の二ツ根岩

2012年06月24日 | 硫黄島・小笠原村
この日(6月16日)は、南海岸の、この写真に写っている岩から、数百メートル擂鉢山寄りの場所で鶉石採取をしました。夢中で探したので砂浜に膝をついて這いつくばって探しました。非常に暑い日、暑い時間帯で、陽射しの熱と熱せられた海外の下からの熱の両方で、酷暑でした。このあたりの南海岸は二ツ根浜とも呼ばれます。この写真の突き出た岩が二ツ根岩と呼ばれるそうです。この岩も以前は海中から突き出していたそうで、島の隆起に伴って、今では、海中からは完全に出ています。この辺りの浜を擂鉢山の山頂から見ると、海岸線に沿った筋が何本も砂浜に走っているのが見えて、隆起による砂浜の広がりを示している等高線のような形状の模様になっています。
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