小笠原丸を下船して硫黄島の釜岩付近の上陸地点まで連れて行ってくれる艀に乗り込むための、小笠原丸の一番下の後方左側の下船口の写真です。硫黄島で一泊する分の荷物を用意してこの下船口に並んで、順番良く下船口をくぐって、一度、船の外側に用意してくれているフロートに乗り移ってから、そこに横づけされた艀に乗り込みます。一隻に、だいたい10人ほどずつ乗ります。
今年は停泊場所の波が穏やかで小笠原丸の横揺れもほとんどなかったので、楽に安全に、下船口を越えることができましたが、これまでには、横揺れがあった年もありました。そうなると外の海面に浮いているフロートに対して下船口が大きく上下することになります。下船口側が上がった時には大きく開きますが、下がった時には小さくなるのを繰り返します。そんな時に飛び移るのは、かなり慎重にタイミングをみて下船口が大きく広がった時に飛び移る必要があります。
この下船と戻りの乗船が安全にできそうかどうかが、硫黄島に上陸することができるかどうかを、小笠原丸の船長が判断するための、大きなポイントになるそうです。
今年は停泊場所の波が穏やかで小笠原丸の横揺れもほとんどなかったので、楽に安全に、下船口を越えることができましたが、これまでには、横揺れがあった年もありました。そうなると外の海面に浮いているフロートに対して下船口が大きく上下することになります。下船口側が上がった時には大きく開きますが、下がった時には小さくなるのを繰り返します。そんな時に飛び移るのは、かなり慎重にタイミングをみて下船口が大きく広がった時に飛び移る必要があります。
この下船と戻りの乗船が安全にできそうかどうかが、硫黄島に上陸することができるかどうかを、小笠原丸の船長が判断するための、大きなポイントになるそうです。