OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2016年小笠原村硫黄島慰霊墓参(244)摺鉢山山頂(4)米軍の記念碑前のドッグタグ

2016年12月21日 | 硫黄島・小笠原村
摺鉢山の山頂の米軍の記念碑の前には、二本の棒が立っていて、そこにはこの記念碑を訪問した米軍の人たちが訪ねた証を残すためにドッグタグと呼ばれる認識票を残しているのがかけられています。
現役の軍人であらばドッグタグ(認識票)は必要なはずですので、何か本物ではないレプリカのようなものをかけていっているのかもしれませんし、あるいは退役して不要になった人だけがかけていくのかもしれません。
硫黄島は、私たち住民や子孫以外に、多くの戦死者を出した日本兵のご遺族にとっても大事なメモリアルの地ですし、加えて米軍にとっても重要な聖地であるということも、戦前の住民が帰って住むことができないままである、大きな理由の一つであるとも考えられています
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