OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

南硫黄島(1)

2011年09月27日 | 硫黄島・小笠原村
朝、夜明け直後の時間には、相当に南硫黄島に近づいていました。

これまでに、南硫黄島は、硫黄島訪問の時に、よく晴れた日には、遠くに、何度か見ることができたことがありました。きれいな円錐状、お椀をひっくり返した形の島であることは、硫黄島から見える島の形でも分かりました。近づくのは初めてでした。

小笠原丸は反時計まわりに、南硫黄島を回りました。

この日の南硫黄島は、山の上の方は雲がかかっていて、円錐状の島の形全部を見ることはできませんでした。

この南硫黄島には、これまで、人が住んだことがありません。この島の形では、住むどころか、上陸することも困難であることが、よく分かりました。何度か調査隊が上陸したことがあるそうですが、この島に、船から上がって登るのは、本当に大変だと思いました。

この写真は、まだ、南硫黄島一周に入る前、だんだんと近づいている時に、小笠原丸の一番上のデッキから撮影したものです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 父島から硫黄島に向けて、夜... | トップ | あの頃チャンネル(2008年09月... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

硫黄島・小笠原村」カテゴリの最新記事