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硫黄島の南海岸は、米軍が最初に上陸をしてきた浜です。狭いこの海岸に密集する米軍兵を日本軍が激しく迎撃して多くの犠牲者が米軍側に出たという場所です。今では隆起で広くなっていますが、戦時には浜はもっと狭かったので、米軍兵の密集度はとても高かっただろうと思います。名作映画の「史上最大作戦」でのノルマンディー上陸の場面のような激戦が展開されたのだろうと思います。
その南海岸のこのあたりは、二ツ根浜と呼ばれます。写真の右側にある浜から突き出している岩が二ツ根岩です。戦前には完全に海の中にあって海面から突き出ていたものが、隆起によって現在ではすべて地上に上がっています。「ふたつねいわ」ではなく、島民は別の呼び方をしていました。当時のことを知る人から何度も呼び方を教えてもらっているのですが、いつも忘れてしまいます。「ふたんねいわ」というような難しいですが柔らかい名前だったと思います。
その南海岸のこのあたりは、二ツ根浜と呼ばれます。写真の右側にある浜から突き出している岩が二ツ根岩です。戦前には完全に海の中にあって海面から突き出ていたものが、隆起によって現在ではすべて地上に上がっています。「ふたつねいわ」ではなく、島民は別の呼び方をしていました。当時のことを知る人から何度も呼び方を教えてもらっているのですが、いつも忘れてしまいます。「ふたんねいわ」というような難しいですが柔らかい名前だったと思います。