OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

「硫黄島」として、まとめた内容を掲載して下さっているホームページ

2009年04月24日 | 硫黄島・小笠原村
ブックマークでリンクさせていただきましたワシモ様のホームページの

「レポート&雑感」の「お便りから」に「硫黄島」と
まとめていただいて掲載してもらっています。

本当に、お礼の申しあげようもないほど、
ありがたいことです。

ワシモ様のホームページには、
多くの、歴史や旅行記、俳句などについての
記事がたくさんあります。

「掲示板」には多くの人が、写真を送付なさっていて、
それに、ワシモ様が、返信をして下さっています。

「硫黄島」とまとめていただいた内容は、
妹(昨年、小笠原丸では初めて、前に入間基地から日帰り墓参
と合わせると、通算で派、二度の硫黄島訪問経験あり)と
私が、ワシモ様ホームページの「掲示板」に写真を
勝手に送りながら、お伝えした内容を、
ご丁寧にまとめなおして下さったものです。

ワシモ様との出会いは、
私がこのブログを初めたばかりの頃でしたから、この夏で
丸二年になります。


ワシモ様が、検索で、見つけて下さった
私のブログの記事は
慰霊祭で歌う「故郷の廃家」についての拙い文章でした。

別の方や、「島民の集い」で一緒になる方からも
この「故郷の廃家」についての記事について、
触れていただきましたから、
これまでの、記事の中で、最も反響が大きかった記事です。

その後も、
「集い」で歌ったこと
「2008年の慰霊祭でも歌ったこと」
などで、「故郷の廃家」について、書いていますが、
最初にブログを始めて間もない頃、
2007年の訪島から戻ったばかりの7月1日に
書いたものが、ワシモ様との巡り合いのきっかけでした。

ワシモ様がこの記事を探してくださったキーワードは、
この曲、「故郷の廃家」の作詞者
九州 熊本県人吉市出身の作詞家、「犬童 球渓(いんどう きゅうけい)」
でした。

最初の記事に書きましたが、
この歌についてのエピソードは
小笠原村 発行のパンフレット
「硫黄島 -硫黄島島民平和祈念墓地公園開設15周年記念- 」
からの引用に、私の意見を少し書いたものでした。

慰霊祭での献歌 「故郷の廃家」
http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=491a0e0dac4ed53fba73705598852613

として載せましたところ、

ワシモ様が、お問合せメールを下さって、
メルマガの記事にしていただいて、
ホームページの「レポート&雑感」に
◆『故郷の廃家』と硫黄島
として掲載して下さいました。

私が、ブログを始めたのが、
2007年の訪問からの帰りの船で、
「硫黄島について、島を見た者として伝えたい。
島民が戦前に住んでいた島だという部分が、
このまま時間が過ぎると風化してしまうのを
防ぎたい。」と思ったのが理由でした。

「故郷の廃家」、「犬童 球渓(いんどう きゅうけい)」の
縁で、
距離的には離れた場所、九州から
ワシモ様に、このように、扱っていただくというご厚情を
賜れたことは、本当に幸せなことだと、感謝の念でいっぱいです。



毎年、「故郷の廃家」を、大きな声で歌うのは、
硫黄島での慰霊祭
川崎での「島民の集い」
の2回です。どちらも伴奏なしの斉唱です。

リズムを合わせるのが難しいのですが、メロディーと和音の進行は
単純な曲です。
硫黄島には楽器を持ち込めませんが、
母島と父島からの中学生たちが、しっかりと習ってきて歌ってくれますので、
島民参加者(平均年齢が高い)連中の歌が、
調子が外れても、大勢に影響はありません。


問題なのは、「島民の集い」の方です。
「集い」には、ギターを持ち込めれば、伴奏ができるかと思います。
ただ、あのご出席の方々(平均年齢がさらに高い)が、
伴奏に合わせてくれそうには思えません。
昨年は、司会の方が合わせやすく、合いの手を入れて下さって、
何とかなりました。その前の年などは、ひどいもんでした。
今年の集いでは、
歌う前に、「注意点」解説をしようと思います。

「 「荒れたる」の「る」、「わがいえに」の「に」は、
全音符(4/4拍子の1小節まるまる分=全音符分=4分音符4つ分の
長さ)分の4拍、しっかり延ばすように。 」と、
参加者に協力を求めようかと、考えております。

上手に歌うことが目的 ではありませんが、
せっかくの歌です。
この歌を歌うことで、島で若い命を落とした、戦没者の方々が
どんな思いだったかに、想いを寄せながら、私ども「島民」にとっては
帰れない島である 故郷の島 への、望郷と希望を 表せるように、
声を合わせることは、大事だと思いました。


ワシモ様、
本当に、ありがとうございます。


写真は、擂鉢山の山頂から、島とは反対の海側真下方向撮影したものです。
以前に、小笠原丸で一周の時に、この擂鉢山の裏側を撮影したもの
を掲載しました。
山頂からは、このように緑ではない白くえぐれている部分が
断崖となって海に落ちています。
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