ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「ステーキとみい」(浅草)

2015-09-15 14:51:58 | 台東区

ステーキ漂流記
9月15日
新規175軒目「ステーキとみい」ロースステーキ150g(浅草)

浅草。
今のボクにとってはステーキ戦国特区である。
群雄割拠。レベルが高い。
今日も真っ昼間から激戦を繰り広げた。

それで、未だ以て、さっきのステーキの評価に悩む。
あくまでも美味かったことを前提で書くけどね。

今日は本当は伝法院通りの店に行く予定だった。「のぶ」ではなく、別の店。が、その店、9月14日から17日まで休みではないか! なんと、なんと、ついてない!

そこで、今日は前から気になっていた店に行くことにした。その店こそ今回の「ステーキとみい」である。

前に両国で働いていたことがあり、その頃、浅草の名画座に週1~3回通っていた。その時、大抵は蔵前から都営浅草線で通っていたが、たまに天気がいい日は両国~蔵前~浅草という感じで歩いて通ったこともあった。その道程でよく目についたのが「ステーキとみい」だった。でも、高そうな店だったので、中に入ることはなかった。
……ということで、思い出して行ってみた。

外にメニュー表がある。
ロースステーキ……8100円
ヒレステーキ……8600円
もちろんコースね。

以前より高い。
けど、こちとらこの値段ではビビりません。
……いやいや、「ヨシカミ」より高い。
でも、
(浅草でステーキを語るならこの店は外せない……!)
と考え店に入った。

お昼時にも関わらず、客がいない。
そりゃそうだ。
一番安いハンバーグステーキでも3000円はする。
で、他はランチタイムはロースステーキとヒレステーキ。以上。
ということで、ロースステーキを頼んだ。

店内はステーキ屋というよりは鉄板焼、いや焼肉屋のような雰囲気。鉄板焼スタイルのわりには、てか、その値段のわりには高級感はない。良く言えば庶民的な感じで、そこの所が浅草ならではかも。

店員にどこ産の牛か訊く。
山形牛‼‼
やったぁ!
産地は日によって違い、今日はたまたま山形牛!

前菜を食べながら、というか、目の前のステーキのグリルに釘付けになる。鉄板焼スタイルはグリルをライブで楽しめるから好きだ。飽きない。
おお、ロースステーキのわりには分厚いじゃん。

しばらくして、ステーキ配膳。
一口サイズに切られているが、一つ一つがゴロッとして、具が大きいカレーの具みたいな感じ。

一口!
ステーキなのにプリッとして、柔らかい!
ちなみに、ミディアム指定。なのに素晴らしい柔らかさ。
強烈な旨味こそはないが、一口が分厚く、その厚さからこってりがやや薄まった脂身が重く拡がる。これを塩・胡椒をつけたり、そのままで食べたり、山形牛をゆったりと味わえる。
確かな旨味はある。あるんだよ。

けど……もう1つ突き抜けてないような。

値段の分は満足出来た。

が、ワインと併せて8700円。
この間の「のぶ」の2000円以下から考えると4倍以上!

う~ん。

十分美味かった。
山形牛の実力はあり。

けど、けど、コストが……。コスパは「みその」や「ウルフギャング・ステーキハウス」よりも適正。

でも、また行ってもいいね。

総合 ★★★★
旨味 ★★★(山形牛にしては突き抜けてなかった。考えこんだ)
柔らかさ★★★★★
メニューの豊富さ★★
コスパ★★★
再訪問★★★(コスパ……ね。)