【ステーキ漂流記】第6章
31軒目(新規433軒目)「とらそば」(新宿)
夕方に新宿で用事があるが、14時半と映画で時間を潰すには微妙な時間に来てしまった。
となると、「ステーキ漂流記」の出番である。
そこで思い出したのが、新宿歌舞伎町の「とらそば」にサーロインステーキがある、という話だ。
え? 蕎麦屋でステーキ?
まずそのことに驚くが、
その上300gで税込み1680円という安さ!
本当かな?
とんでもなく不味いんじゃないか?
ということで店に入った。
店に入ると蕎麦屋らしく券売機がある。
そこには確かにサーロインステーキというメニューがある。
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券を買い、
カウンターに出す。
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すると、
カウンターにいたオヤジ店員から、
「座って待ってて」
と指示が出る。
端の方に席を取り、
ただ待ってるのもなんなので、
近くのファミマで檸檬堂を買ってくる。
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お昼過ぎだが、靖国通り沿いの好立地とあってそこそこ客が入っている。
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さらにしばらく待つと
カウンター方面からパチパチした音がし、
「もしや…」
と思ったらカウンターから
「ステーキの方、お待たせしました」
という声が。
カウンターにステーキを取りに行く。
見てびっくり。
蕎麦屋のステーキにしてはかなりしっかりとした物が出た!
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味はどうだろ?
カチカチじゃないかな?
まず、肉に第一刀。
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ん、焼きすぎかな?
一口。
ちょっと硬いがカチカチではない。肉汁もあるにはある。
お?
二口目もやはりカチカチではない。というか、タレなしでもいけるじゃん。
飛び抜けて美味くはない。
が、立ち食い蕎麦屋でサーロインステーキが出て、そのクオリティが「サイゼリヤ」や「ガスト」、「デニーズ」のファミレスのステーキにも劣らない。
三口目はタレをつけて。
そこそこである。
ちょっと前に行った市川妙典のパチンコ屋のステーキに似た衝撃である。
スペシャルではないが、
異業種の店のステーキが星3つクラスだったりすると驚きがある。
これ、ステーキハウスやグリルレストランだったら星2つになるけど、
「とらそば」だからこそ「凄い!」と言える。
いや、「凄い!」は言い過ぎかもしれない。
異業種なのにそこそこ。
こういうの、いいよね。
評価
総合:★★★
素材:★★
グリル:★★
タレ:★★★
付け合わせ:なし
意外性:★★★★
リーズナブル:★★★★
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