ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「のんのん」(南越谷)

2014-12-06 19:14:54 | 越谷市

ステーキ漂流記
12月6日「のんのん」のんのんステーキ?g(南越谷)

師走のスタート早々に昭和の大スター・菅原文太が死去してから→上野で立ち飲み→仕事→20時間耐久菅原文太追悼&マイ・バースデー→9時間半のアウシュヴィッツのドキュメンタリー映画を見る→仕事……という師走の真っ只中。こういうこともある。急いで「いきなり!ステーキ」や「ビリー・ザ・キッド」に行くのも気が向かなかった。ステーキを喰うならどっしりとゆったりして食べたい。ということでブランクが出来た。

それでやらなくなるのはまずい!運良く武蔵野線が南越谷で人身事故でちっとも動かない。いや、普通の人ならバッドラックだが、そういう時こそステーキを食えという思し召しとしか思えなかった。

しかし、午前11時では「サイゼリア」か「デニーズ」しかない。こんな機会にサイゼというのもな……と思ったので、近くにあるダイエーに入った。意外とこういうスーパーにレストランっぽい所があるはず、と思ったらやっぱりある。越谷レイクタウンが出来てすっかり斜陽ムードがムンムンのダイエーの3階に「のんのん」という店がある。一応、喫茶店みたいだが、いわゆる食事が出来る喫茶店。表にメニュー表があるので見ると……おお、あった! 勘は健在である。

店内は買い物ついでのおばちゃんたちがそこそこいる。まさしく買い物客目当ての店だが、リーマンっぽい常連もいて「いつもの」って頼んでる。ボクもボクでジャガー横田をくたびれさせた感じの熟女店員に「のんのんステーキ」を頼む。

5分くらい待って、ジャガー横田がもってきたステーキを見て目が点になった。ステーキ丼じゃないか。ま、いいや。ということで、前菜のサラダを食べてからステーキを一口食べる。………………肉は柔らかく、オーストラリア……いやそれ以前に牛っぽくない。鳥っぽい。そうだよ、「のんのんステーキ」ってあるだけで牛とは謳ってない。チキンステーキか?でも、牛のような……。鳥と思えばそうとも言える。完食前にジャガー横田に尋ねる。

じょ~い「これ、ひょっとして牛のステーキ?」
ジャガー横田「え?牛ですけど……肉、見ます?」
じょ~い「いえ、結構です。どこ産ですか?」

と訊くと金髪で短髪の水前寺清子みたいなおばちゃん店主に訊いてる。ギャグではないがジャガーがチーターと仕事してる。

ジャガー横田「ニュージーランド産です」

ニュージーランド産か。まあ、サーロインじゃなきゃこんな部位のステーキもあるか?

結局、鳥疑惑が晴れないまま完食。やっぱり1280円のステーキらしくすっとこどっこいなランチになっちゃった。ある意味斜陽のスーパーの場末の喫茶店らしいステーキだった。普通じゃこの店に進んで行こうとしないが、「やっぱりな」と言わんばかりの「のんのんステーキ」だった。

★★



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