【ステーキ漂流記】第4章
40軒目(新規387軒目)「niku kitchen BOICHI」(八丁堀)
今日は築地で用事があるのでその前のステーキ。と言っても築地ではなく、近くの八丁堀でのステーキ。前に行ったことがあるけど、書きそびれた店があるのでそこへ行く。それが「nikukitchen BOICHI」である。
パッと見、洒落た外観の店。いかにもここ2年で出来た店、という感じだ。
中に入る。
先客5人ほど。土曜日の昼前のわりには入ってるかな。
ランチメニュー、ディナーメニューを一通り見る。どうもディナーメニューのステーキも量が違うというだけでそんなに変わりはなさそうなので、ランチメニューのビーフステーキにハンバーグとチキンステーキが付いたMAXプレートを頼む。
まずは赤ワインと前菜のサラダとスープが、
しばらくしてMAXプレートが配膳。
ステーキの牛は岩手県産。
一口。
……。
旨味がほとんどない。前もそんな感じだった。
ハンバーグを一口。
お、こちらはまあまあ。
チキンステーキを一口。
ちょっと硬いがまあまあ。
で、またビーフステーキ。
……一番地味。
タレをつけてみる。
まあまあ。
一見欲張りなプレートだが、地味なステーキとそこそこのハンバーグとチキンステーキで誤魔化そうってか。
うーん。
これ、ステーキだけのメニューならもっとボロカス評価だったかもしれないが、他のコンボメニューでそれが回避された。
他のメニューを見ると、ラムステーキやジビエステーキなど、いわゆるビーフステーキ以外の総合での肉で勝負しようとしている。それで肝心のビーフステーキがポンコツじゃあねぇ…………。
野球で言えば元メジャーリーガーのホームランバッターがシーズン序盤でポンコツと分かり、そうそう2軍行きか退団しちゃうという、元楽天のユーキリスのようなステーキだった。
まあ、それをあらゆる角度でフォローしようとしていたが、もうひとつだったかな。前回アップしなかったのも納得。和牛、黒毛和牛を取り扱うならどうにか期待に応えるレベルにしないと。
総合:★★
素材:★★★★
グリル:★★
旨味:★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
ハンバーグ:★★★
チキンステーキ:★★★
雰囲気:★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★
ご批評ですが、
これも
ステーキを愛するが故の
ご指摘でございましょう。
納得です。
今回は妥協なく書いてしまいましたね。だからこそリアリズムがあります。