1月23日「SWANカフェ東銀座」笠間和牛の角切りもも肉ステーキ?g(東銀座)
思い立ったらステーキ食べ歩き。
本当は健康的にはヤバい。
だから、ここにUPしない時はコンビニサラダとカップ麺とかコンビニサラダと赤飯とかだったりする。
飲み物もステーキと飲み会と家飲み以外は特保の十六茶(血糖値+中性脂肪値を下げる)や爽健美茶、ブラックコーヒーだったりする。ゼロコーラやゼロサイダーすら飲んでない。スイーツなんかは最早ご法度。ま、アボカドはありかな。
という具合で身体的にも懐も粗食男子だったりする。……カップ麺をやめればね。それだって1日1食で、ミネストローネとか食べたりしてる。
だったら2日に1回は超肉食もあり、なハズ。
ということで、今日は東銀座トリロジー。
1軒目は「SWANカフェ東銀座店」。むちゃくちゃオシャレな雰囲気の店。「anan」、「クロワッサン」、「ポパイ」のマガジンハウスのお膝元のだけはある。そう、東銀座は歌舞伎座の街でもあり、実はマガジンハウスの城下町でもある。基本的にオシャレな洋食屋、ビストロが多い。和食屋も。しかも、銀座みたいに高い店が少なく、リーズナブルな店が多い。
そんな強豪店がひしめく中で、「SWANカフェ東銀座店」はドラマ「マッサン」に乗っかってニッカウヰスキー推し。プラス、よーく見てみると、この笠間和牛の角切りもも肉ステーキが1200円だったりする。黒毛和牛のメニューで1200円というのは物凄く安い! ただし、何グラムとは書いてなかったけどね。それでも迷わず頼む。
5分ぐらいで早くも配膳……と思いきやステーキ丼ではないか。聞いてないし、書いてなかったな~。おそらく、100gもない。ま、いいか。
野菜の多さとステーキの量はいかにもマガジンハウスチルドレン女子向け。それでも、笠間和牛は同じ茨城県産でも常陸牛よりも旨みはある。悪くはない。でも、丼だよな。
そこそこの満足で完食し、「anan」の読者っぽい芸人風のぽっちゃり女子の店員にディナーメニューを訊いてみたら、笠間和牛のステーキのみが1000円で提供されているという……。じゃあ、それもランチに出そうよ。
★★★
1月21日「ビストロセゾン」和牛サーロインステーキ?g(錦糸町)
錦糸町のステーキ屋・ステーキ提供店もあと残りわずか。その中で気になっていたのが今回入った「ビストロセゾン」である。
「ミスター・デンジャー錦糸町店」の隣にある洋食屋。表にメニュー表があり、見てみると和牛サーロインステーキ4000円があるのを知ったのは3ヶ月前ぐらい。「加真呂」や「ミスター・デンジャー」に行く度にその店の前を通り、気になる存在だった。
で、年末だか年始めの昼にいったら、小林聡美似の店員に「昼はディナーメニュー(和牛サーロインステーキ)はやってません」と言われ、すごすごと帰った。
で、昨日は昨日で夜に行ってみたら貸し切りになっていて店に入れなかった。そんな経緯があって、三度目の正直とばかりにようやく店に入れた。
それで、和牛サーロインステーキを頼むが、そこにマデラソースなる聞きなれない単語があったので、小林聡美に訊いてみた。どうやら、赤ワインベースのソースらしく、甘いらしい。言葉の意味はよくわからないが、とにかく凄い自信は感じとれたので、和牛サーロインステーキをマデラソースで頼む。
10分以上待ち、ようやくステーキ配膳。
肉は群馬産。正直、群馬産と聞いて期待値がちょっとさがったが、見た感じは悪くなさそう。
一口食べる。
柔らかさは確かに黒毛和牛。
先に結論を言うと、マデラソースが旨みが少ない群馬産の黒毛和牛を見事にフォロー! 群馬産黒毛和牛にアクセントを付け、上品な別物に仕立て上げている。明らかに群馬産黒毛和牛の弱点を見越してのマデラソースだった! これなら群馬産でも茨城産でも楽しめる。
付け合わせがまた異様に美味い。白い小皿は魚介類のホワイトソース。それとキノコ類の付け合わせにはバジルソースをつけて食べる。オシャレ且つ美味い!
で、黒毛和牛のステーキにしては珍しい脂身が多く、これまたとてつもなく美味い! 旨味が濃縮された刺身を上品なワインベースのソースをつけて食べる。しかも、駅前の「シラツユ」みたいに最初からソースがべったりでもない。黒毛和牛が生かされた工夫が詰まった和牛サーロインステーキ!
ぐだぐだ書いたが「参りました!」と小林聡美似の店員に告げちゃったよ(笑)。
両国の「CAMARO’sダイナー」と比べると肉そのものの質と何かで劣るが、それを補う技!
訊いてみたら、シェフはこの道40年の大ベテランで、青山のホテルに30年いたとか。それが見事に詰め込まれた和牛サーロインステーキ。
錦糸町で一番のステーキは「ミスター・デンジャー」でも「ビリー・ザ・キッド」ではなく、「ビストロセゾン」の和牛サーロインステーキ。おそらく、他のメニューもめちゃくちゃ美味いはず。
★★★★★
1月17日「どんぶりかんじょう」サーロインステーキ150g(新橋)
もう二軒も行ったのに……
ふと、にゅー新橋ビルに寄ってみた。本当になんとなくだ。
本当はもうステーキはいいハズだが、にゅー新橋ビルでステーキ屋を探す。
ないだろうな~、って思って徘徊していたら、ハンバーグ・ステーキののぼりが! ステーキ屋だ! しかも、サーロインステーキが1000円じゃないか!
店に入ると……カウンターのみの小さな店に暇そうにしていた初老の親父がぽつねんといた。店内は昭和30年代の歌謡曲。まるで、浅草の名画座のような雰囲気。そんな怪しさ満点の店に惹かれて、サーロインステーキを頼む。もちろんワインも頼もうとしたら親父が「昼は飲み物はやってないよ」とピシャリと言いはなつ。えええええ、飲み物を出さない? と面食らっていると親父がすかさず「特別にビールならいいよ」と粋な一声。
それにしても、やる気があるのかないのか微妙なお店だ。店名が「どんぶりかんじょう」だし、店内はなぜか焼き鳥やらサバ缶やら缶詰めだらけ。一体……。
しかしながら、カウンターから見る親父のステーキの調理はかなりのもの。タッパーから下ごしらえをした肉をだし、ワインで豪勢に焼く。店内がボクだけということもありステーキが早く出てくる。この間、肉の産地を訊いたら、
メキシコ産。
ま、この安さなら仕方ないかな、と思ってたら親父が食べる前に、
「ウチの肉は柔らかいから。食べてみな」と自信満々の親父。
一口。たしかに柔らかい。それだけじゃない。下味にむちゃくちゃ工夫が施されている!
訊くと2週間熟成させ、さらにA5の黒毛和牛の脂を使ってる、と。他の店のメキシコ産ではまず味わえない素晴らしい工夫だ。
親父が言うには、40年以上もいろんな店を渡っての試行錯誤のステーキらしい。タレに使うポン酢も自家製。
さらに驚かされたのが、付け合わせの人参、アスパラ、ポテトまで美味い! それこそ適当な付け合わせが多い中で、人参も下ごしらえがしっかりしている。親父はひたすら「そんなことはありませんよ」とは言うが……もしかしたら、とんでもない当たり店かも。
親父曰く、平日昼はむちゃくちゃ混んでるらしい。そりゃ、小さいからね。土曜日は他の店もそうだけどめちゃくちゃ暇だとか。
ちなみに、スパムがいっぱいあるのは、夜は女の子がマスターの缶詰めバーらしい。
いずれにしても、久しぶりに行き当たりばったりで当たり店を見つけた!
★★★★
1月17日「せいとう」熟成サーロインステーキ100g(内幸町)
「肉の万世」のジャンボ厚切り霜降りステーキは不味くはなかったが不満が残った。
黒毛和牛ステーキはこんなもんじゃない。
もっと美味いハズだ。
ということで、「CAMARO’sダイナー」並みに美味く、柔らかいステーキを提供する「せいとう」へ。100gぐらいならいいだろう。
そういえば、前に行った時にも口直しで行っている。しかし、前回は美味い店であることを知らずに行ったが、今回は美味いことを知っての来店。店員、覚えてたね。
さっそく熟成サーロインステーキを100gで頼む。今回の肉が何産か訊く。
鹿児島産。
あれ? 前は違ったような……日によって産地が違うのか。「听屋」もそうだった。ま、茨城や群馬よりは良さそう。
配膳されたステーキは前回と同じ。が……若干切り心地も旨みも落ちたかな。いや、待てよ、そういえば前回も塩・胡椒を使ったような……試しに使ってみた。たしかに旨みが増してる。「CAMARO’sダイナー」のステーキも塩・胡椒の下味がしっかりしてたし、最初に配膳されたステーキは塩・胡椒が弱い。肉の旨みと塩・胡椒が関係あるのか? それとも40日間の熟成か? いずれにせよ、併せて1本。
その日によって肉の美味さが変わる……そんな肉のギャンブルも良かんべ。
★★★★
1月17日「肉の万世 神田店」ジャンボ厚切り霜降りステーキ270g(神田)
現時点で最高の「CAMARO’sダイナー」の黒毛和牛サーロインステーキ。やはり、これをガツンと食べればいい基準になる。黒毛和牛の美味さを最大限に活かしている。
さあ、そこから考えると他の店の黒毛和牛はどうだ? ということで、ガツンと黒毛和牛ステーキが食べられる店で黒毛和牛ステーキを食べることに。たしか、「肉の万世」のピンのメニューで270gで黒毛和牛ステーキが食える。ということで、神田の「肉の万世」へ。
「肉の万世」というと一般的にはパーコーメンが有名。あとはカツサンド。けど、本店をはじめ、一部の店はハンバーグとステーキに強い。メニュー表を見るとリブ、ヒレ、サーロイン、もも、ランプなどあらゆる部位で黒毛和牛ステーキを提供。これは迷う。ふと、もも肉120gの万世ステーキと、サーロインステーキ(200g)、それと一番高いジャンボ厚切り霜降りステーキが同じ産地の黒毛和牛なのかどうか訊く。
すると、
万世ステーキ→その日によって違う(?)
サーロインステーキ→茨城産
ジャンボ厚切り霜降りステーキ→群馬産
迷うよね~。
正直、茨城産にいいイメージがない。群馬産も…そう変わらないだろうが…結局、群馬産のジャンボ厚切り霜降りステーキに。
で、来たのが写真のステーキ。
たしかにぶ厚い。食べごたえはある。
まずは一口。
…やっぱり「CAMARO’sダイナー」の特選サーロインステーキのような濃厚な旨みはないね。とりあえず、柔らかいし、食べて少しすると奥ゆかしい旨みはある。切り心地も悪くない。
けど、黒毛和牛にしては弱いな~。
no satisfaction
やっぱり、有名な店はダメだね。
★★★