小池知事「経緯の調査はまだ時間がかかる」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160922-00000006-nnn-soci

こう言う話で難しいのは東京都の責任と都職員のミスを明確に分けられないと結局都の過失にされてまた税金の無駄遣いと非難されてしまいます。
特定の個人が何らかの理由で経費削減等の工作をしようとした別会計でも一定期間その金を浮かして他に流用しようとしたなら
未だ作為的でも都の責任より個人の判断ミスと言えるでしょう。
しかし、テレビで言われているような縦割りの部署間、幹部同士の意思疎通がうまくなかった場合 改革だけで済むのか疑問でしょう。
簡単な話、小池知事の後、また元へ戻ってしまい兼ねませんから。
監視組織とセットで重要案件のミス防止や安易な変更、または追加を戒める必要はあります。

【政治的なポイント】
豊洲の土壌汚染自体は公知の事実として報道されていたが、専門家会議で盛り土による対策を講じると説明していた。
その後に旧盛り土の汚染が見つかり、また地下空間の利用など(＊)が提案されて、その後の図面には建物の下は盛り土でなく、
地下構造物となった。
工事が済んで公開されて地下構造物の存在が世に知れることになった。

(＊)この辺りの話を誰の権限で変更したのか曖昧なのが問題でしょう。
また、本来その盛り土の金銭的処理も疑念が持たれます。本当に安く上がったのか？
そして何より情報を間違ったまま公開していたミスは痛恨です。
盛り土で良かったのかはありますが、都民に対する背信行為ですから。
更に疑念が生じるのはこんな話を誰までが知っていたのかです。
都議会の首領(ドン)と揶揄された人までが知らなかったとは思えません。
(注意:なんの根拠もありませんが、時代劇とかだとそう言うものです。)
本当に知らなかった場合、組織的な落ち度で、反対に知っていたとすれば作為的な話です。
たいていは惚けて終わると予想されますが、知らなかった場合権益的な話しか興味がなかったのかもしれません。

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