「なぜ守れなかった」 母親逮捕に新たな衝撃 野田小4女児死亡
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/568307
>終了後、同省の虐待防止対策推進室の宮腰奏子室長は「一時保護解除時の家族全体の状況の評価や、解除後の支援体制、学校との連携に課題があったのではないかと申し上げた」と話し、今後の検証や、児相が指導中の子どもの安否確認を「しっかりやっていただきたい」と求めた。
普通に考えたら、千葉県柏児童相談所の対応が無理なら厚労省の力を借るか、警察に相談しますよね?
私の見解は被害者の父親が児童相談所から奪還を試みたり、小学校に嘘の書面を提出したりした時点でその組織の責任を超えた事案になったと思うのです。
つまり、上部組織の厚労省なり、文科省なりに協力を仰いで知恵を借りてでも駄目なら警察に動いて貰う話ですよね。
悪いのは親でそれを始末しないと保護しきれないのですから。
それと警察沙汰にしないまでも父親のカウンセリングは必要だったのでは?と思っています。
それはDVについてもそうですが、普通の親ではなかったと思うのです。
普通の親なら、叱るとしても体罰で傷が残るような真似はしません。まして女の子ですから。
それに食事を与えないような事までしていたとすれば普通の説得などの域を超えています。
食事を与えない事が判明していれば即座に引き離しても良かったのでしょう。
問題は児童相談所の行政の範疇を超えたような事案で一度保護したのに連れ戻されて殺されたのですから、警察と相談するべきなのも含めて判断を誤らせるような組織にしか見えません。
厚労省を含めて児童相談所の対応が出来る全てだったのかは世間が疑問に思うとおりでしょう。
見えて来ないのは対処の具体的なバックアップや情報の共有化などです。
それに個々の組織ではなく、児童相談所、小学校、それに警察と固まって対応するくらいのことしないと救えなかったのでないかと残念です。
【追記】
最初はこの問題をずっとこだわる事に難儀でした。
かえらない命をどうしたら守れたのかというのは結論のない問答ですから。
書いていて変わったのは団結が必要なのかと思ったあたりです。