検査数と陽性率の散布図
横軸が検査数で、縦軸が陽性率です。
想定していたのは10%辺りに水平線を描くような散布図でした。
想定がXに無関係にY=10のような水平線上にドットが並ぶのでしたが、
Y=A/Xのような逆関数になっています。
検査日と結果が出る日にズレも有るのかもしれませんがそれを考慮しても
凄く異様な陽性率の散布図です。
検査数と感染数の散布図
どれだけ検査しても約200~800の間におさまっています。
これは確実にこのくらいの数の陽性の可能性の高い患者のみを
絞っている可能性が有るのかと思われます。
その他に濃厚接触者の検査で検査数は増えますが
或る一定割合で感染しているなら市中から均一にサンプリングしていれば
一次の直線上に並んでも良いはずなんです。
その検査対象の絞り込み、すなわち病床数との調整に力が入っていた
と考えられるのです。
もっとももう一つの言い方をするとこのような統計処理をする前提で
情報を収集していないから、現実的に数をコントロールするような
準備や危険予知が出来難かったのかと考察します。
このコロナウイルスの厄介さからすればもっと想定を厳しく、余分目に
準備しないと間に合わなかったのです。
未知のウイルスの怖さは準備不足による不測の事態が示しています。
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