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雇用の規制改革で儲かる「パソナ会長」竹中平蔵氏が、政府の成長戦略会議メンバーに

2020-11-24 19:45:00 | コラム

> フリップボードには「正規雇用といわれるものはほとんどクビを切れないんですよ。クビを切れない社員なんて雇えないんですよふつう。それで、非正規というのをだんだん増やしていかざるを得なかった」と書かれていて、森氏はそれを読みあげた上で、「こういう人がこれからの経済と規制改革のアドバイザーですか。総理、こういう話をしている人、どなたかわかるでしょう」と総理に質問した。


雇用問題の根幹はこれなのかと思います。
期間工のような形で繁忙期に将来まで面倒を見れない人を雇うのが本来でした。
それが就職氷河期以降、新卒までに定着してしまいました。
その結果として転職を繰り返す人がいるようになり不安定さを増しています。
また、以前はそれなりの賃金でしたがおそらく下がってしまったのだろうと推測します。
職種でも違いますが今見る限り下がっている印象です。

労働市場で補完する形にしてきた事がもしかするとこの国の政策の失敗だったかもしれません。
仮に他の先進国並みに日本人は正社員で外国人労働者で補完していればまだ生産性云々の話は低く成らずに済んだのでしょう。
それとリストラして利益を出す為に本質的な開発も疎かになります。
また、投資もできるだけ集中させました。
その分、割を食う事業が衰退したり、売却されたりして消えていきました。

不思議なのはこれをやれば個人消費は伸びずにGDPが上がらないのは知っていただろうと思うのです。
それにも関わらず法律的にこれで推してきたのが自民党の甘さなのかとも思えてしまいます。
また、諸条件の悪さ(リーマンショックや東日本大震災など)でもしかすると改善のチャンスを逃したかとも思います。
更にこのコロナ禍ですから、幾ら就職氷河期対策しても上手くいかないのです。

国際社会で人件費の競争のような事になって厳しい状況になっていたとは言え、政策を見直さなかった事で中流から貧困へと落ちる割合が多くなりました。
それでまた政治が対策しなければならない事が増えている訳ですから、本質的に有能な経営者を増やしていかないとならないのは明らかな話です。




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