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流れが激変 塚田川で何が?新耐震基準の住宅も倒壊おそれ

2024-10-22 04:00:00 | ニュース


目次
・ピーク時の流速は時速20キロに
・流れが変わった原因は「橋」か
・急変する塚田川 動画と証言で

分かった事としては
水深は2メートルから3メートルとみられ、柏田助教は新耐震基準の住宅でも倒壊するほどの力がかかっていた可能性があると指摘しています。

原因分析
▽橋が無かった場合は1.12メートルにとどまっていたのに対し、
▽橋があると流木や土砂がたまって流れが変わり、水深も2.56メートルと2倍以上になることがわかりました。

対策検討
竹林准教授は流れが強かった場所でもブロック塀に囲まれた建物が流出せずに残っていて、こうした対策が有効かどうか、検討が必要だとしています。

提言
柏田助教
「塚田川は急峻で流域も小さく短時間で水位が上がりやすい。土砂も崩落し、『土砂・洪水氾濫』となったことで被害がより大きくなったとみられる。全国でも起こりうる現象で小さい河川のそばではいち早く避難の判断をして高台に逃げることが重要だ」

竹林准教授
「水の深さが倍になれば建物に働く力はそれ以上になる。橋そのものに流木がひっかからないようにしたり、橋や家の設置位置を見直すことで被害を防げる可能性がある」

線状降水帯による豪雨は全国的に起きる可能性はあり、その場合にどこでも小さな河川で短時間に水位が上がり易い場合があるようです。
そう言った地域に新たに早く避難の指示を出せるような検討が必要です。
また、橋など流木が引っ掛かるような場所は深さが深くなったり、そこで流れが変わって住宅地へと押し寄せる事が相対されます。
それを予見した都市計画が必要なのかと思います。
リスクの高い住宅等への指導(移転や高層化)が必要であり行政としては難しい点も考えられます。
最低限でも迅速な避難指示や避難訓練が必要であると推測されます。

【検討課題】
ブロック塀による対策は有効かもしれませんが、地震に倒れるなどの理由で法改正され撤去されていた過去があります。

ブロック塀の建築基準法における規定は次のとおりです。
・高さは地面から2.2m以下
・壁の厚さは15cm以上(高さ2m以下の塀は10cm以上)
・壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径9mm以上の鉄筋を配置する
・壁内には、径9mm以上の鉄筋を縦横に80cm以下の間隔で配置する
・長さ3.4m以下ごとに、直径9mm以上の鉄筋が入った「控え壁」を設置する
・ブロック塀の基準に適合しないブロック塀を設置すると建築基準法違反となり、事故が発生した場合には所有者が責任を問われる可能性があります。
・また、2.2mよりも高いブロック塀は倒壊の危険性があるため解体の必要があります






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