記事は正論なのですが、コメント欄の専門家の話が今後の課題です。
【大元氏】
過去には闇バイトから抜け出そうとして警察に相談したが「証拠もなく、海外からの犯罪なら対応できない」と断られたという証言もあります。
「闇バイト」から抜け出そうとして最寄りの交番等に相談しにいったとしても、末端まで対応が周知されていなければ、どうようの扱いを受けて「警察に相談したけれど相手にされなかった」となるリスクが考えられます。
こういったリスクを防ぐためのに「闇バイト」の相談窓口を設けて、そこに連絡することで証拠が不十分な状態であっても、親身に相談してもらえる、そういう状況を優先的に作り出すことが重要ではないでしょうか。
この通り、窓口からはじめてはどうかと思いました。
【前田氏】
末端だけでなく首謀者まで検挙し、裁判で厳罰が下される必要があるものの、問題は末端から仲介役、指示役、首謀者などと上に行くに従って関与を示す証拠が乏しくなる点です。
そこで盗聴やおとり捜査を行うべきという話になるわけですが、前者についてはすでに通信傍受法があり、組織的な強盗や窃盗、詐欺でも令状に基づく電話や電子メールなどの盗聴や通信傍受が可能となっています。
指示役や首謀者を捕まえて取り調べない限りこの手の犯罪はなくならないと言われています。
法律の改正等今後の課題かと思いました。