ワイドショーに出て来る視聴者代表のコメンテーターが低次元なのを残念に思っていたが、ネットの反応はもっと低いと言うのを痛感しました。
ワイドショーのコメンテーターやそれに近い芸人の反応は専門家がいちいち説明したのを台無しにする程に中身が薄いのです。
おそらく、出す必要のある専門家の意見を放送したいだけで視聴者の理解度や反応まで求めていないのでしょう。
ただ、それでも高齢者の場合、それなりには左寄りとは言え、社会的に井戸端会議で話せるレベルのものでした。
ネットで実感するのは社会的な井戸端会議程度の会話レベルすら割り込む単なるストレスの発散だったり、極端に偏った意見の持ち主が目立ちます。
仕方ないのは反応が多いのを関連があると勘違いしているコンピュータのプログラムなのですから。
実際には反対しているのに紐付けられてしまうような出来損ないのアルゴリズムなのかと疑いたくなります。
それでも視聴回数が多ければ宣伝になるのでしょう。
テレビ局のワイドショーでも専門家やフリップは正確な情報に近い物を提供しています。
そしてスタッフもそれなりには勉強しますし、それで出演者にも理解して貰って話さていらように思います。
問題はコンメンテーターの意見や所感が必ずしもそれらのレベルまで届かない為に最後に話すので台無しになります。
結局、制作スタッフもその辺りを理解してかある程度打ち合わせで喋らす内容は予め話しているのでしょう。
コーナーの時間が限られていますから、どんでん返しはさせられないしかつクレームの多い発言も困ると推察します。
そこに行くとネットの書き込みの方はその制作スタッフに相当する歯止めがなく、公党ですら下手すると言いたい意見で押し通すだけの行動パターンに陥り易いです。
Twitterの頃はもっと酷くてスタッフが偏っていたらそれまででした。
Xになっても規制の入れ方は名誉毀損などには運営が受け付けます。
偏った意見や間違った意見は受け付けないので、通ってしまいコミュニティノートしか適用されません。
結局、投稿者も気が付く機会を逸して常識的なレベルの話にならない場合も発生します。
2ちゃんねるの頃よりはだいぶ良くなっていますが、それでも偏った意見は放置して投稿数や閲覧数を稼ぐ方法は変わりません。
マスコミがオールドメディアと呼ぶにはネットがニューメディアと呼ばれるに相応しい状況でないと進む先がありません。
せめてもはきちんとした取材の出来るネットの情報提供できる組織が必要なのかと思います。
問題だらけの新聞やテレビを批判するのは容易ですが、問題は代替になるレベルの情報発信源がないと結局正確性は向上しません。
何しろ、現場の状況を写真や、動画で伝えられてもその正確な情報の精度は素人には無理ですから。
報道の腕章が伊達でないのはそれなりに警察等に聞き出せるだけの信頼や有名な状況があるからです。
ネットの信頼して性向上が今後の鍵なのかと思いました。