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「旗国主義の穴」と報じる日経新聞の罪深きミスリーディング

2020-03-04 11:26:47 | ニュース

基本的な問題として国際協力が必要なのは理解していただきたいと思います。
何故なら、香港で既に感染者が出たのですから、本来はその時点で対処すべきで
それは公海上での判断の船籍の英国か、寄港された香港のはずです。

>しかし、日経新聞の当該記事は国際法の専門家のコメントもなく、旗国主義が船舶内の感染症対策で障壁になっているという印象を読者に与えており、大学で国際法を専攻して勉強している筆者にとっては、ミスリーディングな記事だと感じた。 

その国際法の不備でこれだけ犠牲者を出したのが恥ずかしくないのか?
WHOにしても国際機関なのに何もしなかった
単なる資金の無駄遣いでしかない。
国際機関の最近の無能さは目に余る。

簡単に言うと日本が背負ってしまった事に対する疑問を提示して国際的に
これからのクルーズ船の対応に改善をさせようとしているのに理解していない。

それで言ったらもう一つの船みたいな話になりますよね。
カンボジアが引き取ったが何も検疫できなかった下記の記事からすると
この国際法の専門家とやらは相当な門外漢なのでしょう。

>マレーシアの首都クアラルンプールに移動した際、空港の検疫で感染が疑われ、検査の結果、感染が確認されたということです。 

つまり、国際法以前にクルーズ船そのものに欠陥と言うかクルーズ船のゾーニングが難しいと言う問題や急遽の大量の検査対象など問題があったのですから
先ずはそこからの見直しかと思います。
これらの想定をしていなかった国際法の下での議論が如何に虚しいか知るべきです。
アメリカの取った行動のように国際的にも協力すべきだったでしょう。

しかし何ですが、この方の言ってらっしゃることが事実ならもっと海外から反論が出てもよろしいのかと思います。
日本でフィナンシャルタイムズ程に、日経がイギリスで読まれていないのも仕方ない話ですがそれにしても反応以前に英国が何も言わないのがどうしようもありません。
問題外です。

それと本質的には厚生労働省が検疫に立ち会っていながらこの無様さなのが
まだ悔いて止みません。
病状が出ていても下船していなかった例とか悔やまれます。

それとクルーズ船の運営会社が乗員の健康管理を失敗した点が感染拡大に大きな問題の一つなのですが、これはアメリカの会社の問題です。
>横浜港で検疫中の「ダイヤモンド・プリンセス」を運航する米クルーズ運航大手カーニバルの2020年度の純利益が、新型肺炎による運航停止で1割強押し下げられる可能性があることが12日分かった。 

最後に纏めますが、2月5日以降で感染が確認されたら船籍国や運営会社国と協議すべきでしたがそれすら外務省はしていなかったのではないか?
国際的な問題解決が下手な日本と言うのも露見しましたよね。
更に寄りにもよって危険性が高いのから下船させる計画できなかったのは大きいです。







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