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言葉選びの大切さ

2021-11-06 12:17:00 | ニュース

トゥンベリさん「COP26は失敗」 開催地で若者大規模デモ


Yahoo!のタイトルはグレタさんCOP26批判「失敗」となっています。
これを素直に受け止めずに穿った読み方をするとデモが失敗したようにも解釈出来ます。無理矢理ですが。
それでもう一つ気になったのが彼女を名前でグレタと呼ぶのか、それとも苗字でトゥンベリと呼ぶのかどうしてこうなったのでしょうか?

Yahoo!のコメント欄で目立つの賛同よりも一定の方向で疑問を呈しています。
彼女の主張だとCOP26のトップ批判なのですが、それ以前に自分達はどうなのかと言う話です。
また、理想とか正義とか若者向けの言葉が並びます。
その原因はアメリカの離脱や中国の遅延など国家の利益も守るからでしょうけど。
それなりに国家として経済や保全等も責任は有るのですから。
以前から指摘しているようにもっと科学的な知識をベースにして述べられれば賛同も増えるのかと思います。
別にそれで太陽光発電などが増えて別の意味で問題は発生するとは思いますが。
そして何よりマスコミがこれだけ報道してしまうとその効果や反対意見も増えてしまいます。
グリーンピースやシーシェパードのような団体だとそこそこ目的が明確ですが、グレタさんの場合批判が目的化して結果に結びつくテーマが見出せないのかと思います。
自然な生活に戻るとか、こまめな省エネ生活をするとか、反対に最新機器を生活に取り入れた省エネや再生エネルギーにするとかならまだ具現化できるのに。
具体的な再生エネルギーに変更していくのも政治もあるけどメーカーや業界、マスコミの影響が大きいのです。
消費者団体やその役所が推奨するのもあるのですけど、たいていはメーカーが作って広告代理店がイメージアップさせて世間に浸透しますから。
政治で幾ら言っても無い物は買えないし、自分で作る訳では無いのですから。

批判をより具体的な指摘事項にするのなら、半導体不足に陥ったコロナ政策の失敗なんかも問題ですよね。
それで自動車生産が進まないのですから。
電気自動車なんて更にそう言う部品だらけです。

分かっている人からすればヘタクソな抗議活動に見えてしまいます。
だから、ヤフーコメント欄に書くような中高年男性の考えからすれば賛同は減りますよね。

本気でこのグレタ・トゥンベリさんのバックに誰か入れ知恵している人がいるような発言を書き込む人が見受けられます。
どうなんでしょうか?
居ればもっと科学的なアドバイスをすると思うんですよ。
その方がより賛同を得られますから。

記事でも誤解していると思うのは
>科学界で必要性が叫ばれている大規模な脱炭素化に向けた具体的計画は打ち出されなかった。
本当でしょうか?
疑問なのは学問的に必要だけど、それをスムーズに具現化するだけの手法をバックアップしてませんよね。
多くは環境系の科学と実際の製品や資源、エネルギー産業、その施設建設、設備向上は別で科学者と現場のエンジニアは違う人です。
そして環境保護を言うだけで現場のエンジニアを支援出来ないから現実の進展は遅いのでしょう。
それに市場の動向にしても消費者の判断ですから環境の為に高価な物を買うのか疑問です。

結局のところ、現場で苦労したり、実際に環境に良い物を買ったりしている人達がグレタ・トゥンベリさんに対して疑問を呈しているのならそれで変わっていくんですけどね、皮肉な事に。




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