正直、またコイツかと思ったよ。
【産経】武藤正敏・前駐韓大使「まず10億円を供出すべき。慰安婦像撤去はその後求めればよい」
http://www.sankei.com/premium/news/160505/prm1605050016-n1.html

▲武藤正敏氏
ちなみに、言ってる事はわりと筋が通っている人である。が、
【拙】思考回路が似ている人達
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ed76efb5406226453f6f40fa0238687e
うちでも一度、彼を取り上げているのだけど。これが全てを物語っているように思う。まあ、外交官ってのはこーゆーものなんだろう。日韓の間に立って、両方の利益を考える人。
この件、俺も何回か取り上げているのでみなさんもうご存知だろうが、慰安婦問題における昨年の日韓の合意は、日本はイヤイヤの渋々なのは、もうガチである。
ロジックとしてはこんな感じ。
日米共に同じ認識かと思うが。もはや韓国に昔日の重要性は存在していない。
故に、韓国は無理をしなくてはいけなくなった。それが、慰安婦問題の解決についての大幅な譲歩である。
そして、日本は今回韓国に対しやらなくてもいい「韓国の大幅な譲歩を受け入れる」という譲歩をしている。
その譲歩を、たかが在韓日本大使館前にある慰安婦像の撤去だけでチャラにしているのだ。
安倍総理の台詞を産経が以前紹介していた。「慰安婦像撤去と、日本の10億円拠出はセットである。そうでないと我党に対する保守の支持が持たないであろう」
そして、その認識は間違っていないと俺は思う。
実際、たかが10億円である。実利を考えるのであれば、日韓の間に立つ外交官として、この武藤氏の弁は正しい。
しかし。これは安倍総理の言うとおりなのである。せっかくの現状の安定政権が、この慰安婦像撤去前の10億円拠出如きで崩壊してしまうかもしれないのだ。それは、けっして「たかが」な問題ではない。現状でも十分に危うい日本政府への国民の信用は、さらにもっと地に落ちてしまう。
武藤氏は、「慰安婦像撤去は、韓国にはできないだろう」と予測していると思われる。それで、日本政府に先に10億円を拠出させ、日米韓軍事同盟の再構築を優先しろとしている。韓国に不可能を押し付けるな、ハードルを下げてやれと、それが日米韓の国益であろうと、暗に求めているのだ。
これは、日本政府にさらなる譲歩をと、そして、自民党の保守の支持者に対する裏切り行為なんぞ、現状大した事ではないと、言っているのである。
うむ。そのロジックは間違ってはいないような気がする。
が、間違ってはいないだけで、それは安倍政権に投票した国民に対する裏切りの推奨だ。流石、民主党政権時代に異例の大抜擢で韓国へ赴任し、民主党政権と共に「元韓国大使」へと成り下がった奴だと思う。面目躍如とはこの事であろう。
韓国は、何もしない国である。
日韓関係が悪化しはじめた頃、韓国経済の重鎮達は、日本経済の重鎮達に、それでもにこやかで、なんの危機感も抱いていなかったそうだ。いざとなれば、日本は助けてくれる。勝手に譲歩してくれると。
そう。武藤氏は、その、韓国のいつもの要望である「日本が勝手に譲歩してくれる」を、日本に促そうとしているのである。それは、日本が何十年も前から、韓国に対して犯してきた間違いではなかったのか。
日本の、対韓国政策として正しいものは、100年前から1つだけである。
韓国は、助けない。教えない。関わらない。
リピートアフターミー。
韓国は、助けない。教えない。関わらない!
無視すれば、連中は勝手に自滅し、勝手に白旗をあげ、勝手に土下座して助けを乞う国なのである。これが一番いいのだ。いい関係なのである。
日韓関係の修復は、前述もしたが、「韓国の仕事」だ。日本はあくまで巻き込まれた側、受動的な立場なのだ。
ボールはつねに韓国にある。日本は、何もしないで欲しい。
アホでもできる仕事なんだが…。武藤氏は、なぜそれがわからんのだろう。
しかし…。俺はこのままでは安倍政権が年内目処に、10億円の拠出に動くような気がしてならない。
もし、そうなった時、それは米国からの圧力なんだろうか?
それは違う可能性が高いなと思う。俺は、安倍政権が、日本国民を思い切り蔑ろにしている証左となると思うのである。

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【産経】武藤正敏・前駐韓大使「まず10億円を供出すべき。慰安婦像撤去はその後求めればよい」
http://www.sankei.com/premium/news/160505/prm1605050016-n1.html

▲武藤正敏氏
ちなみに、言ってる事はわりと筋が通っている人である。が、
【拙】思考回路が似ている人達
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ed76efb5406226453f6f40fa0238687e
民主党政権時代に、丹羽宇一郎駐中国大使と共に「異例の抜擢」で、駐韓大使に任命された人。そして、民主党政権と共に疾風のように去っていった人だ。
うちでも一度、彼を取り上げているのだけど。これが全てを物語っているように思う。まあ、外交官ってのはこーゆーものなんだろう。日韓の間に立って、両方の利益を考える人。
この件、俺も何回か取り上げているのでみなさんもうご存知だろうが、慰安婦問題における昨年の日韓の合意は、日本はイヤイヤの渋々なのは、もうガチである。
ロジックとしてはこんな感じ。
・韓国が米国から距離をとって中国に接近
↓
・米国が韓国の予想以上に激怒。しかも中国は韓国を冷遇。
↓
・韓国、日米韓軍事同盟の再構築を検討せざるをえなくなる。
↓
・米国は、韓国に踏み絵として日韓関係の修復を要請。それが昨年の日韓合意。
↓
・米国が韓国の予想以上に激怒。しかも中国は韓国を冷遇。
↓
・韓国、日米韓軍事同盟の再構築を検討せざるをえなくなる。
↓
・米国は、韓国に踏み絵として日韓関係の修復を要請。それが昨年の日韓合意。
日米共に同じ認識かと思うが。もはや韓国に昔日の重要性は存在していない。
故に、韓国は無理をしなくてはいけなくなった。それが、慰安婦問題の解決についての大幅な譲歩である。
そして、日本は今回韓国に対しやらなくてもいい「韓国の大幅な譲歩を受け入れる」という譲歩をしている。
その譲歩を、たかが在韓日本大使館前にある慰安婦像の撤去だけでチャラにしているのだ。
安倍総理の台詞を産経が以前紹介していた。「慰安婦像撤去と、日本の10億円拠出はセットである。そうでないと我党に対する保守の支持が持たないであろう」
そして、その認識は間違っていないと俺は思う。
実際、たかが10億円である。実利を考えるのであれば、日韓の間に立つ外交官として、この武藤氏の弁は正しい。
しかし。これは安倍総理の言うとおりなのである。せっかくの現状の安定政権が、この慰安婦像撤去前の10億円拠出如きで崩壊してしまうかもしれないのだ。それは、けっして「たかが」な問題ではない。現状でも十分に危うい日本政府への国民の信用は、さらにもっと地に落ちてしまう。
武藤氏は、「慰安婦像撤去は、韓国にはできないだろう」と予測していると思われる。それで、日本政府に先に10億円を拠出させ、日米韓軍事同盟の再構築を優先しろとしている。韓国に不可能を押し付けるな、ハードルを下げてやれと、それが日米韓の国益であろうと、暗に求めているのだ。
これは、日本政府にさらなる譲歩をと、そして、自民党の保守の支持者に対する裏切り行為なんぞ、現状大した事ではないと、言っているのである。
うむ。そのロジックは間違ってはいないような気がする。
が、間違ってはいないだけで、それは安倍政権に投票した国民に対する裏切りの推奨だ。流石、民主党政権時代に異例の大抜擢で韓国へ赴任し、民主党政権と共に「元韓国大使」へと成り下がった奴だと思う。面目躍如とはこの事であろう。
韓国は、何もしない国である。
日韓関係が悪化しはじめた頃、韓国経済の重鎮達は、日本経済の重鎮達に、それでもにこやかで、なんの危機感も抱いていなかったそうだ。いざとなれば、日本は助けてくれる。勝手に譲歩してくれると。
そう。武藤氏は、その、韓国のいつもの要望である「日本が勝手に譲歩してくれる」を、日本に促そうとしているのである。それは、日本が何十年も前から、韓国に対して犯してきた間違いではなかったのか。
日本の、対韓国政策として正しいものは、100年前から1つだけである。
韓国は、助けない。教えない。関わらない。
リピートアフターミー。
韓国は、助けない。教えない。関わらない!
無視すれば、連中は勝手に自滅し、勝手に白旗をあげ、勝手に土下座して助けを乞う国なのである。これが一番いいのだ。いい関係なのである。
日韓関係の修復は、前述もしたが、「韓国の仕事」だ。日本はあくまで巻き込まれた側、受動的な立場なのだ。
ボールはつねに韓国にある。日本は、何もしないで欲しい。
アホでもできる仕事なんだが…。武藤氏は、なぜそれがわからんのだろう。
しかし…。俺はこのままでは安倍政権が年内目処に、10億円の拠出に動くような気がしてならない。
もし、そうなった時、それは米国からの圧力なんだろうか?
それは違う可能性が高いなと思う。俺は、安倍政権が、日本国民を思い切り蔑ろにしている証左となると思うのである。

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