松山市城南地区歴史散策16 杖ノ淵
弘法大師が巡錫の年、日照り続きで田畑はもとより草木も枯れ、道行く人も殺伐な気になっていた。
大師はどの家でも水をもらえない。とあるあばら家で仕事中の老婆に水を乞うた。
老婆は、遠くの泉へ水を汲みに行ったのであろう、長らく待たせた末、なみなみと水をたたえた桶をおしげもなく大師にささげた。
大師は「この辺りは水が不自由とみえる。出してあげよう」といい杖を大地に突き入れると不思議や泉となった。
今なお、どんな日照りが続いても涸れる事はない。
画像は、弘法大師が杖を大地に突き刺し水を出したといわれる泉「杖ノ淵」で昭和60年1月日本名水百選に選定された。
画像右上に弘法大師の立像がある。
現在は、公園として整備され市民の憩いの場となっている。「杖ノ淵公園」
弘法大師が巡錫の年、日照り続きで田畑はもとより草木も枯れ、道行く人も殺伐な気になっていた。
大師はどの家でも水をもらえない。とあるあばら家で仕事中の老婆に水を乞うた。
老婆は、遠くの泉へ水を汲みに行ったのであろう、長らく待たせた末、なみなみと水をたたえた桶をおしげもなく大師にささげた。
大師は「この辺りは水が不自由とみえる。出してあげよう」といい杖を大地に突き入れると不思議や泉となった。
今なお、どんな日照りが続いても涸れる事はない。
画像は、弘法大師が杖を大地に突き刺し水を出したといわれる泉「杖ノ淵」で昭和60年1月日本名水百選に選定された。
画像右上に弘法大師の立像がある。
現在は、公園として整備され市民の憩いの場となっている。「杖ノ淵公園」