EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

素晴らしい発想の漂流郵便局

2019年03月29日 | 伊予松山歴史散策

瀬戸内国際芸術祭2013開催にともない久保田沙耶さんが企画して開かれた漂流郵便局。

郵便局長:中田勝久さん
郵便局員:久保田沙耶さん

 香川県三豊市宅間町粟島に旧粟島郵便局舎を利用した漂流郵便局がある。

瀬戸内国際芸術祭2013開催期間中、1ヵ月間限定で芸術家・久保田沙耶さんが制作した作品コンセプトであった。
一か月後には閉局予定であったが、旧粟島郵便局で実際に局長を務めていた中田勝久さんが私もお手伝いしますから漂流郵便局を継続しましょうと提案され、現在も継続されている。

漂流郵便局長に中田勝久さんが就任、久保田沙耶さんが局員として月二回開局されており全国から大勢の皆さんが来局、このことが世界に紹介され英国では、臨時英国漂流郵便局が開設され、台湾でも開設されると紹介された。
中田勝久郵便局長は、5年間で35000通の手紙が届けられ、局内の仕分けコーナーに保管し、局内には自由に入れ、漂流し届け先のない手紙やはがきは自由に読むことが出来るそうです。

私も大東亜戦争の時ニューギニア島で戦死し未だ帰ってこない親父の遺骨、その父に手紙を書き漂流郵便局に出します。

そして是非一度漂流郵便局に行ってみます。

手紙を出すには

〒769-1108
香川県三豊市詫間町粟島1317番地2
漂流郵便局留め
◯◯◯◯◯様

で届くそうです。

郵便局と称しているが、日本郵便株式会社と関係ないものですからお間違いないように。

漂流し届け先のない手紙やはがきをこの局で受け取り保管し誰でもが自由に読むことが出来る郵便局だそうです。
粟島へは、三豊市詫間町の須田港から定期船、1日8便、15分。粟島港からは徒歩10分で漂流郵便局だそうです。
平成26年5月10日NHKTV「ニュースおはよう日本」で紹介されたそうだが、私が知ったのは、平成31年3月24日(日)放映の「TVCOOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン」でした。

開局した芸術家、久保田沙耶さんの企画発想が凄い。

漂流郵便局は旧粟島郵便局舎で窓口表記はそのまま残してある。

漂流郵便局全体像で旧粟島郵便局舎である。

漂流郵便局留めで届いた漂流郵便物を綺麗に丁寧に保管されている。

漂流郵便局留めで届いた漂流郵便物を丁寧に大切に扱い保管作業をされる中田勝久郵便局長。

漂流郵便局の内部。
開局は、毎月第2土曜日・第4土曜日に開局している。

開局時間は:午後1時から午後4時まで

COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポンのメンバーの一人が漂流郵便局を訪れた。

全国から見学に来た人たちは自由に局内に入る事が出来、自由に手紙やはがきを読む事が出来る。

漂流郵便局留めに来た手紙。

最近、漂流郵便局が話題になり英国にも漂流郵便局が開局されたそうです。

また、台湾にも開局されると報じられた。

漂流郵便局留めで届いた郵便物は、丁寧に消印が押される。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする