「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

代表海外組の出場チェック(第5週②)、国内組が実戦突入で突き上げ

2017年02月27日 19時58分03秒 | サッカー選手応援
「日本代表海外組の毎週出場チェック 5週目」出そろいました。

選手名     2/11頃   2/19頃   2/26頃  コメント
原口元気選手   82分   90分   フル出場
大迫勇也選手   フル出場  フル出場  フル出場 エース当確
宇佐美貴史選手  2分    90分    0分   ウーン  
武藤嘉紀選手   16分    0分    89分     
乾貴士 選手   フル出場   0分  フル出場
酒井宏樹選手  フル出場   0分   フル出場
酒井高徳選手  フル出場  フル出場 フル出場 
小林祐希選手   88分   フル出場 フル出場  
柴崎 岳選手   0分    0分     0分
吉田麻也選手  フル出場  試合なし フル出場 カップ戦決勝      
長谷部誠選手  フル出場  フル出場 フル出場  頼もしい
岡崎慎司選手   0分   フル出場   月曜
香川真司選手   28分    17分   14分 出てはいるけど    
長友佑都選手   0分     0分    0分
本田圭佑選手   0分     0分    0分

国内では日曜日開催のJ2開幕戦に横浜FC・三浦カズ選手がスタメン出場して、満員の横浜・ニッパツ三ッ沢球技場のサポーターを沸かせたニュースが大きく取り上げられました。

海外組では、「エイバルMF乾貴士選手が25日、フル出場して3-0と勝利したマラガ戦後のミックスゾーンで、日本メディアの海外組に対する批判記事について憤慨した。」というニュースが配信されました。彼は結構話したらしく、細かく紹介されていましたので転載します。
(日刊スポーツ 2/26(日) 11:40配信 )

「最近、日本のメディアの記事を読んで気になったことがあって。“欧州に行けばいいってもんじゃない、欧州にこだわる必要がない”というもので、そこから岳(テネリフェ柴崎岳)の話も出て…。

 欧州にいっても試合に出ないと意味がないという言い方で、もちろんそれは当たり前のことなんですけど、そこで苦しんで頑張ることにも絶対に意味がある。それを言い訳ととらえるのかもしれないけど、選手が厳しい環境で頑張ることにも意味があるんです。海外に出て、違う環境で、言葉も通じない、監督の考え方も違う中でやるのは、日本サッカーのためでもあるし、選手自身のためでもあるというのは分かってもらいたい。

 それを批判しすぎだと思う。代表に呼んで、そういう(海外のクラブで出場機会が少ない)選手を出すかどうかは代表監督が決めること。海外組はそれに関して、「出てないけど出せ」なんて言ったことはないし、代表で試合に出られなくてもそこに関して文句を言う人はいない。それを言うなら海外組じゃなくハリルホジッチ監督に言えばいい。

 岳はまだ海外に来て1、2週間。ここから少しずつ頑張っていこうとしている選手を「欧州に行けばいいってもんじゃない、柴崎がいい例」というような、欧州にこだわる必要がないみたいに言うのは、まったくリスペクトがない。海外に行かないと分からないこともあるし、そこで培ったものは絶対プラスになると思う。

 俺は代表でもないし、言いたいことは言えるので、だから今回は言いたい。(批判するのが)仕事と言われたら終わりだけど、それだけで片付けられたら俺らからしたら嫌だし、どうしても腹が立ってしまうので。言う方も責任を持って言ってほしい。海外で頑張っている奴らはいっぱいいます。海外に日本人が誰も行かないとなったら、面白くないと思う。海外に行って、そこで頑張ることに意味があるので。いうことにはもうちょっと責任を持って言ってほしい。」

乾選手がこれほど骨っぽい選手だったことに、いい意味での驚きを感じました。実際に海外の厳しい現場で戦っている選手ならではの説得力にあふれた話しだと思います。

乾選手は、柴崎岳選手に対しても「チームメイトに助けてもらえるなら甘えて助けてもらうほうがいい」とアドバイスを送っています。(当ブログ2月14日書き込みでも紹介)

男気・乾選手といったところです。この先、彼が海外組の主張をリードしてくれるかも知れません。このところの出場具合も立派ですから、ぜひ3月の試合には呼んでもらいたいですね。
コメント
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