「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

「さっかりん」という情報サイトを見つけました。

2012年05月25日 18時09分17秒 | インポート

Jリーグの試合映像を20年間録画し続けている当方ですので、活用したいと思ってくださる先を何とか見つけたと思い、探し続けています。

折に触れネット検索で、いろいろなキーワードを打ち込み情報収集しています。

今日は、そのものズバリ「Jリーグ試合 録画作業」というキーワードを打ち込んでみました。

すると、一番目にヒットしたのはウィキペディアの「Jリーグ中継」という項目でした。うなずけます。次にヒットしたのは同じウィキペディアで「1993年Jリーグ開幕節」という項目。

三番目は、私が開設している別なサイト「企業誘致 専門員」というブログで「サッカー情報の活用を若手IT社長にお願いしました」というタイトルをつけたところがヒットしました。肝心のこのブログは、なかなか上位にヒットせず「企業誘致 専門員」ブログの同じ文が3番目と4番目にきていました。

さらに順を追って見ていくと、PTPという会社が取り扱っている「スパイタ゜ー プロ」という最大8チャンネルまで自動的に録画、保存そして内容検索が一発でできるというすぐれ物の器械の紹介、これはPRIRという、たぶん雑誌だと思うのですが、それに掲載されたJリーグ映像さんも使っていますという紹介記事のPDF。これも掘り出し物の情報でした。

また「ニコニコ動画(原宿)」というサイトでJリーグというタグでリストアップされている動画情報もヒットしました。「ジュビロ黄金期のパスワーク その2」なんていう動画もあって、説明文には2002年後期第12節レイソル戦ダイジェストとあります。再生数が12400以上ですから、すごいです。ちなみに再生数の多い動画のナンバーワンは「キャプテン翼MAD 1話『ザルキーパー森崎の軌跡』」だそうで、50万回以上の再生とあります。思わず寄り道して再生したくなりましたが、このページを「お気に入り」に入れました。

そして、10件づつの表示で30~40件目のリストに「さっかりん - Jリーグ&サッカー日本代表の総合情報サイト」というのが出てきたわけです。

フーンと思いながらアクセスしてみたら、すごいですね。このサイトは。

「さっかりん」というと、われわれ年寄りは砂糖が貴重だった頃の化学甘味料を思い出しますが、サッカー関係の総合リンクサイトといった感じですね。

すごいのはリンクの多さだけでなく情報の速報性もすごいです。

まだ全体像がわからず、何よりも運営がどちらなのか、まさか個人ではこれほどのサイトは作れないよなぁ、思いながらの紹介です。もし、どちらの運営によるサイトなのかご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をいただけませんか?

当方もリンク先の仲間に入れていただいて、どんどん情報を使わせてもらおうと思っています。

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yahooトップ画面でのサッカー関連記事5月分一挙紹介(海外分)

2012年05月24日 16時33分40秒 | インポート

【海外分】

・ダービー制しマンCが首位浮上  5月1日(火)10時53分配信

イングランド・プレミアリーグは現地時間30日に1試合が行なわれ、首位マンチェスターUと2位マンチェスターCによる優勝の行方を占う天王山は、1対0でホームのマンCが勝利を収めた。この結果、両者は勝ち点で並び、得失点差で上回るマンCが首位に浮上した。

昨年のアウェイでの一戦で6対1と大勝したマンCは、今季リーグ戦で宿敵マンUから「ダブル」を達成、ショッキングな敗戦を喫したマンUは、2連覇に黄色信号が灯った。(ISM)

・リアム マンC勝利で即席会見  5月1日(火)13時44分配信

マンチェスターUとのダービーを1対0で制し、得失点差で上回って首位に返り咲いたマンチェスターC。試合後のスタジアムでは、イギリスのロックバンド「オアシス」の元ボーカルで、熱狂的なマンCファンで知られるリアム・ギャラガーが即席の記者会見を行ない、喜びを爆発させた。ロイター通信が報じている。(ISM)

・過熱する現地メディアによる香川去就報道の背景   5月1日(火)12時26分配信

4月中は、香川の去就に関してクラブ側からの声ばかりが聞こえてきた。条件提示を行ない(年俸300万ユーロ、2016年までの契約)、「2週間以内に返答しなくてはならない」と、ツォルクSD(スポーツディレクター)がメディアに語った、との報道も流れた。だが、香川側から意思表示があったという報道はなかった。先週になって、今度は「クラブ幹部は待ち切れない。4月末に期限を区切った」「香川抜きで新シーズン構想」との報道が流れた。(中略)

「4月末に結論を出すのか?」との問いに、「それに今、答える必要はないと思う。しっかり考えたい。日本の報道が過剰でちょっとショック」と困惑を隠さなかった(当方補筆)

結局のところ、現在までほとんどの報道は、ビルト紙かキッカー誌がドルトムント幹部のコメントを元に(独自の情報がある可能性もあるが)騒ぎ立てている印象だ。クラブ側が早期決断を迫るのも心情的に理解できる。ただ、移籍先が早期に決まるとも思えず、香川側がじっくりと検討しているとみるほうが自然だろう。(中略)

C大阪時代からの流れを見ても、香川自身に移籍願望があるのは明らかだ。今年に入り「タイミングを間違えないようにしたい」と話していた、そのタイミングが今だと思っていることも各種の発言から察しがつく。ただ、そこから先はまだ分からない。ドイツメディアも何もつかんでいないから、ドルトムント幹部のコメントばかりが紙面に踊っているのだ。

ほぼ毎試合、試合後に香川からの電話を受けるという細貝萌は、「今後の話も彼とはする。彼の望むようにことが運べば、と願っている」と話す。我々はしばらく静観するしかなさそうだ。(webスポルティーバ text by 了戒美子)

・レアル監督 次で「V決める」    5月2日(水)11時0分配信

レアル・マドリーは1日、リーガ・エスパニョーラ第20節(延期分)のアスレティック・ビルバオとのアウエー戦に向けた前日会見を開き、シーズン途中からアシスタントコーチのアイトール・カランカ氏にメディア対応を任せていたジョゼ・モウリーニョ監督が報道陣の前でコメントを発した。

「サポーターが自分たちのチームを死ぬ気で応援する、まさしくサッカーのスタジアムとも言えるビルバオで試合をするのは、わたしにとっては大きな喜びだ。もちろん、対戦相手にとっては優しさを感じられる場所ではないが、レアル・マドリーはそのような特徴のアウエーでも安定した精神状態で戦うことができる。ビルバオは良いプレーをしている。だが、それはレアル・マドリーとて同じだ。そして、われわれはこの試合で優勝を決めることを熱望している。リーグ制覇を確信しているし、チームは固い信頼で結ばれている」

優勝決定をもって、イングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエA、リーガ・エスパニョーラを制覇した史上初の指揮官となるモリーニョ監督は、野望実現を目前に控え、胸を躍らせた。

「わたしはパーティーや祝い事で主役を張るような人間ではない。しかし、イングランド、イタリア、スペインという欧州3大リーグの制覇が自分の目標の1つであることは、これまで決して隠したことはない」

モウリーニョ監督はまた、バルセロナの4連覇を阻止しての優勝が持つ価値の高さも強調した。

「わたしの望みは偉大なライバルが3年連続で王者に輝き、4連覇を誰もが予想する中で迎えたシーズンで優勝することだ。バルセロナがこれまで獲得してきた無数のタイトルに値するチームであるというならば、彼らの連覇を止めるチーム、すなわちレアル・マドリーの努力はさらに高い評価を得ることになる」

一方、チームの大黒柱であるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも、理由は違えど自身と同じ目標に向かっていることを説明した。

「C・ロナウドの最大目標もリーグ制覇だ。彼は“ピチーチ”(リーガ・エスパニョーラ得点王)に輝いたにもかかわらず、バロンドールの投票では2位に甘んじた。それゆえ、彼はチームとしての最重要タイトルである、欧州主要リーグもしくはチャンピオンズリーグでの優勝を必要としている」

 モウリーニョ監督はまた、来シーズンに向けたテクニカルスタッフの入れ替えや選手の放出を否定するとともに、右腕として自身を支えるカランカ氏への感謝を述べた。
モリーニョ監督はまた、来シーズンに向けたテクニカルスタッフの入れ替えや選手の放出を否定するとともに、右腕として自身を支えるカランカ氏への感謝を述べた。


「自分に与えられた指揮官としての権限と責任の下、今後も現在のスタッフと一緒に働ければ素晴らしい。ここで言うスタッフというのは、選手のことも含めてだ。メディアはいろいろなことを書きたてるが、わたしはクラブ内のすべての人々に感謝している。わたしは一家4人でここにやって来た。しかし、今はカランカを含めた一家5人となった。いつの日か、わたしがレアル・マドリーを去る時が訪れ、クラブが彼に残ってほしいと考えるなら、わたしはカランカに『ここは君の家だ』と彼の残留を要請することだろう。とはいえ、そのような時が訪れない限り、彼はわたしと一緒に働き続けるだろう」

 一方、疲労を理由に今シーズン限りでの退任を発表したバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督についての意見を求められたモリーニョ監督は、個人的な見解は控えながらも、ライバルの今後の幸運を願った。

「これは彼自身が下した決断だ。それゆえ、この件についてわたしが話をするべきではないだろう。わたしはこれまで12年間にわたって監督を続けてきたが、試合がなくなってしまう6月になると疲労を感じるものだ。とはいえ、人はそれぞれ異なるものだ。最も重要なのは、グアルディオラが幸せに過ごし、人生を満喫することだ。彼には愛情を送りたい」(スポーツナビ)

・メッシがハット 欧州記録更新           5月3日(木)4時50分配信

リーガ・エスパニョーラは2日、延期されていた第20節の2日目を行い、2位バルセロナはホームで4位マラガと対戦した。負ければ、その時点でレアル・マドリーの優勝が決まる試合。崖っ縁の一戦でFWメッシがPK2発を含むハットトリックを達成し、4-1で快勝した。

メッシはリーガで今季46得点とし、リーガの1シーズン最多得点記録を更新中。準決勝で敗退した欧州CLでも14ゴールを挙げ、1大会最多得点記録を更新した。さらにコパ・デル・レイで2得点、スペインスーパーカップで3得点、UEFAスーパーカップで1得点、クラブW杯で2得点を決めており、今季公式戦合計で68得点。ミュラー氏の持つ欧州1部リーグでの1シーズン最多得点記録を39シーズンぶりに塗り替えた。

グアルディオラ監督が今季限りでの退任を発表してから2連勝を飾ったバルセロナ。リーガ残り2試合を連勝し、25日のコパ・デル・レイ決勝も制してグアルディオラ監督の花道をつくる。その中でメッシがどこまでシーズン記録を伸ばしていくかにも注目だ。(ゲキサカ)

・レアルが4季ぶりリーガ優勝      5月3日(木)6時49分配信

レアルが4シーズンぶりに戴冠!! リーガ・エスパニョーラは2日、延期されていた第20節の2日目を行い、首位レアル・マドリーは敵地で7位ビルバオと対戦した。試合前にバルセロナがマラガに勝っていたため、今節での優勝決定の条件は勝利のみだったが、敵地での決戦に3-0で快勝。5連勝で21戦負けなし(18勝3分)とし、勝ち点を94に伸ばすと、残り2試合で2位バルセロナとの勝ち点差7をキープし、4シーズンぶり32回目のリーガ制覇を達成した。

3シーズン連続で2位に甘んじ、バルセロナに明け渡してきたリーガタイトルを奪還。コパ・デル・レイは準々決勝で姿を消し、欧州CLもベスト4で敗退したが、4シーズンぶりのリーグ制覇を成し遂げ、昨季のコパ・デル・レイに続く2シーズン連続のタイトル獲得となった。

就任2シーズン目でリーガ制覇を成し遂げたジョゼ・モウリーニョ監督はポルト(ポルトガル)、チェルシー(イングランド)、インテル(イタリア)に続いて4か国目のリーグ制覇。プレミアリーグ、セリエA、リーガ・エスパニョーラの欧州3大リーグで優勝した史上初めての監督となった。(ゲキサカ)

・奇跡の回復ムアンバに大歓声    5月3日(木)配信

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ボルトン所属で、3月の試合中に心臓発作で倒れながら奇跡的な回復を果たしたMFファブリス・ムアンバが2日、当地で行われたトットナム戦の試合前にピッチに姿を見せ、ファンの大歓声を浴びた。
ムアンバはジーンズ姿で登場。「ここは特別な場所。戻ってこられてハッピーだ」と話した。歓声に手を振って応え、感極まって目頭を押さえるシーンも。トットナムは、ムアンバが倒れたイングランド協会(FA)カップ準々決勝の対戦相手で、相手ファンからも温かい拍手を受けた。 (時事ドットコム)

・セリエA監督が選手殴り解任           5月3日(木)13時44分配信

フィオレンティーナは3日、デリオ・ロッシ監督を解任したとクラブの公式HPで発表した。
デリオ・ロッシ監督は2日に行われたセリエA第36節のノヴァーラ戦で、33分に交代したMFアデム・リャイッチとベンチ前で口論。交代させられたことに不満を持ったリャイッチが拍手し、親指を立てる挑発行為をしてきたことに激怒し、ベンチに下がった同選手に殴りかかった。

フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長は試合後、「リャイッチが交代した直後の映像を見たよ。デリオ・ロッシの苛烈な行動から、彼を解任することに決めた。」とコメント。

 デリオ・ロッシ監督は、昨年11月に成績不振でシニシャ・ミハイロヴィチ前監督が解任されたことを受け、監督に就任。クラブ再建を託されたが、第36節終了時点でも降格圏と勝ち点6差の15位と低迷したままだった。(SOCCER KING)

・伊紙、長友の守備面に苦言     5月3日(木)14時07分配信

インテルDF長友佑都は2日、セリエA第36節パルマ戦で先発出場し、ハーフタイムでMFマルコ・ファラオーニと交代した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、負傷で交代した長友に、「5.5」点を与えている。

長友は42分、パルマDFジョナタンと交錯し、顔面を激しく打った。一旦はピッチに戻り、すぐにパルマのカウンターを阻む守備を見せた長友だったが、ハーフタイムに交代を余儀なくされた。

インテルの広報によると、長友は問題ないものの、慎重を期すために病院に向かったとのこと。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は「頭がぼーっとしていたため、大事をとって」交代させたと説明している。

長友がいなくなったインテルは、後半に3失点を喫して敗北。残り2試合で3位のナポリ、ウディネーゼに勝ち点3差と、チャンピオンズリーグ出場が厳しくなった。

『ガゼッタ』は前半のみのプレーとなった長友について、「ジョナタンに苦しめられた」と評価。「ディフェンスのレッスンをなかなか暗記できない夜の一つとなった」と、守備面が十分ではなかったとの見解を示している。

なお、インテルのプレーヤーで合格点の「6」点以上だったのは、ヴェスレイ・スナイデルとMFデヤン・スタンコビッチのみ。同点ゴールを許すきっかけとなったDFルシオは、「4」点と酷評されている。(goal.com)

この記事は、見出しだけ見るとネガディブな印象を受けるが、よく読んで見るとそうではない。負け試合でもあり守備の出来が決して良くないが「苦言」というほどではない。そのへんの見出しの判断にも「苦言」を呈しておきたい。

・香川、去就決断は12日以降     5月4日(金)配信

サッカーのドイツ1部リーグで2連覇を果たしたドルトムントの日本代表MF香川真司が、4日付のドイツ大衆紙ビルトとのインタビューで、注目されている去就について「決断は早くても(12日の)ドイツ・カップ決勝の後になる」と明らかにした。

 「サポーターは移籍を危ぶんでいる。まだ決断を変える余地はあるか」と問われた香川は「ここ数週間、ファンや同僚からその話を聞いてぐっときている。決断はまだ下していない。代理人とじっくり考えて決める」と話した。(共同通信)

・本田は今夏も移籍せず?     5月4日(金)11時26分配信

日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワの首脳陣が本田の移籍を否定しているとロシアメディアが伝えた。

CSKAのレオニード・スルツキ監督が2日の記者会見で「(本田の移籍に関して)何も聞いていない」とコメント。

ゼネラルマネジャーを務めるロマン・ババエフ氏は「売りに出してはいないし、来シーズンも我々の計画に入っている。多くのクラブが興味を持つのは正常なことだが、どことも交渉する気はない」と否定している。

本田は今年1月にラツィオへの移籍が間近に迫ったが、移籍金の面で折り合いがつかず、破談となっていた。今夏も移籍市場を賑わせる可能性が高いと見られていたが、クラブ側に放出の意向はないようだ。(SOCCER KING)

・長谷部、最終節もメンバー外      5月5日(土)12時44分配信

ボルフスブルクのフェリックス・マガト監督は、5日に行われるブンデスリーガ最終節・第34節のシュツットガルト戦に臨む19人を発表した。MF長谷部誠は2戦連続のメンバー外となってしまった。(ゲキサカ)

・ベンゲル監督 FW放出を示唆      5月5日(土)配信

・ドルト、最多勝ち点記録更新       5月6日(日)0時24分配信

ブンデスリーガ最終節が5日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはホームでフライブルクと対戦し4-0で大勝。リーグ戦6連勝としクラブの連続無敗記録を28試合に更新するとともに、勝ち点を81に伸ばし、1971-72シーズンと1972-73シーズンにバイエルンが記録していたブンデスリーガ史上最多勝ち点の79を更新した。(SOCCER KING)

・メッシ4ゴールでリーグ50得点      5月6日(日)10時20分配信

リーガ・エスパニョーラ第37節が5日に行われ、バルセロナはホームでエスパニョールと対戦し、4-0で勝利を収めた。

 今シーズン限りでクラブを離れるジョゼップ・グアルディオラ監督にとってのホーム最終戦となった“バルセロナ・ダービー”。そんな試合を盛大に祝ったのは、リオネル・メッシだった。

 12分、FKを直接決めて先制すると、64分にはPKを沈める。74分には、ロングボールに抜け出してゴールに流し込み、2試合連続となる今シーズン8度目のハットトリックを達成。さらに79分には、またしてもPKを決めて今シーズン2度目となる1試合4ゴールをマークした。

 これでリーグ戦得点数を50の大台に乗せたメッシ。リーガ得点記録を更新するとともに、1976-77シーズンにディナモ・ブカレスト(ルーマニア)のドゥドゥ・ゲオルゲスクが記録したリーグ戦47ゴールを上回り、欧州リーグのシーズン最多得点記録を塗り替えている。(SOCCER KING)

・GK川島移籍へ 愛された2年間     5月6日(日)配信

日本代表GK川島永嗣が所属するリールスは5日、ホームでルーベンと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。この結果、リールスは7~14位によるプレーオフでの敗退が決定し、今季の日程をすべて終了した。

 この試合のキックオフ前、リールスの川島はファンが選ぶクラブ年間最優秀選手に選ばれた。川島の受賞は昨季に引き続き2度目だ。

 昨季は川島にとってベルギーでのルーキーイヤーだった。そのため、シーズン開幕当初はリールスの1部昇格に貢献したクヨビッチの方が上と見るサポーターも多くいた。しかし、徐々にサポーターたちは川島のことを「これはいいキーパーだ」と気付き始めた。リールスがレギュラーシーズンの30試合で喫した失点は実に58。1試合に6点、7点を失う試合もあったが、それでもサポーターは「ゴールキーパーが川島でなかったら、うちのチームはもっと失点していたはずだ」と川島を責めなかった。

 今季の受賞は、昨季とはちょっと味わいが違う。リールスはすっかり安定した戦いができるようなチームになり、川島がシュートを浴びる本数も減ってしまった。例えば、ルーベン戦は、とても5月とは思えぬ寒さの中での試合だったが、川島は体を冷やさないため頻繁にアップのような動きを繰り返していた。それだけ、今のリールスは相手陣内で試合を進める時間が増えているのである。こうして今季のリールスの失点は36(昨季比マイナス22)と劇的に数を減らした。

「この2年目のシーズン、1年目と違いを作れたということはサポーターが常に後押しをしてくれたからだと思う。それが自分自身の自信にかなりつながった。もちろん選んでもらえたのはうれしいですけど、1年通じて支えてくれたサポーターのみんなに自分から感謝の気持ちを言いたいと思います」

 キックオフ前、試合中、そして試合後。リールスのサポーターたちは必ず川島に向けて名前を連呼する。今や欧州には数多くの日本人選手がいるが、これだけ名前を叫ばれる選手も香川真司(ドルトムント)など、ごくわずかだろう。

「もうベルギーでやることはやった。」

ルーベン戦。1-2のビハインドのまま迎えたロスタイム、リールスは最後のコーナーキックを得た。そこで川島が相手ペナルティーエリアに向かって走り出した。「カーワーシマッ! カ・ワ・シ・マッ!」とチャントを歌って沸くスタンド。しかし、川島がたどり着く前にキッカーがボールを蹴ってしまい、場内は落胆のため息。ヤンセンス監督もベンチの前で悔しがっていた。誰もが川島の攻撃参加を見たかったのだ。

「負けるなら3-1も2-1も変わらないんで、行こうかなと思ったら始まっちゃったんで」と苦笑する川島。「でも試合が終わった後、(キッカーが)謝りに来てました(笑)」

 こうして川島のベルギーでの2シーズンが終わった。2年間、彼の試合を見て来て一番印象に残るのは、昨季スタンダール相手に0-7と敗れながら、相手チームの監督から「今日のマン・オブ・ザ・マッチは川島だ」という言葉が出てきたこと。そして、今季はそのスタンダールとの因縁のアウエーゲームで4-2と勝ちリベンジを果たし、カップ戦でベスト4に進出したことだ。

 もうベルギーでやることはやった。今季でリールスとの契約が切れる川島だが、今後交渉の席に着くことはないという。

「来年のことはまだわからないけれど、僕の中ではひとつの区切りだと思っている。最初は、気持ち的にもいろんな面で難しい部分がありましたけど、実際に2年目を振り返ってみてもいい経験ができた年だったと思う。やっぱり1年目の経験というのをうまく自分の中で消化して、(今季は)いいシーズンを送れたと思う。

 ただ、やっぱり自分の中で考えたら、また上のレベルでどういうことができるかということだと思う。まだ(ワールドカップ)最終予選もあるし、自分の将来に向けても、そこで気持ちを切り替えてやっていけたらなと思います」(スポーツナビ・コラム中田徹)

・インテル、4-2でミラン破る     5月7日(月)5時50分配信

セリエAは6日、第37節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはミランとのミラノ・ダービーを行った。試合は壮絶な打ち合いとなったが、4-2でインテルが制した。これでインテルは最終節まで5位以内までに与えられる来季の欧州カップ戦出場の可能性を残した。ミランは惨敗で勝ち点を伸ばすことが出来ず、ユベントスが勝利したため、連覇の可能性は潰えた。前節パルマ戦で顔面を負傷し、途中交代した長友は、先発フル出場を果たしている。(ゲキサカ)

・ユベントス9季ぶり28度目優勝     5月7日(月)7時15分配信

セリエA、首位のユベントスはアウェーでカリアリと対戦した。今節で優勝を決めるためにはユベントスは勝ってミランの結果を待つことになる。ユベントスは前半6分にMFミルコ・ブチニッチが先制点を決めて試合を優位に進めると、後半29分にオウンゴールで追加点を挙げ、2-0で勝利。同時刻に行われたミラノダービーでミランが2-4で敗れたため、ユベントスの2002-03シーズン以来、9季ぶり28度目の優勝を決めた。また今季の無敗記録も37に伸ばしている(22勝15分け)。(ゲキサカ)

・デル・ピエロ 今回のVは格別      5月7日(月)14時30分配信

9シーズンぶりとなるイタリア最多28回目のリーグ優勝を決めたユベントス。
試合後、ユヴェントスのFWアレッサンドロ・デル・ピエロが以下のように喜びのコメントを語った。クラブ公式HPが伝えている。

「優勝を祝福している。僕らはまさに優勝にふさわしい。今夜起きたことは、困難だった数年間のお返しさ。特に(不正が発覚しセリエBに降格した)2006年のことを考えてしまう。あの1年のことはすべて覚えているんだ。だからこそ、今日の優勝は格別なんだ。素晴らしいストーリーだし、自分がその一部になれてハッピーだよ」(SOCCER KING)

【関連】5月7日(月)14時22分配信

2005年、06年にリーグ連覇を果たしたユーヴェだったが、その後八百長に関わったとしてタイトルを剥奪され、セリエB降格処分を受けた。1年でセリエAに復帰したものの、その後はタイトルから遠ざかり、ここ2年はイタリアきっての名門が7位に甘んじていた。

しかし、アントニオ・コンテ監督のもとで復権を目指した今季は躍進。前評判こそ高くなかったが、今季ユーヴェに加入して輝きを取り戻したMFアンドレア・ピルロをはじめ、選手たちが生き生きとプレーして勝ち星を重ねると、今季1試合を残した時点で22勝15分けと未だ無敗。

今季限りでの退団が濃厚となっている37歳のデルピエーロも、ブッフォンと同じくセリエBでの戦いを経験した一人。クラブの象徴としてサポーターから圧倒的な支持を集める同選手だが、今季はベンチを温める日々が続いた。それでも、不満一つ漏らさずチームを陰ながら支えた同選手は、インテル戦やラツィオ戦でゴールを挙げてチームを勝利に導くなど、ピッチ内外での貢献を見せた。これにはDFジョルジョ・キエッリーニも「アレックス(デルピエーロの愛称)は偉大な英雄だし、これからもそうあり続けるだろうね」と称賛の声を送っている。(ISM)

・ドルト 観客喜び被害2千万円     5月7日(月)配信

・ミラン・イブラヒモビッチ、今季無冠にムッ      5月8日(火)18時1分配信

サッカーのイタリア1部(セリエA)で今季あと1試合を残して、2位が確定しているACミランのFWイブラヒモビッチが、シーズン無冠で終わったことに不満をあらわにしたと、8日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどが報じた。

イブラヒモビッチはスクデットが獲得できず、欧州チャンピオンズ・リーグも準々決勝で敗退、イタリア杯も制覇できなかったことについて「今シーズンにはがっかりしている。タイトルなしだなんて。絶望的だ」と、いらだちを隠せない様子だった。

 自身はここまでクラブ最多の公式戦35得点(セリエA28得点)を挙げ、リーグ得点王になることがほぼ間違いない。しかし、インテル・ミラノやミランで何度もスクデットを経験している“必殺優勝請負人”にとって、今季は我慢ならなかったようだ。(デイリースポーツ)

・長友、年俸2倍で契約延長か     5月9日(水)12時32分配信

インテルに所属する日本代表DFの長友佑都が、クラブと契約延長する見込みとなった。イタリアメディア『Tuttomercato.web』が報じている。

インテルと長友は契約更新への準備を進めている段階。インテルは長友の年俸を現在の70万ユーロ(約7200万円)から、2倍となる140万ユーロ(約1億4400万円)に引き上げて、契約延長を提示する意向だ。年俸アップとともに、契約年数も2017年まで延長されるだろうと伝えている。

長友は昨年1月にチェゼーナからインテルにレンタル移籍。シーズン終了後に完全移籍を勝ち取り、5年契約を結んでいた。今シーズン、長友は最終節を残して34試合に出場し、2得点を記録。一時はベンチを温めていたが、29試合に先発出場と、ほとんどの時期でレギュラーとして活躍した。シーズン終盤に再びコンディションを上げ、直近のリーグ戦では4試合連続で先発出場。信頼を取り戻し、活躍が評価されて新たな契約を勝ち取りそうだ。(SOCCER KING)

・乾 ニュルンベルク移籍有力に    5月10日(木)配信

・ドレンテ メッシの発言を非難     5月10日(木)1時18分配信

プレミアリーグ・エヴァートンに所属するMFロイストン・ドレンテが、バルセロナFWリオネル・メッシを非難した。レアル・マドリーでプレーをしていたドレンテは、メッシと対戦するたびに問題を抱えていた。オランダ誌『Helden』で、ドレンテのインタビューが紹介されている。

「僕たちは何度も対戦した。何が僕にとって大変だったか分かる? 彼はいつも僕のことを『ネグロ、ネグロ』って呼んでいたことだよ」

ネグロはラテン語で黒を指す単語で、黒人に対する蔑称として知られている。オランダ人のドレンテは、南米ではもっと柔らかい意味で用いられていると理解しているものの、受け入れることはできないようだ。

「南米だと、すごく一般的な言葉みたいだね。でも、僕たちにとっては耐えられないものだ。」(Goal.com)

・香川獲得へマンU正式オファー     5月11日(金)7時51分配信

イングランドプレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドが、日本代表MF香川真司(23)の獲得に向けて、所属するブンデスリーガ・ドルトムントに正式オファーを出していることが10日、分かった。提示額は移籍金700万ポンド(約9億円)。移籍金の上積みを希望するドルトムントとマンUがクラブ間合意できれば、正式に「マンU・香川」が誕生する。

 香川のビッグクラブ移籍が、また一歩、前進した。クラブ関係者が「ユナイテッド(マンU)はすでにオファーを提示している」と明言。すでに両軍が本格交渉を開始していることが分かった。

 すでに独紙でもオファーが報じられていたが、クラブ側が認めたのは初めて。ドルトムントのバツケ社長も9日、「どれほど金を積んでも、香川以外の選手は売らない。2014年以降まで契約のある選手について、他のクラブはオファーを出しても無駄だ」と話し、香川については今夏の移籍を容認することを改めて認めた。

 同じく獲得に興味を示すチェルシー、リバプール(ともにイングランド)、ACミラン(イタリア)などとのリードをマンUがさらに広げた形だ。マンUの提示額は移籍金700万ポンド(約9億円)前後とみられる。

 ただ、ドルトムント側は最低額でも800万ポンド(約10億3000万円)を要求しているという。マンUは香川に年俸約6億円の3年契約を準備するが香川側は自身の条件面へのこだわりはなく、移籍金額の差を埋めクラブ間合意できれば、晴れて「マンU・香川」が現実になる。

新たな挑戦か、それとも残留しての欧州チャンピオンズリーグ挑戦か。どちらがステップアップへの最善策になるかを、香川は最後まで慎重に検討しているという。12日の今季最終戦、ドイツ杯決勝のバイエルン・ミュンヘン戦(ベルリン)後にも来季の去就を明かす見込み。その決断に世界が注目する。(サンケイスポーツ)

【関連】香川獲得 アーセナルも関心か   5月11日(金)17時52分配信

英大衆紙サン(電子版)など複数の英メディアは11日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルが、ドイツ1部リーグ、ドルトムントの日本代表MF香川真司の獲得に関心を示していると報じた。(時事ドットコム)

・DFネスタがミラン退団を発表    5月11日(金)13時38分配信

ミランの元イタリア代表DFのアレッサンドロ・ネスタが会見を行い、今シーズン限りでミランを離れることを発表した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・ スポルト』が伝えている。

ネスタは、「僕がフルタイムで出場するには、今は試合が多すぎる。ベンチで出番を待ち、自分が重要だと感じられないなら、家にいたほうがいい。クラブへの敬意は別にして、新しい何かにトライしたいんだ。2月に決心して、すぐにクラブと相談した。今が最適なときなんだ」と述べ、クラブを退団する意向を明かした。

続けて、「ミラネッロで働く全員に感謝したい。アンブロジーニやガットゥーゾ、セードルフ、マルディーニ、コスタクルタ、そしてピルロ)、仲間たちのことは忘れられないだろう。ローマ人の僕がミランに来て、故郷よりも居心地が良かった」とミランへの愛着を語った。

移籍先については、「アメリカ?行くのは悪くない。そこでプレーできればハッピーだよ」と答え、アメリカ以外の選択肢は考えていないことも付け加えている。

今年3月に36歳を迎えたネスタは2002年からミランでプレー。リーグ戦を始め、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ優勝やクラブ・ワールドカップ優勝など、多くのタイトル獲得に貢献した。(SOCCER KING)

【関連】MFガットゥーゾらも退団へ    5月12日(土)0時50分配信

ミランを支えてきたベテランの退団が続々決まっている。11日には、MFジェンナーロ・ガットゥーゾとFWフィリッポ・インザーギの退団が決定的となったと、イタリア『スカイ』など複数メディアが伝えた。

ミランは10日、DFアレッサンドロ・ネスタが記者会見で退団を表明したばかり。その翌日、ガットゥーゾとインザーギとの別れも確実となった。(Goal.com)

・バイエルン・リベリーが宇佐美にエール     5月11日(金)16時29分配信

バイエルンに所属するフランス代表FWのフランク・リベリーが、バイエルンからの移籍が濃厚となっているMF宇佐美貴史について、「もっと出場機会を増やすべきだ」との見解を示した。「ワールドサッカーキング(No.214)」のインタビューで語っている。

リベリーは、「間違いなく才能に恵まれた選手だ」と宇佐美の実力を認めたものの、「バイエルンで出場するには経験がなさすぎた。このチームでポジションを奪うには才能だけでは難しい」と経験の欠如を指摘。

また、「選手は試合に出ないと成長できない」として、「ウサミは移籍して、もっと出場機会を増やすべきだ」とアドバイスを送っている。

宇佐美には、ニュルンベルクやホッフェンハイム、デュイスブルクといったドイツ国内のクラブへの移籍が噂されている。(SOCCER KING)

・ロナウジーニョ五輪出場消滅            5月12日(土)12時44分配信

サッカーのブラジル代表で32歳のロナウジーニョが、11日発表されたロンドン五輪の代表候補メンバー23人から落選し、オーバーエージ(OA)枠での五輪出場の可能性が事実上なくなった。

メネーゼス監督はOA枠の候補としてDFダニエウ・アウベス(バルセロナ)DFマルセロ(レアル・マドリード)DFダビド・ルイス(チェルシー)DFチアゴ・シウバ(ACミラン)、GKジェフェルソン(ボタフォゴ)、FWフッキ(ポルト)の6人を選んだ。(スポニチアネックス)

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前回のブログ「チェルシーが勝った。バイエルンが負けた」の続き

2012年05月24日 15時11分30秒 | インポート

さっそく、この試合の余韻を楽しめるコラムに出会った。

最新の週刊「サッカーマガジン」2012.6.5号、北條編集長氏による巻頭コラムである。「サカマガイズム」というネーミングになっている。

「伝達者チェルシーにみるフットボールの不思議」というテーマで、あの決勝を取り上げている。

というより、なぜチェルシーが勝ったか、いやフットボールの神様もしくは天がチェルシーに託してメッセージを発せられたのだ、という。

しかも、専門誌の編集長という専門家らしく、神様もしくは天がきまぐれにチェルシーを勝たせたのではなく、ここ数年の歴史の必然としてチェルシーの勝利が用意されていたと、その筋書きを説明してくれている。

まず、ここ1~2年、世界のフットボールはバルサの破格の強さのもとで、バルサが絶対と勘違いしてしまうほどの状況に置かれた。しかし、そのバルサ神話の始まりは3年前のチャンピオンズリーグ。準決勝の1Lg、不運に泣いたチェルシーの敗退からではなかったか、と見る。その試合がいかにチェルシーにとって不運であり、逆にバルセロナにとって幸運であったか、就任1年目の監督グアルディオラにして「幸運を手にしたのは確か」との本音を匂わせたのだから。

その試合がどのような試合だったかは、北條編集長がかいつまんで振り返ってくれているので、ぜひお読みいただきたい。

そして北條編集長は続ける。「天の配剤ー。」、今大会のチェルシーを、そう思わずにはいられない、と。

今大会の準決勝、チェルシーvsバルセロナ。1Lgでたった一度の決定機をものにしたドログバがバルサを葬った筋書き、その背後に「見えざる力」の存在を北條編集長は見ていたようだ。

ちょうど1ケ月前となる、あの頃を振り返ってみよう。少なくとも私は、2Lgの結果、バルサの敗退が決まっても、「あぁ、今年はレアルの年だなぁ、リーガをほぼ手中に収めたモウリーニョが二冠かぁ、これはモウリーニョ礼讃がすごいことになるぞぉ」ぐらいの受けとめだった。そして翌日、まさかのレアル敗退を知っても、なお、「ありぁ~、バイエルンvsチェルシーをバイエルンのホームでやるということは・・・・。どう考えてもチェルシーに分があるような観測は成り立たないなぁ」という感じだった。

しかし、北條編集長は、次なるフットボールの歴史に着目する。それは、1999年のマンU、2005年のリバプール、ともにチャンピオンズリーグ決勝に進んだイングランド勢は「劣勢と目されるときほど、不思議な力を発揮する。何度倒されても立ちあがる、不屈のボクサーのごとき魂がイングランドのフットボールに脈打つからか。」と分析し、2012年のチェルシーを、そのイングランドフットボールの伝達者と見たのだ。

さらにチェルシーが「伝達者にふさわしい者だからこそ、天の恵みがあるのかも知れない。過去から現在に至るフットボールの不思議を貫く一本の線が、何となくそう見えるのだ。なぜかは、わかりませんが」と結んでいる。

非常に説得力に満ちた分析だと思う。ここまでくると、それは一つの「フットボール史観」と言ってもいいと思う。

つくづく思うのは、やはりフットボールは叙事詩だということ。一つの驚くような結果を見て「これがフットボールだ。なぜかは分からないけれど、こういうことが起こるのだ」と済ませているが、実は壮大な歴史の中でつながるように出来ているのだ。

決勝でも試合を決めたのはドログバだった。3年前のバルサ戦のジャッジに怒りが収まらず退場処分に追い込まれた彼、神は彼こそを伝道者として遣わして、彼に導かれてチェルシーはビッグイヤーに辿り着いた。

ドログバは伝道者?、いや彼は「呪術師」といえるのではないだろうか。彼自身が高い霊力をもって勝利を手繰り寄せる能力をもったシャーマンだと思う。

そのシャーマン、来季からはアジアチャンピオンズリーグに参戦するかも。ドログバとアネルカのツートップ? ウヘェー。Jリーグから参戦するチームのDFは大変だ。

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チェルシーが勝った。バイエルンが負けた。

2012年05月20日 22時27分19秒 | インポート

今シーズンの欧州サッカーシーンの最後を飾る、チャンピオンズリーグ決勝、バイエルンがホームスタジアムで戦うという圧倒的なアドバンテージの中、チェルシーとの一戦はPK戦までもつれてしまった。

そしてチェルシーが勝った。バイエルンは負けてしまった。

戦術、試合の流れ、采配、選手個々の問題、それらの論評は専門家の方にお任せだ。

午後、日テレさんが1時間枠で、例のタカ&トシがナビゲートしてダイジェスト番組を流した。当然のことながら番組の締めのナレーションは「これで今年のトヨタプレゼンツFIFAクラブワールドカップのヨーロッパ代表はチェルシーということになりました」である。

この大事なフレーズを、ともすれば聞き逃しかねない結果といってもいいのかも知れない。メッシ、C・ロナウドはもちろんのこと、ロッベン、リペリーでさえ来ない結果になってしまった、という思いは、口にあまり出さないにせよ、多くの人の脳裏をよぎったに違いない。

あとは、ドログバ、フェルナンド・トーレス、ランパード、ジョン・テリーらが12月までチェルシーを支えていて輝いた状態で来日するかどうか、日テレさんはじめ関係者が、どれだけ盛り上げるだろうか。

ただ1つ、チェルシーのディ・マッティオ監督、暫定だなんて思いもよらなかった。すでに終わったFAカップを制し、今回のCL決勝進出を決めた時点で、普通なら来季続投決定、正式監督昇格となってよさそうなものだが、そうではなかったのだ。

どう考えても、彼の何らかの能力がこの結果をもたらしたことは間違いない。これから彼の何が優れていたのか語られよう。たぶん才能溢れる新監督の誕生ということになるのだろう。

現在、クラブレベルでは、イタリア出身監督のうちカルロ・アンチェロッティ、ロベルト・マンチーニあたりが世界トップレベルの監督として評価を受けていて、ルチアーノ・スパレッティあたりが続いていると思うが、ディ・マッティオは一気に彼らに近づいたと言っても過言でないと思う。

このあと、この試合の余韻は、誰を軸に語られるのだろう。ドログバだろうか、ロッベンだろうか、はたまたディ・マッティオだろうか。

UERO2012が開幕するまで、しばし、楽しみだ。

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月刊「文學界」今年3月号を入手しました。

2012年05月19日 20時43分22秒 | インポート

5月9日、「また1週間以上、記録が滞ってしまいました。」というタイトルでしたが、その日の「サンケイスポーツ」に掲載されたコラムを取り上げました。

作家・星野智幸さんが「考える脚」というタイトルで連載しておられるコラムです。たまたま目にした、その日のコラムで星野さんは、月刊「文學界」の3月号で「一瞬、目を疑うような連載評論が始まっている」のを見つけたというのです。

その連載評論は、文芸評論家の陣野俊史さんによる「文学へのロングパス」、いかにもサッカーファンなら目を留めそうなテーマですよね。

その3月号は連載の初回だったそうで、タイトルは「リバウドと寓話」、星野さんは「これは文学好きが読むよりも、サッカー好きがまず読んだほうが、ピンと来るのではないかとさえ思った」そうです。

星野さんは、その「リバウドと寓話」の文について、一部を紹介しながら「言葉の演出が加わってスーパーゴールは『伝説』に変わる」のだと書いておられました。

また文學界3月号における陣野さんの描写について「リバウドは奇跡のオーバーヘッドキックを決めるのだが、この描写がもう鳥肌もの。長いのでここでは引用しないが、サッカーの空気がみごとに捉えられている」と絶賛したのです。

そこで、我がプログは、その役割として、文學界3月号なるものを入手して「サッカーの空気がみごとに捉えられている」部分を、皆さんと一緒に楽しみましょうということにしたわけです。

手元に文學界3月号があります。陣野さんも、相当のサッカー好きだということが、十数行読んだだけでわかります。

例えばこうです。リバウドのフルネームを紹介したあと「ブラジル人の名前はいつも長い。」と。

また、「バルサとレアルの試合を長い歴史と伝統から『クラシコ』と呼ぶことがどうやら世界的に決まってしまっているようなのだが」と説明したあと、「(ただし、当時リーガ・エスパニョーラの放映権を持っていたNHKは、一言も「クラシコ」という専門用語を使っていない。WOWOWがリーガの放送権を買い取って、大々的に「クラシコ」の名前が日本に定着するのは数年後のことである)」と、わざわざ、かっこ書きで付け加えています。単にクラシコのことを説明するだけでなく、サッカーファンなら誰しもが感じているNHKさんの妙な偏狭さを、チクリと皮肉くるところまで踏みこむのです。

さて、サンケイスポーツで星野智幸さんが絶賛した、鳥肌ものの、リバウドは奇跡のオーバーヘッドキックの描写を皆さんと一緒に楽しみましょう。陣野さんにお許しも何もいただいていないが、まぁ、いいでしょう。(と勝手に決めて)

“試合は白熱する。2対2の同点のまま、時計はもう後半43分を指していた。終了直前。そのとき、事件は起こった(ちなみに、バルサの2得点はすべてリバウトによるもの)。”

ここで一旦引用を中断するが、何と陣野さんは「事件は起こった」と表現しているのだ。このあと決まるリバウドの3点目は、単なる得点シーンではなく、そのゴールの見事さを含めて事件に値すると表現したかったのだ。引用を続ける。

“オランダ代表のフランク・デ・ブール(当方・注 バルセロナのDF)がバレンシアのゴール前で、ふわりとしたパスをあげる。ゴールに背を向けて棒のように突っ立っていた、ペナルティエリア内のリバウドは、緩やかな曲線を描いて飛んできたボールを左胸で弾く。”

ここでまた引用を中断します。「棒のように突っ立っていた」という表現も面白いです。これは別にサボっていた様子を表現したのではなく、いかにもリバウドのプレースタイルです。引用を続けます。

“左胸というよりも、心臓と首の真ん中あたりか。強靭な大胸筋(たぶん)によって軌道を変えたボールは、真上に浮かび上がる。真下からの風によってふいに吹き上げられたかのようなボールはちょっと考えられないぐらいの滞空時間を刻む。一秒、二秒・・・・・・・。観ている者の主観的な時間はいい加減だ。二秒も三秒もボールが浮かんでいるはずがない。しかし、この瞬間、ボールはゆっくり動いている感覚がたしかにあったのだ。ボールを見上げるリバウド。彼はどうするつもりなのか。敵ゴール前にいる自分の頭上にまっすぐ浮かび上がり、いままさに重力に従って落下しようとするボールを・・・・・・。”

ここでまた中断です。サンケイスポーツ連載の星野智幸さんがジビれた、鳥肌ものの描写というのが、この辺ではないでしょうか? それこそ、映像で見てしまったらアッという間のシーンだと思いますが、面白いものですねぇ。ライターの手にかかると、ワンシーンが見事にスローモーションのように描かれます。

よく、テレビのスポーツドギュメンタリーでも、こういう感じの映像とナレーションを使った濃密な描写を見せてもらえますが、文字だけでも、その様子がくっきりと描けるのですね。引用を続けます。

“右足を少し振り上げて反動をつける。リバウドは身体全体を後方に倒す。右足よりも大きく振り上げた左足(利き足!)がボールを正確に捉える。オーバーヘッド・シュート。左足のアウトサイドで捉えられたボールはスライス気味に敵=バレンシアゴールの左隅へ。名手カニサレス(GK)の指先を掠める。リバウドは、右脇腹をしたにしてピッチに落下するが、視線はボールの届いた先を正確に見据えていた。ゴールネットが激しく揺れる。3対2。バルセロナは最終節を勝利で飾る。”

ゴールシーンの描写はここで終わっています。そして陣野さんは続けます。

“リバウドがどれほど優れたゴールゲッターだったかを語りたいわけではない。(中略)だが、リバウドのこのシュートがフットボールの歴史に刻印されるほどのインパクトを与えたとすれば、おそらくリバウドのチームメイト、ルイス・エンリケの次の言葉によって補完されたからではないか。ルイス・エンリケはこの試合の後、こう語っている。

「あれは、キャプテン翼でしか表現できないプレーだよ。」”

引用はここまでにします。むろん陣野さんの評論はこのあとも続きます。「リバウドと寓話」と題されたテーマの本題はむしろ、このあとにあるようですが、それは文学を追求する方たちの領域で、私には理解不能の世界です。しかし、サンケイスポーツで星野さんが「言葉の演出が加わってスーパーゴールは『伝説』に変わる」と書いておられた部分は、ここまで紹介した部分だと思います。

リバウドのスーパーゴールは、まさに「事件」と呼んでもいいほど、緻密に描写したくなるゴールで、ルイス・エンリケのコメントが絡んで歴史に名を刻むシーンとなりました。

この件を書いていて、永井雄一郎選手の70mドリブルゴールのことを思い出しました。二つ前のブログに「5月15日、Jリーグ20年目の日、日テレNEWS-ZEROは特集を組んでくれました」という標題のものがあります。

このブログでは、日テレNEWS-ZEROが、カズ選手と北澤豪さんの対談のほか、歴代の名選手に「あなたの最も印象に残るゴールは?」とたずねるコーナーがありましたが、浦和レッズの若きFW・原口元気選手は「レッズの先輩、永井雄一郎選手の70mドリブルゴール」をあげました。私は即座にはそのゴールを思い出せなかったのです。

それこそ、星野さんや陣野さんが言う、『言葉の演出が加わってスーパーゴールが「伝説」に変わる』の法則に従えば、永井雄一郎選手のゴールに、誰かが素晴らしいコメントをしてくれるとか、翌日の新聞などメディアが素晴らしい見出しをつけるとかがなかったため、歴史に刻まれるゴールという評価を得られなかったのかも知れません。

そう考えてみると、言葉の演出は確かに大きいかも知れません。見出しとかだけではなく、ルイス・エンリケのコメントのようなことも含めて、あるシーン、ある出来事が何らかの言葉に縁取りされると、人々の心に永遠に残るのかも知れません。

永井雄一郎選手のところでも書きましたが、1986年W杯におけるマラドーナの5人抜きドリブルゴール。 実は、我々日本人は、NHKアナウンサー・山本浩さんが実況した「マラドーナ、マラドーナ、マラドーナ・・・・・。」という、あの次第に声色が高くなっていく名調子とともに記憶していると言えます。まさに言葉に縁どられたシーンそのものです。

もう一つ例をあげれば、1985年のトヨタカップ。プラティニ率いるユベントスがアルヘンチノス・ジュニアーズを破った試合。プラティニの幻のゴールと言われるスーパーボレー、私は国立競技場で生で観ていたのですが、むしろ、そのあと繰り返し放送された、日テレの枡方アナウンサーの「プラティニゴール!、スーパーゴール!、ビューティフルゴール!」のフレーズがついた映像によって記憶に残っているのかも知れません。あのフレーズがつかなければ、少なくとも私にとって、プラティニのスーパープレーは今まで記憶に残らなかったのかも知れません。

恐るべし言葉の持つ威力。といったところです。特にサッカーも含めてスポーツシーンというのは瞬時、瞬時の連続です。一つのシーンや出来事にかかわっていられる時間は短い。せいぜい、それを伝えるメディアの記事が打電されるまでの間が限界です。それまでの間に、誰かによって魅力的な言葉に縁どられなければならない宿命を持っています。

こうして見ると、サッカーの世界がまた一つ、奥深い要素を伴なっていることを思い知らされます。

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スルガ銀行さんのサッカー関係サイト「I-DREAM」をPR

2012年05月17日 10時44分41秒 | インポート
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5月15日、Jリーグ20年目の日、日テレNEWS-ZEROは特集を組んでくれました

2012年05月16日 17時58分31秒 | インポート

5月15日といえば、日本のサッカーファンにとって毎年思い出す記念の日。1993年のこの日、国立競技場で川淵チェアマンが開会を宣言し、ヴェルディとマリノスが歴史的な一戦を戦った日だ。私にとっては、それに加えてチューブの春畑道哉さんが作曲した音楽「Jのテーマ」が生涯忘れられないシーンを彩った曲として、今も鮮明に蘇る。

「Jのテーマ」は、その後2年間、CS放送の当時のチャンネル「スポーツ・アイ」がJリーグ全試合放送をしてくれた関係で、試合放送のエンディングに必ず流れ、ちょうど試合の余韻に浸る感覚で聴き続けた。本当に幸福な2年間だったことを、今も昨日のことのように思い出す。

いまとなっては、ヴェルディは「川崎」ではなく「東京」となりJ2を戦っていて、マリノスもフリューゲルスを合併した時の「F」をくっつけたままの、いま一つすっきりしないチームだ。時代は巡った。

あれから丸19年、5月15日、いよいよ20年目に突入した。

日本全体で5月15日というのは、沖縄返還の日なので、今年の当日はニュースでの扱いは案外小さかった。来年、満20年となれば、もっと特集が多くなると思うが・・・。

そんな中で、日テレ、夜のNEWS-ZEROが北澤豪さんとカズ選手の対談を軸にJリーグの20年を振り返ってくれた。

私は、テレビ番組のニュース枠でサッカー関係をどの程度特集してくれるかどうか、結構ウォッチしているが、おそらく、その番組制作陣やメインキャスターと言われる人たちのサッカーに対する思いの強弱に左右されているだろうな、と感じている。日テレ・NEWS-ZEROは、これまでも積極的にサッカー特集を組んでくれたり、サッカー選手をスタジオに招いたりしてくれていると感じている。制作陣かキャスターのどなたかが思い入れてくださっているのか、あるいは番組全体の雰囲気としてサッカー好きなのか、どこからか情報が流れてくればいいなと思っている。

反面、この番組はサッカーにさほど関心を示してくれないな、とはっきり判るのが「NHKニュースウォッチ9」だ。メインキャスターの大越さんが続けているうちは、やむを得まい。ダントツの最下位・東大とはいえ東京六大学のエースピッチャーを張った方だ。野球にばかり肩入れしないでもっとサッカーを、と言うのが土台ムリだろう。

そのぶん、他の番組にお願いするしかないと思っている。

話しが脱線したが、NEWS-ZEROの特集番組、対談のほかに、この20年の歴史を彩った選手たちに「あなたの最も印象に残ったゴールは?」とたずねるコーナーがあった。例えば中村俊輔選手は「ガンバ大阪・エムボマ選手の異次元の身体能力が衝撃だった97年の開幕戦でのゴール」といった具合だったが、最新世代であるロンドン五輪代表世代からは、セレッソ・清武弘嗣選手とレッズ・原口元気選手が登場した。

その原口選手の選んだゴールから、私に一つの着想が生まれた。彼が選んだゴールは「レッズの先輩・永井雄一郎選手が70mをドリブルして決めたゴール」だった。

その時私は、即座にはそのゴールを思い出せなかった。例えばマラドーナの1986年W杯における5人抜きドリブルゴールのように、長距離ドリブルゴールの代表格として繰り返し繰り返し映像が流れているゴールでないと、なかなかパッとそのシーンが出てこないものだ。

しかし、その時流れた永井雄一郎選手のドリブルゴールは確かに圧巻のシーンだった。そして思った。おそらく過去20年の間に、これぐらいのドリブルゴールを決めた選手が、あと何人かいるはずだ。

その中で、どのドリブルゴールが高い評価を与えられるゴールなのか、単に走った距離だけでなく抜いた選手の数とか試合における劇的性とか、さまざまな要素を加味して評価したランキングを常に加除修正していく必要があるという着想が生まれた。そうした役割が、我が「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」には求められていると、新たな自覚が芽生えたのだ。

おそらく、これまでもテレビの例えばTBS「スーパーサッカー」やテレ朝「やべっちFC」の特集企画とか、週刊サッカーマガジン、週刊サッカーダイジェストの企画などでもランキング付けされたことがあると思うが、それぞれ単発的に企画だろうし、私たちの記憶に常に刷り込まれているわけではない。

同じようにロングシュートによるゴールもある。流れの中でのロングシュートもあるだろうし、横浜フリューゲルスのエドゥーが決めたフリーキックでの伝説の超ロングシュートもあるだろう。果たしてどれが最高と言えるのか、これから新たなゴールが加わった時、それが何番目に食い込むのか、そういった評価基準は用意しておきたいものだ。

Jリーグだけではなく日本代表の試合も含めると、さまざまな伝説的シーンが20年のあいだに紡ぎ出されてきたことを、つくづく感じる。あぁ、Jリーグ20年は、やはり重みのある歳月だ。

サッカーの記録は、野球に比べて数字の上で残せる要素が少ない。攻撃の選手ですら得点とせいぜいアシストだけ。あとは出場試合数、出場時間数程度の記録でしか表せない。ディフェンス陣に至っては何試合出場、何得点とか記録されても、ほとんど得点数がないわけだから、つまらないことこの上ない。我が「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」は、この部分に光をあて、合理的で説得力のある評価方法を生み出し、それに基づいて多くの選手たちの活躍ぶりを数字の上でも表したいと考えている。

さきの永井雄一郎選手のドリブルゴールもそうだ。彼は出場試合数でいったらJ1通算で300試合に達していないから現時点で50位にも満たない。しかし、この一つのゴールだけでも、彼は十分にJリーグの記録に残るに足る選手だと思う。

お読みいただいた方で、何か思い当る案をお持ちの方はぜひお寄せいただきたい。皆さんの智恵を集めて、いい評価方法を作り上げたい。

カズ選手と北澤豪さんの対談も楽しかったが、原口選手の選んだゴールから、そのような着想が生まれたことを記しておきたかった。

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安藤隆人さんの講演を聞いてきました

2012年05月16日 17時56分59秒 | インポート

静岡県沼津市に本社を置くスルガ銀行さんは、都内・六本木ミッドダウンの中に、d-laboというオフィスを持っている。この点については、後日、あらためて紹介するが、そこでサッカージャーナリストの安藤隆人さんの講演が行われたので聴いてきた。

ご存じのように、いまをときめく香川真司選手、本田圭祐選手、岡崎慎二選手、細貝萌選手、内田篤人選手らをユース時代からずっとウォッチし続けていて、業界やサッカーファンの間では「ユース博士」と呼ばれている方だ。このブログの「4月9日(月)の新着情報」欄で、この方の著書「走り続ける才能たち」を書評のような形で紹介しているので、ぜひ、そちらもお読みいただきたい。

そのように紹介していたこともあって、直接お会いしたいと思い聴きにいったのだが、とてもいい講演会だった。

はじめのうちは、ご自分で話されていたが、途中から会場からの質問に答える形式にされ、それでまた話が盛り上がり、いろいろ多岐にわたる話しとなった。以下、その内容をかいつまんでご紹介しながら、当方のコメントもつけてみた。

会場からの質問  安藤さんが「この選手は外してしまったな(つまり、ユース時代)にはまったくノーマークだったのに、その後、大ブレイクしている)」と思う選手は?

答え  (即答で)長友佑都です、東福岡時代に見にいっていて、あり得ないトラップミスとかしていた。あれほどになるとは思わなかったという意味では見抜けなかった。

長谷部誠もそう。代表でキャプテンを務めるほどの選手になっている。

私からのコメント(別に会場でコメントしたということではなく、あくまで、このブログでのコメント)

そういうタイプの選手がトップクラスの中で必ず、何割かを占めるものだとかんがえるのが正しいと思います。高校・ユース時代に、すべての選手の将来像を見抜くことなんてできません。本人ですら、あの時の実力からいって、いまこうなっていることなど、明確に予見できた選手など一人もいないと思います。

高校時代、300人いる部員の中の100番目の選手が日本代表クラスまで駆け上がるのは絶対無理(安藤さんも講演の中で、自分が将来プロ選手になれるかどうか迷っている選手から相談を受ければ、そういう基準で将来を考えてみたら、とアドバイスしていたように)だけれど、すでに高校時代、全国選手権でもある程度戦えるようなチームの中で、レギュラーを張っていたレベルの選手であれば、その後の伸びしろや、本人が大人になっていく過程で目標に向かう気持ちの強さが、より強くなっていく、いわば少年から大人になる脱皮の過程での個人差があるもので、高校時代にはそこまで現われていない資質だったと理解すべきです。

だから、常に日本代表メンバーの中の何人かは、高校・ユース年代の日本代表に選ばれていなかった選手が含まれるのが現実です。

安藤さん、別に見抜けなかったなどと考えなくていいのです。質問された方にも、そういうものだと判っていただければいいなと思います。

会場からの質問(これは私も質問しようと手をあげた項目) 安藤さんが「この選手は将来、大物になる」と見込んでいる現在の高校世代の選手は?

答え  企業秘密なので言いたくないけれど。そういう選手は「○○ノート」というのを作って、ずっと記録している。しょうがないなぁ。(と、ためらいつつ)

大津高校(熊本)のセンターバック 植田(直道)、テコンドー出身でサッカーを始めてから、まだ幾らもたっていない。テコンドー出身者らしく「相手をつぶすことに無上の喜びを感じる」と言っている。

神戸ユースの岩波拓也、いま(オランダ)からオファーもらって練習に参加しているけど、彼は、足元はうまいフリーキックも蹴れるでセンス抜群。これでオランダで対人能力をつければ、代表のセンターバックを、植田と組んで任せられそう。

サンフレッチェユースの野津田岳人、足腰が強くボディバランスがいい。同じサンフレッチェユースの川辺駿

三菱養和の一年生にも一人いる。名前はまだ伏せるけれど。

会場からの質問  成功をつかむ選手を育てる良い指導者とは?

答え ユースの指導はロングタームでやるべきだ。アヤックスとかフェイエノールトなんか、50過ぎのおじさんが、のっしのっしと出てきて若いコーチにいろいろ指示を出している。もう何十年もやっている。Jリーグのユース指導者は2~3年で替わってしまうところが多い。トップチームに上がる前の腰かけのような感じだ。

そんな中、サンフレッチェユースの森山佳郎監督などは素晴らしい。マリノスユースの松橋力蔵監督などもいい。

講演を聴いての感想

安藤さんと、3月初旬に聞いた森雅史さん、驚くほど似ている。顔かたちとかではなく、人柄ということだろう。オープンで誠実、明るいキャラ

会場でも質問が出たように「どうすればサッカージャーナリストになれますか」と問う人は多いが、そういう人は、まず自分を振り返り、生来の資質として、そうした魅力的な人柄に恵まれていないと思ったら、これからでも遅くない、「自分を磨きなさい」と言ってあげなければ。サッカー選手を見ていてもわかるでしょう。一流の領域に達する選手は、自分を磨いてマスコミ対応だってファン対応だって一流でしょう。自分が変わらなければ、この先ジャーナリストへの道は開けないと思わなければ。今日の安藤さんを見ていても、つくづく、そう感じる。

ここまでこれた要因は? と問われ「ここまでこれたと言っても、まだジャーナリストとして駆けだしだと思っているし、自分の目指すものもある。それまでの道のりはまだ長いけれど、曲がりなりにもここまでこれたのは、自分に正直に、自分を偽らずにやってきたからではないかと思う」と話した。

ご本人の許しを得ていないので、プライベートなことなるべく伏せるが、会社勤めを辞め東京に出てくるにあたり、実に多くのことを故郷においてきたという。本人は笑い飛ばす感じで話しているがディープな話しだった。

辞める決心をつけるまで1年以上悩んだという。その結果、最後は自分に正直になって決断したという。東京に出てくるのに、最後はホームレス生活になることも覚悟して大きめのテントも用意したもという。それぐらいの覚悟で転身したのだ。

ある質問者が「私はサッカーには興味がないけれど、「夢を叶える力」という主題で話すということで、何か誰も知らないことを知っているのではないかと思う。それを聞かせて欲しい」という質問をした。

鼻もちならない、視野の狭い人間特有の質問だ。こういう人に限って大会社のサラリーマンだったりする。自然と「上から目線」の質問をしていることに、自分は気づいていない。

まぁ、こういう人は、これからもサッカーの世界が持つ魅力をわからないまま人生を終えるだろう。土台、サッカーの世界の魅力にとりつかれれば、そういう質問の発想が湧かない。

サッカーの世界が、地球上のありとあらゆる事象、政治であったり経済、社会、文化、宗教、芸術はては戦争までも含めた全てと繋がっている世界だということを知る。だから、なおさらサッカーの世界が面白くなる。そう教えてやろうとしても、知ろうとしない人間には無駄なことだ。

講演の部屋は多少暑かった。安藤さんは半そでだったが、それでもしきりに汗をぬぐって一生懸命話してくれた。主催者が「講演が終わったらサイン会をやるので、ぜひ立寄って欲しい」と話すと、安藤さんも「サイン会にたった3人ぐらいしか来なかったとなると、一生の汚点になるので、どうかもう少し来てくださるようお願いします」と繰り返していた。

当然、私も行ったがサイン会は列をなしていた。

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京川舞選手、下を向かないで

2012年05月16日 17時56分10秒 | インポート

「好事魔多し」、このたびの京川舞選手の重傷のニュースに接して、最初に浮かぶのがこの故事だ。

古くは小倉隆史選手、アトランタ五輪出場をめざす五輪代表のエースと期待されながら、最終予選直前の合宿で右足後十字靭帯断裂、次いで小野伸二選手、1999年7月、シドニー五輪アジア予選で左膝靭帯断裂、最近では香川真司選手、2011年1月のアジアカップで負傷、そして今回の京川舞選手。

いずれの選手にも共通していることは、その前1年ぐらい、とにかく所属チームや代表の試合などが続き、満足なオフをとれていなかった点である。本来ならシーズンオフがあって少なくとも1ケ月程度、身体を休める時期があるが、所属チームでも代表チームでも大事な選手は、休ませてもらえない。

京川舞選手、常盤木学園高校を卒業してINAC神戸に入団、即レギュラーメンバーに抜擢され、なでしこジャパンにも選ばれた。前評判どおりの才能を発揮してゴールを量産、まさに順風満帆の春を送っていた。しかし、先の小倉、小野、香川選手などの例が脳裏をかすめる私は「危ないぞ」という気持ちが膨らんでいた。

そして案の定だ。好事魔多し。

しかし、京川舞選手。下を向かないで。決して焦らないで。まだ先は長いから。ロンドン五輪のチャンスを逃したぐらいで悲しまないで。澤選手は代表デビューからW杯優勝まで18年だよ。1年かかっても完全に治るまで無理しないで。完全に治したら、その後のサッカー人生の中で絶対、あなたが世界中にその名を轟かせられる日が来るから。

それを信じなければ、へんに焦ったり無理をしたりして、かえってあなたのサッカー人生がおかしくなるって。ひたすら信じること。そのあとの10何年かの為に、この1年ぐらいの期間は、ひたすら休み、鍛えられるところ(身体と心)を鍛え、よりたくましく、より強くなって帰ってきてください。

そういうあなたを、何万人ものファン、いや何十万人ものファンが待っていることを忘れないでください。

今日は、京川舞選手だけではなく、日本サッカー協会を頂点に、末端のサッカーチームまで、サッカー選手を預かる組織が、宝物の選手にケガをさせない「システム」とサポート体制を作ってもらいたいという点も力説したい。

私は、結局、こういう不幸が相変わらず起きてしまう原因はなんなんだろう、と深く考えざるを得ません。

そうすると思い至るのは、所属チームが変わったり代表チームに呼ばれりすることで、選手一人ひとりのフィジカルコンディションの管理に行き届かない点があるからだということです。

つまり過酷なスケジュールが続いている選手は、それだけで身体に金属疲労が蓄積していることは自明なわけで、何かの拍子にケガしてしまうのは、ある意味当たり前ということを、チームでも協会関係者でも、フィジカル担当あるいはドクターの方はわかっておられると思います。

京川舞選手を預かる立場のフィジカル担当の方、ドクターの方は、おそらく「舞は心配だ」と懸念しておられたと思います。にも拘わらず、絶対にケガをさせないという対策はなされなかった。

もはや結果論で考えるのではなく、大切な選手に絶対ケガをさせない、そのために選手のフィジカルコンディションを、預かる立場のフィジカル担当者とドクターがより総合的に管理するサポート体制を構築して欲しいのです。いわば今回のことを「京川事件」として教訓にし、何か対策に着手して欲しいのです。そして選手が所属チームから代表スケジュールに移る時には、それが協会のフィジカル担当者とドクターのチームに引き継がれるシステムを構築して欲しいのです。

京川選手が負傷した2日後、インターネットに次のような記事が載った。タイトルは「シーズン不敗優勝を達成したユベントス、変貌の理由」

webスポルティーバが配信した記事で、内海浩子さんというライターの報告だ。

以下、必要な部分を抜粋する。

【B降格を境に苦しんできたユベントスと今季のユベントスの大きな違いは、数多くあれど、真っ先に思い浮かぶのがケガ人の少なさだ。(中略)
コンテ(筆者注・ユベントス監督)と共にグラウンドでの体作りに目を光らせたのがフィジコのベルテッリ。
彼はスパレッティがベネチア時代から重用した人材で、美しいサッカーで魅了したゼロトップ・ローマの陰の立役者でもある。一方、ジム担当はフリオ・トウス。ライカールト時代のバルセロナのフィジカルコーチである彼は、特にパワートレーニングには細心の注意を払い、筋弾性を上げるメニューを多く取り入れたという。

その結果、故障者が少ないどころか、チームが大きくコンディションを落とすことすらなかった。優勝のキーマンと言われるピルロがいい例だ。シーズンを通してこれほどコンスタントに出来のいいピルロを見たことがない。ミラン時代は砂上トレーニングで肉離れをするなど、筋肉系のトラブル続きだった彼が今季欠場したのはたったの1試合。理由は出場停止だったからである。】

これは、主として故障になりにくい身体作りに取り組んだ例ではあるが、疲労度合も勘案して休ませるなどのドクターサイドのメニューが加われば盤石だろう。いずれにしてもフィジカルコンディションの管理・サポート体制の重要さがわかるレポートだ。

ぜひ、改革のレポートが届くよう期待したい。

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5月16日(水)の新着情報

2012年05月16日 17時55分09秒 | インポート
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また1週間以上、記録が滞ってしまいました。

2012年05月09日 13時05分33秒 | インポート

ゴールデンウィーク後半から、また何かとバタバタして、新着情報の記録が滞ってしまいました。

言い訳無用ですが、このあとも日曜日まで手付かずになりそうです。

ところで、本日のスポーツ紙で一面トップもしくは終面にサッカー関連がきたのは「サンケイスポーツ」だけでした。終面で、本田圭祐が次の日本代表戦で復帰の可能性が高いことを報じたものです。

この「サンケイスポーツ」の中面に、作家・星野智幸さんという方の「考える脚」というタイトルの連載コラムが載っています。毎週水曜日の連載のようで今回で29回とあります。私は初めて気が付きました。

ご承知のように、我が「新着情報」で扱うスポーツ紙の基準は「一面トップもしくは終面にサッカー関連記事が載った主要4紙」ということで、この基準に外れていれば、これまで28回掲載されていた連載コラムが、今後も目にとまらないことになります。

今回はなぜか、たまたま目にとまったのですが、これまで何回かはスルーしていたでしょう。

今回、中面にあるサッカー記事を珍しく丹念に眺めた結果「考える脚」というタイトルにも誘われて読んだのです。

で、読んだ内容がまた、ぜひ、皆さんにも伝えたいものでした。

星野さんは作家の方ですから、月刊「文學界」という雑誌を毎月読まれているのでしょう。普通の方で読んでおられる方は少ないでしょうし、当方ももちろん読んだ記憶がありません。

その月刊「文學界」で、星野さんによれば「一瞬、目を疑うような連載評論が始まっている」のだそうです。タイトルは「文学へのロングパス」、書き手は文芸評論家の陣野俊史さんとのこと。

3月号が初回たったとのことで、テーマは「リバウドと寓話」だそうです。読まれた星野さんは「これは文学好きが読むよりも、サッカー好きがまず読んだほうが、ピンと来るのではないかとさえ思」ったそうです。

以下、星野さんのコラムの一部を、使わせていただく。

「舞台は、00-01シーズンのリーガエスパニョーラ最終節、バルセロナ対バレンシア。勝ったほうが4位、すなわちチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる。試合は2対2の同点のままロスタイムに。」

一旦コラムを切って、お読みになった方におたずねしたい。当方は、このあと、どういう展開になったかわからなかったのですが、このあとの展開を覚えておられる方、ご存じの方がおられたら、それこそ正真正銘のパルセロニスタか、サッカー検定成績優秀者の方かも知れません。脱線しましたがコラムを続けます。

「そこでリバウドは奇跡のオーバーヘッドキックを決めるのだが、この描写がもう鳥肌もの。長いのでここでは引用しないが、サッカーの空気がみごとに捉えられている。(段落)」

ここでまたコラムを切るが、本職の作家の方が褒める描写ですから、よほど引き込まれる文なのでしょう。星野さんが伝えられなかった内容、こういう時、役割を果たすのが我がブログです。「文學界」3月号をAmazonから入手して、ぜひ皆さんとともに読みたいと思います。

しばらく時間をくださいね。冒頭お話ししましたとおり、このあと13日の日曜日まで手付かずになるので、注文そのものが14日以降になります。では、またコラムに戻ります。

「だが、その神懸かったバイシクルシュートの描写にいつまでも酔っていると、足をすくわれる。リバウドのゴールが『伝説』となったのは、試合後にチームメイトのルイス・エンリケが『あれはキャプテン翼でしか表現できないプレーだよ』とコメントしたせいもあるのではないか、と陣野さんは考えるのだ。この言葉は翌日のメディアを席巻した。だからこのゴールは歴史に刻まれた。・・・・」

星野さんは、この陣野さんの説に、膝を叩いたかウームとうなずいて、コラムに取り上げる気持ちになったに違いありません。サンケイスポーツでは、このコラムの見出しに「言葉の演出が加わってスーパーゴールは『伝説』に変わる」と付けています。

こういう楽しい話題を提供してくださる星野さんの連載を次も読めるかどうか、保証の限りではありませんが、おそらく、どの段階かでサンケイ出版あたりから、コラムの何本かを収録しした単行本が出るでしょう。それを楽しみにしますか。

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5月1日(火)の新着情報

2012年05月01日 09時43分10秒 | インポート

○4月29日(日)から本日にかけての新着情報

【ネット・新聞関係】

《ネット》

yahooトップ画面新着情報への掲示ニュースと掲示日時

[海外]

・30日  バルサ圧勝 レアルの優勝阻止  7:10~8:23

リーガ・エスパニョーラ第36節が29日に行われ、バルセロナがアウェーでラージョ・バジェカーノと対戦、メッシの2得点などで7-0、ジョゼップ・グアルディオラ監督の退任発表後の初試合で圧勝した。この結果、勝ち点は84まで伸び、今節でのレアル・マドリードの優勝を阻止している。(SOCCER KING)

・30日  長友フル出場 CL権獲得に前進  9:12~10:22

セリエA第35節が行われ、インテル・ミラノのDF長友佑都が29日、すでに降格が決まった最下位チェゼーナ戦に左サイドバックで2戦連続フル出場した。

昨年1月まで在籍した古巣相手に積極的に攻め上がり、前半14分にはドリブルで左サイドを突破して右足でシュート。相手GKの好守に阻まれたが、視察した日本協会の原技術委員長の前で攻守に切れのあるプレーを披露した。チームは後半に先制されながら逆転し2-1で勝利、ストラマッチョーニ監督就任後4勝2分けの快進撃。残り3戦で逆転での欧州CL出場権獲得が見えてきた。(スポニチアネックス)

・30日  欧州クラブ 8人で試合し大敗  18:51~1日08:05

29日(以下現地時間)に行なわれたポルトガルリーグで、最下位ウニオン・レイリアが選手不足を理由に8人で試合に臨み、0対4の大敗を喫するという事態が起こった。同クラブでは前日、給料支払いの遅れを理由に16人の選手が退団を表明していた。ロイター通信が報じている。

試合前日に多くの選手がチームから去ったウニオン・レイリアは、残った9人で試合に臨むことに。さらに出場が見込まれていたマリ人MFケイタが、試合直前にスーツケースに入ったクラブの金を盗んで逃げ、最終的に8人でゲームを行なった。試合は前半終了間際まで無失点で凌いだものの、結局0対4の大敗を喫した。

同クラブのジョアン・バルトメウ会長は、試合後の会見で「ケイタは6000ユーロ(約64万円)が入ったスーツケースを持って逃げた。自分のサッカー道具は置いたままね。彼は(スタジアムの)外に車を待たせていた」と述べ、すでに警察へ通報したことを明かしている。(ISM)

・30日  アーセナルがポドルスキ獲得  23:12~1日0:41

アーセナルは30日、ブンデスリーガのケルンからドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを長期契約で獲得したことを正式に発表した。移籍金は公表されていない。現地報道によるとポドルスキは「「アーセナルへの移籍は、トップクラブの一員として国際舞台で戦う機会を与えてくれる」とコメントしている。(ゲキサカ)

[国内]

・30日  J1神戸 西野監督が決定的に  11:43~15:11

神戸の和田昌裕監督(47)が成績不振のために解任されたことが29日、分かった。5月3日の大宮戦(ホームズ)は安達亮ヘッドコーチ(42)が暫定的に指揮を執るが、後任には元G大阪監督の西野朗氏(57)の就任が決定的となっている。すでに最終交渉に入っているもようで、早ければ5月12日の名古屋戦(ホームズ)から采配を振る。(スポニチアネックス)

《スポーツ紙》

【テレビ関係】

《国内ゲーム・番組収録》

《海外ゲーム・番組収録》

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