「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

年末に感じたこと(1年前の同じタイトルとの対比で)

2016年12月31日 15時41分52秒 | サッカー選手応援
当ブログは「goo【ブログ】」というポータルサイトに載せていただいて関係で、時折「1年前の記事」というメールが配信されてきます。

どういうインターバルで配信されているのかも知らず、たまにアクセスしてみますが、今回のメールにアクセスしましたら「年末に感じたこと」というタイトルで、2015年12月29日に書き込んだ内容でした。

すでに、昨日「盛りだくさんのことがあった今年のサッカーシーン」というタイトルで、一応、1年のしめくくりをしたつもりでしたが、1年前の同じタイトルと対比してみるのもいいと思い、追加的に書きたいと思います。

昨年の「感じたこと」として3項目あげていました。
①Jリーグの七不思議に入るだろう「広島の天皇杯勝てないジンクス」
②全日本少年サッカーが12月開催に移った? 、14歳の久保建英くんがFC東京U-18に昇格
③澤穂希選手、最後まで圧倒的な存在感を示しながら引退

①の広島については、今年も残念ながら、という結果でした。昨年の天皇杯決勝はG大阪vs浦和の東西対決でした。

たまたまサッカースタジアムの新しい東西の聖地という話題で、「さいスタ」と「すいスタ」つまり東の埼玉スタジアムと西の吹田スタジアムが、呼び方もちょうどいいと書きましたが、今年の決勝の舞台、吹田スタジアムでは、関係のない東の2チーム、鹿島と川崎が激突することになりました。

ベスト4がすべて東のクラブだったのは少し寂しいといえるかも知れません。

②の全日本少年サッカー、開催地が鹿児島で固定されるみたいで、うらやましい限りです。大変な経済効果だと思います。

久保建英くんについては1年前にも書いていたんですね。まだプレーを見てませんと。そして1年後、彼はU-16アジア選手権で鮮烈なデビューを飾り、U-18代表に飛び級招集、F東京のU-23への招集、そしてトップチームへの登録まで駆け上がりました。

昨年書いた時は、バルセロナのイニエスタがU-14世代の国際大会でキャプテンとしてチームを牽引して優勝した時の映像を見たことがあると話題にして「12~13歳の時点で天才と呼ばれた選手の中で、選手全盛期になっても、その国の中でトップクラスに残り続ける選手は本当に稀なようだ」と指摘した。

そして、最後に「我らが久保くんには決してプレッシャーになるような「もてはやし」は禁物だが、静かに見守ってあげたいとは思う」と結んでいる。その思いはいまも当然同じであり、これからは、ケガをしないようにという点も加えたい。

ところで、今年「日本のイニエスタ」と称賛された選手といえば柴崎岳選手、イニエスタ選手つながりで、久保建英選手と柴崎岳選手がつながった感じです。

③の澤選手不在の「なでしこ」、昨日の書き込みでも少し触れましたが、やはり澤選手の抜けた影響の大きさといえるかも知れません。けれども、また書きますが私は「まな」と「まい」が再び「なでしこ」人気に火をつけてくれることを願っています。そのはじける笑顔で。

では、新年元日、天皇杯決勝を楽しみに、またお会いしましょう。よいお年を。

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盛りだくさんのことがあった今年のサッカーシーン

2016年12月30日 12時51分29秒 | サッカー選手応援
今年も残すところあと2日、今年もいろいろなことが盛りだくさんの1年でした。頭の中だけで思い浮かべようとすると、今年前半はどんなことがあったか思い出せなくなります。

今年は、世界のサッカーシーンもずいぶん、いろいろなことがありました。
「コパ・アメリカ・センテナリオ」「EURO2016」「リオデジャネイロ五輪サッカー」

日本代表がらみでは、今年前半が「リオデジャネイロ五輪サッカーアジア最終予選」後半は「ロシアW杯アジア最終予選の前半5試合」

そしてJリーグ前期・後期・チャンピオンシップ、最後に2016クラブW杯。

そのほかにもU-19アジア選手権、U-16世界選手権などユース世代の活躍にも湧いた年でした。

すごい年でしたよね。ここに欧州サッカーシーンが取り上げられていないのに、です。

欧州でもすごかったです。MSNのバルセロナ、BBCのレアル・マドリー、そして岡崎のレスターがプレミア制覇、そのプレミアに殴り込みをかけたグアルディオラ。サッカーの世界はどれをとっても尽きることのない盛りだくさんです。

話題にのぼった選手を忘れないようにする意味であげておきましょう。
欧州サッカーシーンでは、今年最後にクラブW杯制覇の立役者にもなったC・ロナウド、EURO2016ポルトガル初優勝の立役者でもありますから、やはり今年一番の選手でしょう。

次にあげられるのがネイマールでしょうか。2014ブラジルW杯準々決勝でケガをしてしまい、ブラジルがドイツに歴史的大敗を喫した屈辱をはらすべく、リオデジャネイロ五輪サッカーにオーバーエイジ枠で出場、ブラジル悲願の金メダル獲得を果たしました。

ドイツとの決勝戦、PK戦までもつれこんだ試合に決着をつけたのがブラジル5人目のキッカー・ネイマールです。たいしたものです。キャプテンという重責を受け入れ(大会後、重圧だったとキャプテンの座を降りたものの)優勝に導く、そういう星の下に生まれたとしかいいようのない選手です。

そのほかにはフランス代表でアトレチコ・マドリーの司令塔グリーズマン、EURO2016でウェールズをベスト4に導いたレアル・マドリーのベイル。

メッシはバルセロナでは依然輝きを見せたものの、コパ・アメリカで振いませんでした。彼のキャリアがピークを過ぎて下り坂になりつつありそうです。

日本選手では、一番が原口元気選手、次に清武弘嗣選手、大迫勇也選手、シーズンの最後に頭角を表した鹿島のプラチナ世代、柴崎岳選手と昌司源選手といったところでしょう。

今年後半の主なテーマとなった日本代表の世代交代。これまで代表を牽引してきた本田圭佑選手、岡崎慎司選手、香川真司選手、長友佑都そして内田篤人選手たちの時代が確実に終焉を迎えつつあることを、彼らに対する称賛と敬意とともに書き記しておきたいと思います。

プラチナ世代で、私がどうしても代表の中心に戻ってきて欲しいと思っている宇佐美貴史選手については「どうしてますか?」とだけ書いておきます。

忘れてはならないもう一人が、若干15歳にしてJリーガーとなった久保建英選手。そして、彼の一つ上でボランチという地味なポジションながら替えの利かない選手といわれつつある平川玲選手なども、将来が楽しみです。

今年は残念ながら「なでしこ」選手の活躍がみられませんでしたが、来シーズンは密かに「まな」と「まい」に期待します。

もし書き残したイベントや選手がいたら、大切な記録という意味で、あとで書き足すことをお許しください。とりあえずここまでにします。
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鹿島と川崎、いろいろな意味で楽しみな天皇杯決勝

2016年12月30日 12時09分45秒 | サッカー選手応援
第96回天皇杯サッカー決勝は鹿島と川崎の組み合わせになりました。チャンピオンシップに出場した2チームが決勝を争うのですから、今年のサッカーシーズンを締めくくるにふさわしい最高のカードといっていいでしょう。

そして、このカード、いろいろな意味で楽しみな試合でもあります。

おもいつくままあげても「チームのサッカースタイルの違うチームの激突」「風間監督の5年間の最後をタイトル獲得で締めくくれるのか川崎」「第三期黄金時代の扉をあけた鹿島が、覇者として王道をずんずん突き進む試合にできるか」「この2チームを砂をかむ思いでみつめる浦和、G大阪、広島などが巻き返しを図る来季となるのか」などなど。

まずチームのサッカースタイル。高速パスを連発して観る人たちを魅了する川崎の調攻撃的サッカー、一方の鹿島、手堅く手堅く試合を進め、最後には勝つサッカー。

Jリーグでは勝ててもアジア以上の舞台では勝てなかった以前の鹿島とは違う時代の鹿島。観る人たちを楽しませるキャラクターの存在を包み込むチームになって、アジアの壁どころか世界を驚かせることができました。

風間監督の退任が決まっての決勝進出、ここまでシルバーコレクターできてしまったチームが退任の花道を初タイトルで飾れるかチーム全員の力が試されているとも言えます。

鹿島は、今シーズン前期優勝を飾って、第三期黄金時代到来を予感させました。しかし後期失速して夢は幻かと思いましたが、チャンピオンシップからクラブW杯にかけて、見事に黄金時代に入りつつあることを示してくれました。

川崎が勝てば、風間監督の見事な花道になりますし、鹿島が勝てば、当分のあいだ、覇者として王道をずんずん突き進むことになりそうです。

そして、もう一つの興味は、このこの2チームを砂をかむ思いでみつめる浦和、G大阪、広島などが、どう巻き返しを図るのか、来季の勢力図はどうなるのかです。

1年前、勢力図は浦和、広島、G大阪の三つ巴でした。今年は、浦和、川崎、鹿島の三つ巴といえるでしょう。来季は、浦和、川崎、鹿島、広島、G大阪の群雄割拠になるのでしょうか?

それとも鹿島が一つ抜けた力を発揮するのでしょうか、あるいは、この5チームに割って入るチームが出てくるのでしょうか?

こうしたJ1の覇権争いをもっとも砂をかむ思いで見つめなければならないチームが名古屋です。来年1年でJ1に戻る底力を見せられるかどうか、クラブ力のすべてが懸っているといっても過言ではありません。

後悔先に立たずで、7月下旬の段階で監督更迭を含めて立て直し策を講じていれば、こうはならなかったと思っています。まさに「たら」「れば」そのものです。

ここ数年、J2から1年で戻ってきたチームの上昇力がすごいです。柏、G大阪、そして今年の大宮、いわばJ2陥落を奇貨としてチーム改革を進めたチームだろうと思います。

名古屋もそうなれるかどうか注目です。もう一つの注目が横浜Mです。鹿島とともにJリーグスタート時の10チームでJ2陥落を経験していないチーム、このチームがいまガタガタになりつつあります。

なんだかチーム事情はよくわかりませんが、性急なチーム改革が日本的風土に合わないことになりそうなのか、どうなのでしょう。

主力選手の大量移籍など、さながら湯郷ベルのような事態になった時、果たしてチームが生まれ変われるのかどうか、このチームも来季に注目です。

新年は、いよいよロシアW杯アジア最終予選の後半、命運のかかる試合が始まる年です。ハリル監督が、最後の最後に世代交代を決断したおかげで、何とか予選突破の道筋が見えてきて、柴崎岳、昌司源といった新たなレギュラー候補も加わり、ずいぶん気持ちが楽になっています。

いろいろ思いを馳せることができる決勝は、元日です。
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新しいコンビ、すいスタとさいスタ

2016年12月30日 11時51分24秒 | サッカー選手応援
前回の書き込みでは「まな」と「まい」の笑顔はじけるコンビについて書きました。いつも笑顔でいて欲しい二人です。

今回のコンビは「すいスタ」と「さいスタ」です。勘のいい方はすぐにおわかりと思います。元旦の天皇杯決勝は「吹田スタジアム」で行なわれるそうです。

そうです。東の「埼スタ」西の「吹スタ」、サッカーの新しい聖地コンビのことです。
これまでサッカーの聖地といえば「国立」でした。

それが2020年東京オリンピックに向けて建て替えられることになり、国立の歴史に幕が下りました。そして重要な試合は「埼玉スタジアム」へと移りました。

先日のクラブW杯決勝のように横浜スタジアムが使われることもまれにありますが、やはりサッカー専用スタジアムの魅力は「埼スタ」です。

国立から埼スタ、いずれも関東のスタジアムです。関西にも長居スタジアムや神戸スタジアムなどの大きなスタジアムはできましたが、今年誕生した「吹田スタジアム」が西のナンバーワンの地位を得そうです。

収容人員は40,000人ながら専用スタジアムの魅力は代えがたいものです。
そして、新しい聖地コンビ、東の「埼スタ」と西の「吹スタ」と呼べるコンビになりそうです。
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「まな」と「まい」、笑顔でいて欲しい二人。

2016年12月23日 16時26分10秒 | サッカー選手応援
今日、皇后杯準決勝第二試合を、後半終了間際から見始めました。1-1の同点からI神戸が点を入れたのですが、京川舞選手でした。

うれしいです。京川舞選手のはじけるような笑顔を見るのは、いつ以来だろうと思って、ブログの書き込みをさかのぼってみました。

すると、なんと4年近くも前のことでした。2013年2月11日のこの欄で「はずむ京川、待ってたよ」という書き込みです。

さかのぼること9ケ月前、2012年5月16日の書き込みでは「京川舞選手、下を向かないで」というメッセージを贈っています。

その京川選手、延長後半にはダメ押しのゴールを叩き込みました。やっぱり「まい」には笑顔が似合います。あさっての決勝戦でも、そして来シーズンも、ずっと笑顔を見せて欲しいです。

そうだ「まい」選手のブログのフォロワーにならなくちぁ。そう思って検索しましたらプログではなくFacebookを使っているみたいです。なんでもいいからフォロワーにならなくっちぁ。

私がフォローしている選手は、これまで「ブッチー」こと岩渕真奈選手だけです。そうだ。「まい」選手もフォローすることにしましたから「まな」と「まい」と呼ぶことにします。

「まな」=ブッチーからはブログを更新するとメールが届く仕組みになっていて、たまに届きますが、実際にはなかなか見にいけてません。

「まい」のFacebookもトップページだけ見て安心して終わりにしましたから、次に見るのはいつになることか。

とにかく、この二人には、いつも笑顔でいて欲しい。それだけです。
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続・中村憲剛選手、MVPおめでとうございます。

2016年12月21日 20時42分07秒 | サッカー選手応援
昨日行われたJリーグアウォーズ。一番のサプライズはMVP・中村憲剛選手だと思います。でも、それは賞に値いしないという意味ではなく、年間勝ち点1位の浦和から出るものだという先入観というか固定観念があったためのサプライズに過ぎません。

一晩たって感じたことは、投票権のある人たちの投票が、浦和の選手では、阿部勇樹選手、柏木陽介選手、西川周作選手に分散してしまったのではないかということです。

昨日も書きましたが、私も浦和の3選手を予想していましたから、各選手に中途半端に票が入った可能性があります。

すると、そこそこの票をあつめていた中村憲剛選手が一番だったということがあるだろうというわけです。どんな経緯があったにせよ、中村憲剛選手に一番多く票が入った事実は動きません。

あらためて中村憲剛選手、MVPおめでとうございます!
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中村憲剛選手、MVPおめでとうございます。

2016年12月20日 20時24分16秒 | Jリーグ・三大タイトル
本日のJリーグアウォーズ。ちょうどスカパーをつけたら、ベイカー茉秋選手が登壇したところでした。音声を出さないで見ていたので、何の表彰かなと思っていたら、続いてお歴々が登壇したので、もしかしたらMVP? と思ってみていました。

ベストイレブンらしき選手たちが並んでいて、カメラが阿部勇樹選手とメガネの柏木陽介選手が並んでいる姿をとらえていました。

それでピンときました。これはMVPの発表だ。やはり二人のうちのどちらかかな、と思って見ていたら、村井チェアマンが封筒をあけて読んだ結果、映し出されたのは中村憲剛選手でした。

見た目にもわかるほど、本人も驚いた様子でした。でもすぐ無言の表情に「いゃ、どうもありがとうございます」という気持ちが表れていました。

意外だったのは一瞬でした。選ぶ人は各チームの監督・選手たちだそうですから、これが真の最優秀選手ですよね。

年間チャンピオンチームから選ばれるだろうなどというのは、外野席の当てずっぽうに過ぎないということです。

私は、12月11日の書き込み「2016年JリーグMVPは誰?」で「今年のJリーグは最後に鹿島がチャンピオンシップをとり年間優勝チームとなりましたが、全体としては浦和が年間勝ち点1位になるなど安定した強さでしたからMVPは浦和から出ると思っています。」と書きました。

そして「アベちゃんか、ヨウスケか、シュウサクか、といった感じです。3人同時受賞はあり得ないと思うので、この中から誰かになるでしょう。」という具合に、まるきり外野席の当てずっぽう予想を立てました。

でも、一つ言い訳をさせていただくなら、さきほども書きましたようにスカパーさんのカメラワークでも、阿部勇樹選手とメガネの柏木陽介選手をズームでとらえていましたから、多くの予想の中に、この二人が入っていたことは間違いないと思います。

まぁ、選ばれた中村憲剛選手には、予想してなくてゴメンナサイ。そして、あらためておめでとうございます。

これにて、今シーズンのJリーグの一切を終了いたします。

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何がうれしいかって、日本代表に少なくとも2人厚みが加わることです。

2016年12月18日 21時12分09秒 | サッカー日本代表
FIFAクラブW杯決勝 鹿島vsレアル・マドリー戦は、後半42分まで2-2です。鹿島が勝てるかも知れないという期待をつないで試合が続いています。

前後半90分の最後ですからスリリングな状況です。

そして延長に入ります。

これほどまでの大健闘、鹿島イレブンの頑張りとチームとしての完成度の結果とも言えますが、その中でも出色は、柴崎岳選手と昌司源選手です。

そして、何がうれしいかというと、日本代表に少なくともこの2人が加わることになるでしょうし、しかもスタメンを窺う計算が立つことです。

私は、さる9月10~11日の3回連続テーマ「ハリルジャパンの世代交代、果たして図られるのか・・・。」の(3)で、日本代表の世代交代のためには、いわゆる「プラチナ世代」と言われる選手たち、具体的には宇佐美貴史選手、宮市亮選手、武藤嘉紀選手、小林祐希選手、柴崎岳選手、昌司源選手の中から、少なくとも3人は、年明けのロシアW杯アジア最終予選までに、スタメンに名を連ねて欲しい、と書きました。

海外組の4人からは、まだ、いい話が聞こえてきませんが、残りの国内組、鹿島の2人がここに来て、ぐんぐんと評価を高めました。

こうして決勝まで進み、90分も互角に戦って、すっかり自信をつけたことでしょう。この経験は、そのまま日本代表でスタメンを張れるところまでレベルアップしたと思います。

さて、こうして延長戦を見ながら書き進めているうち、C・ロナの2ゴールでリードされてしまいました。勝負の行方は決したと思いますが、日本代表につながる選手たちの成長は、かけがえのない収穫です。

柴崎、昌司両選手だけでなく、土居聖真選手、鈴木優磨選手なども十分代表レベルだと思います。鹿島からは最近、永木亮太選手だけでしたから、次回は5人に増える可能性だってありそうです。

さぁ、試合が終わりました。2-4でした。大健闘です。十二分に私たち日本のサッカーファンを満足させてくれました。誇りに思います。

11月のサウジ戦に続き、今回の鹿島の活躍は、日本サッカー全体が自信を取り戻すことになりました。いい形で年を越せそうです。

ありがとう鹿島イレブン。ありがとうクラブ鹿島。
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スカパーさん、Jリーグ放送をやめるそうです。お疲れ様でした。

2016年12月17日 20時44分45秒 | サッカー文化
これまで10年間、Jリーグ全試合放送を続けてくれたスカパーが、とうとう放送から撤退するそうです。

すでに7月22日の書き込み「Jリーグ放送権ビッグバン」で紹介しましたが、来年から10年間、約2100億円の大型契約を結んだ英動画配信大手パフォーム・グループがJリーグ放送権を獲得しました。

スカパーは、二次使用の形で、従来通りの放送を目指し交渉していたそうですが不調に終わったとのことです。

Jリーグ事務局が、公式サイト上で、来季について「有料ライブ放映はDAZN(ダ・ゾーン)のみの放映となります」と、パフォーム提供の中継だけになると発表したことで判明したようです。

7月22日の書き込みで強調したのは「何と言っても全試合放送あるいは全試合ライブ放送がネット配信に置き換わるという点では、テレビ波時代の終焉といってもいい出来事」という点です。スカパーさんの完全撤退で、まさにそれが現実になりました。

地上波とBS放送についてJリーグはNHKとの契約を既に更新し、TBSとも交渉中。従来通りの規模で放送が見込めるとしているそうですが、ごく限られた試合放送だけですから、1993年のJリーグスタート以来、一部の年にできなかったのを除いて、ずっと続いてきたテレビ波による全試合放送という時代が、完全に終わったことを意味します。

まさに、これからはネット上の画像を楽しむ時代です。

ということで、当方が1993年以来続けてきたJリーグ全試合録画収録という作業も、幕を閉じることになります。

私としては、来年のシーズン全試合録画収録を続けられれば、ちょうど25シーズン、よく言う「四半世紀」という区切りをつけられますので、そこまでは続けたかったのですが、それもテレビ放送というメディアが前提でのことですから、仕方ありません。

潔く、24シーズンを持って終了します。しかし、まだ、これら収録済みの膨大な試合をデジタル変換してネットに乗せるという作業が残っています。残っているというより、まだまだ「手つかず」といったほうが当たっています。

皆さんもお感じのとおり、最近はネット上に多くの試合画像が載っています。私がやみくもにネット上に載せる前に、すでに載っている試合かどうか確認してから乗せたほうがよさそうです。

当方がもう一つネットに載せたいのは、いわゆる番組映像です。おなじみの「スーパーサッカー」にしても「やべっちFC」にしても、25年の道のりを辿るだけでもワクワクするものです。「やべっち」のテレビ朝日は、24年前「Jリーグ・A・GOGO」という番組から始まっています。

「スーパーサッカー」にしても初代MCの生島ヒロシさん、アシスタントの西田ひかるさんから何代もメンバーが交代しています。それを辿るだけでも一つの「サッカー文化の変遷」を見る思いです。

そういった作業をすることが、当『「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」の夢追い人』の天職だと思っています。
おそらくスカパー「Jリーグセット」のチャンネル契約は今月末までになると思います。

1993年当時は「スポーツ・アイ」という放送局名だったCS放送、長い間、悲喜こもごものお付き合いでしたが、終了です。

こちらは、この場を借りて御礼申しあげますが、スカパーさんからは何の音沙汰もないでしょう。
一つの時代の終わりであることは間違いありません。
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鹿島は、男子サッカー史上3チーム目のファイナリストなんですよ、偉業です。

2016年12月17日 19時04分05秒 | サッカー選手応援
いよいよ鹿島がレアル・マドリーに挑みます。本チャン、ガチンコ、真剣勝負、いろいろ形容の仕方はありますが、ワクワクする話です。

ただ、まだ、勝てるような気がしませんが、これも浅い日本サッカーの歴史からすれば仕方のないことです。

そこで、これまで日本男子サッカーで、ファイナリストになったケースがどうだったのか振り返ってみましょう。

ユースカテゴリー以上のFIFA主催の大会で日本のチームがファイナリストになったケースは過去2回だと思います。

一つは1999年ワールドユースナイジェリア大会の日本代表、早いもので、もう17年も前の話になりました。

伝説の世代になりつつあるゴールデンエイジ、小野伸二、稲本潤一、高原直泰、中田浩二らの選手たちが、トルシエ監督のもと次々と強豪を撃破して決勝に進出しました。

決勝の相手はスペイン、惜しむらくは日本の司令塔・小野伸二選手が準決勝で受けたイエローカードにより累積で出場停止、対するスペインには、その後のバルセロナを牽引したシャビ、レアル・マドリーの守護神・カシージャスがおり、日本代表は何もできず0-5で完敗しています。

続くファイナリストは2001年FIFAコンフェデレーションズカップです。ワールドユース組と2000年シドニー五輪組を融合させた2002年日韓W杯向けの代表が、ブラジルと同組になったグループリーグを首位で通過、準決勝ではオーストラリアを降りしきる雨の中、中田英寿選手のゴールで撃破、決勝に駒を進めました。

決勝の相手は1998年フランスW杯、2000年欧州選手権ともに制覇して、向かうところ敵なしのフランス。

日本代表は、司令塔・中田英寿選手が、決勝まで導いたから自分の役目は終わりとばかりにイタリアに戻ってしまい不在。

対するフランス代表は、ジダン、デシャン、ジョルカエフ、ビエイラ、アネルカらのスター軍団。
スコアは0-1だったものの、何もできずに完敗でした。まるで中田英寿選手が「どうせ勝てる相手ではないから、いる必要なし」と見切りをつけたみたいでした。

それ以来、男子の日本チームはFIFA主催の世界大会で決勝に進む気配すらなくなってしまいました。

かわって「なでしこジャパン」が世界を舞台に活躍して、遂には2011年女子W杯ドイツ大会で優勝を果たす偉業を成し遂げたのは記憶に新しいところです。

そういう中で巡ってきた世界制覇のチャンス、でも冒頭にも申しあげましたが、まだまだ現時点では「健闘したけれど」というレベルが精一杯だと思います。

唯一の可能性は、相手の雨あられのようなシュートを、GK・曽ケ端選手の神ってるようなセーブやDF陣の奮闘で、ことごとくブロックしたり、逆に鹿島が、例のビデオアシスタントレフェリーシステムにまた助けられ、ゴールが認められるといった幸運が重なれば、可能性なきにしもあらずといったところです。

これも「たら」「れば」の世界ですし、まずは鹿島の健闘を祈りましょう。
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21時21分、鹿島が決勝進出です。ドリームマッチになって欲しいです。

2016年12月14日 21時22分00秒 | サッカー選手応援
FIFAクラブW杯準決勝、鹿島vs南米王者戦、結局、鹿島は3-0で完勝でした。後半の2点はまさに祝祭です。

遠藤選手が、おちょくりヒールで2点目、私の一押し鈴木優磨選手が、交替で入ったワンタッチで3点目、そしてお約束のC・ロナパフォーマンス。どんだけ楽しいショーを見せてくれるのでしょう。

こういうことは10年前の鹿島にはあり得ない出来事です。時代は変わったのです。そして新しい鹿島のキャラクターが第三期黄金時代を作るに違いありません。

このクラブW杯で、彼らはどれほど得難い体験を積んでいるか、高校サッカーのように、まさに一試合重ねるたびに強くなり成長しています。

誰が鹿島のこの成長ぶりを予想したでしょうか。鹿島がこの舞台に立つことを予想することさえ難しかったのに。そして出場できても1試合勝てるかどうかぐらいのところが関の山だったのにです。

けれども、それはアジアクラブ選手権で、なかなか勝てなかった時代の鹿島であり、もはや新時代のキャラクターが揃ったチームにあっては「そんなのそんなの関係ェーネー」ということでしょう。

とりわけ財産となったのはDF陣が得た自信でしょう。これは日本代表にとっても大変なアドバンテージをもたらしてくれます。

鹿島が今大会4試合を経験できることになったことで、さる6月13日の書き込み「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」で紹介した20歳台前半の選手、昌司源選手と植田直通選手のセンターバックコンビ、司令塔の柴崎岳選手、前線の土居聖真選手、そして20歳の鈴木優磨選手たちが、世界で戦える自信をつけました。

それにしても、伸び盛りの選手たちに、いい舞台を用意すると、本当にグングン伸びるものです。

それを鹿島がモノにしたわけで、浦和、川崎はみすみす、そのチャンスをふいにしたともいえます。

「これが伝統の強さ」という言い方もありますが、私は鹿島が時代の潮流に選ばれた、時代に愛された結果だと思います。

この試合の前半、鹿島がPKで先制した時から3回に分けて書き込みました。鹿島が決勝に進むのではないかという予感が確信に変わり、そして歴史が変わったところまでリアルタイムに書けたという喜びは、何物にも代えがたいものです。

これまでクラブW杯の準決勝まで進めたJリーグのクラブ、浦和、G大阪、広島、柏いずれもJリーグを代表するクラブです。しかし彼らは4強の壁を破ることができず、鹿島がそれを破りました。

結局、なんだかんだ言っても歴史を作るのは鹿島だというところに帰結してしまいました。

最後に書いておきたいこと。それは決勝にちゃんとレアル・マドリーが出てきてくれるでしょうね、ということ。

せっかく鹿島が決勝に進むというのに、千両役者のレアルに敵前逃亡をされては元も子もない話です。北中米王者に足元をすくわれるなんてことが、つゆほどもあってはならない話です。

そう思いながら、今日の三部作の筆をおきます。
いつもご愛読ありがとうございます。
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鹿島がなぜ勝てそうだと思ったか、ハーフタイムに書いておきます。

2016年12月14日 20時27分43秒 | 世界のサッカー
ハーフタイム中のFIFAクラブW杯準決勝、鹿島vs南米王者戦、なぜ勝てそうだと書いたかといいますと、ここにも歴史の潮流があると思います。

一つは、鹿島が第三期黄金時代に入ろうとしているという潮流です。PKを土居聖真選手が蹴り込んで、見事決めたのは、まさに彼が黄金時代の扉を開いたように思ったからです。

もはや小笠原選手が主役ではなく、さりとて柴崎岳選手だけが主役では決して黄金時代など作れません。チームに二人も三人も主役級が育っている。それが、このシーンを見てわかります。

もう一つは、ビデオアシスタントレフェリーシステムという新時代の判定システムに鹿島が愛された事実です。これも歴史の必然として鹿島が選ばれたとしかいいようがありません。

それにしても鹿島。まぁ、あとは試合終了後に書きましょう。
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ビデオアシスタントレフェリー、史上初の適用が鹿島を決勝に導くのではないかと思う。

2016年12月14日 20時02分36秒 | 世界のサッカー
FIFAクラブW杯で鹿島が南米王者と準決勝を戦っています。

前半32分、レフェリーが「ビデオアシスタントレフェリーで判断する」とゲームを一旦止めました。

ピッチサイドに置かれているビデオを確認すると、南米王者のGKが守るゴールマウスの方向を指し、ホイッスルを吹きました。

FIFA主催の大会で史上初めてビデオアシスタントレフェリーシステムで判定された瞬間でした。

この判定で得たPKを蹴り込んだのは土居聖真選手でした。

私は、この一連のプレーを見て、いままで日本チームがどうしても破れなかった準決勝の壁を、鹿島があれよあれよと突破して、夢の舞台、レアル・マドリッドとの決勝戦に駒を進めるのではないかという気がしてきました。

今日のGK・曽ケ端も完全にゾーンに入っているというか、今年の流行語風に言えば「神ってる」状態です。

あとはレフェリーが、相手側にもPKのチャンスをプレゼントするスキを与えるかどうか、あるいは相手の猛攻に耐え切れず失点して、ズルズルと相手ペースに持ち込まれるか、そこをどうマネジメントするかでしょう。

私は、こういう時の鹿島は冷静に試合をコントロールできるチームだと結構、楽観しています。
ちょうどハーフタイムに入りましたので、あとは結果を見て書き込むことにします。

果たして史上初の決勝進出なるか・・・・。私は「なります」に賭けます。



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2016年JリーグMVPは誰?

2016年12月11日 20時14分15秒 | サッカー選手応援
今年のJリーグアウォーズが12月20日に行われるそうです。注目は何といってもMVPでしょう。
今年のJリーグは最後に鹿島がチャンピオンシップをとり年間優勝チームとなりましたが、全体としては浦和が年間勝ち点1位になるなど安定した強さでしたからMVPは浦和から出ると思っています。

チャンピオンシップ第1戦が終わるまでは柏木陽介選手で決まりと思っていましたが、その第1戦で阿部勇樹選手がPKを決めたのを見て「そうか、このチームのリーダーは阿部勇樹選手かも」と考えるようになりました。

地味なアベちゃんか、ゲームを作ってきたヨウスケか、という感じです。

ところがチャンピオンシップで金崎夢生選手が獅子奮迅の活躍を見せたので「あれぇ金崎選手の芽もあり?」と思うようになりました。

けれどもネットで確認しましたら、金崎選手は2016年Jリーグ優秀選手33名にノミネートされていませんでした。金崎選手どころかチャンピオンチームの鹿島からは33人中2人、昌司源選手と西大伍選手の2人だけです。

浦和から8人、川崎から6人に比べて大きく見劣りします。鹿島はチャンピオンチームとして選手全員が出場できますが、今年の結果を象徴する構図になりました。

となると、アベちゃんか、ヨウスケか、難しいところです。2人同時受賞が可能なら2人にあげたいぐらいです。

そう思いながら、もう一度33選手を見渡してみました。すると西川周作選手という線が浮上してきました。アベちゃんか、ヨウスケか、シュウサクか、といった感じです。3人同時受賞はあり得ないと思うので、この中から誰かになるでしょう。

そうなると、わからなくなります。当日待ちです。

さて、いまリアルタイムでクラブワールドカップ、鹿島vsアフリカ王者戦が行われています。鹿島はチャンピオンシップを制覇したことで、この舞台に立てました。浦和は、あのチャンピオンシップ第2戦のまずい試合運びのため、この大舞台のキップも逃したわけです。

浦和は、メディアにとって都合よくいろいろ話してくれる槙野選手あたりが「真の王者として世界と戦いたい」とか、しきりに発信していました。

一方の鹿島、メディア露出は極力控えるクラブマネジメントもあって、誰もそんな情報発信はしていませんでしたが、結局世界の舞台に立てたのは鹿島です。

鹿島のようなクラブマネジメントが必ずしもプロスポーツの世界でベストな姿とは思いません。槙野選手あたりが醸し出すエンターテイメント性が、プロスポーツ選手として貴重なキャラクターであることも確かです。

どちらのスタイルも、それなりの功罪があると思います。だたサッカーを愛する者の欲張りな願望を申しあげれば、槙野選手の言が「有言実行」となって我々を楽しませてくれることが一番ではないかと思います。

しかし、そうは簡単にいかないのがプロスポーツの世界ということだろうと思います。ここまで書いて鹿島がアフリカ王者を2-0で下した結果が出ました。

一戦一戦ごとにチームの財産を蓄えていける幸福感を鹿島は味わっていることになります。チームとしても新たな歴史を刻んだことになりますが、さぁ、次は日本のクラブ史上初の決勝進出を賭けて戦える舞台が待っています。

俄然楽しみになってきました。
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どうなる来季の浦和レッズ、ミシャがリーグ制覇を果たすか?

2016年12月04日 17時22分07秒 | サッカー選手応援
昨夜のJリーグチャンピオンシップ第2戦、浦和レッズがまた負けました。ここ一番の大勝負にことごとく弱いチームカラーは健在だったのです。

今年こそは、その呪縛を解く年になるだろうと、多くのサッカーファンが信じていたでしょうし、私も9割がた、そう思っていました。

それが敗れたのです。相手の鹿島を褒めることも一つの選択肢ですが、ここは、やはり浦和の今後について書いておきたいと思います。


浦和というチームが、なぜこうも「ここ一番の大勝負に弱いのか」については、webサイトの「スポーツナビ」の島崎英純氏のレポート「“伝家の宝刀”を抜けなかった浦和 高く険しいプレッシャーという最大の壁」に詳しいので、ぜひ一読願いたい。

問題は、来季も指揮を託したペドロヴィッチ監督が、自らに襲い掛かっている呪縛を解けるだろうかという一点にかかっています。

来季、ペドロヴィッチ監督でリーグ制覇を果たせれば、浦和にのしかかっていた全ての呪縛を解き放つことになり、名実ともにJリーグが世界に誇れるビッグクラブへの道を歩めるのですが、果たしてどうなることやら、です。

それにしても鹿島の勝負強さときたら憎いばかりです。一時は病気説もあった石井正忠監督の采配も冴え、常勝・鹿島の面目躍如です。

私は今年6月13日のこの欄で「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」と題して、「今シーズン、どんな形でタイトルをとれるか、もし前期、逆転でタイトルをとろうものなら早くも黄金時代到来になるかも知れません。仮に前期とれなくても後期とれれば、年間通して安定したチーム状態を維持したという自信は大きいと思います。」と書きました。

前期優勝は果たしたものの、後期は低迷し、なんとか年間勝ち点3位につけたものの、その上につけた川崎、浦和を両方とも撃破するチームとは思えませんでした。

しかし、勝負に対するメンタリティの強さは失われていなかったようです。それこそ浦和にできない「ここ一番の大勝負をモノにする」強さがあったのです。

6月13日の書き込みを読み直してみましたら、楽しい部分を見つけました。その2日前、前期15節、優勝争いにかかわる大一番、浦和vs鹿島戦で「途中から出場した杉本太郎、鈴木優磨の両選手はまだ20歳とのこと、FWの鈴木選手に至っては自ら獲得したPKを決めてしまう気持の強い選手のようで、将来が本当に楽しみな選手です。」と書いています。

なんと、昨夜の浦和戦でも、鈴木優磨選手はPKを獲得しています。昨夜は、金崎夢生選手に「PKはオレが蹴る」と言い含められたに違いありません。そうでなければ鈴木優磨選手はPKを蹴っていたに違いありません。

浦和にとって鈴木優磨選手は、この先も不倶戴天の敵になりそうです。

鹿島が本当に第三期黄金時代を迎えるかどうか、来季まで評価はお預けにしましょう。来季の最終盤、浦和と鹿島の優勝争いになれば、それこそ天下分け目の試合が見られそうです。







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