「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

HDD化作業、800本達成です。年間1000本、現実味です。

2013年04月24日 15時46分14秒 | インポート

ビデオ映像のHDD化作業は、本日2013年4月24日、800本を達成しました。700本を達成してから、まだ1ケ月たっていませんが、1000本の目標が見えてきましたので張り合いが違います。

明日25日と26日、秋田県と宮城県に出かけるため、2日手つかずになるので何とかその前に800本まで漕ぎつけたいと考え、この数日猛スパートをかけました。

27日土曜日からはゴールデンウィークに入りますから、この期間だけで60~70本進めたいところです。そして5月14日までに900本に届けば、あと1ケ月で1000本、つまり昨年6月14日にスタートした作業が丸1年で1000本ということになります。

テープのカビ取り作業に手間どり、厳しいスケジュールですが、ここを乗り切るとカビ取りが必要なテープも徐々に減ってくると思っています。

まずは800本達成のご報告です。

ところで、毎年この時期の楽しみ、欧州チャンピオンズリーグのベスト4の激突、今年はスペイン2強とブンデスリーガ2強が勝ち上がってきたんですねぇ。

世界のサッカージャーナリズムが、スペインの覇権は続くのか、ドイツが新たな盟主になるのか、いろいろ書きつのっています。そうした中、今朝行なわれたバイエルンvsバルセロナの1Lg、バイエルンの完勝でした。もうバルセロナの息は止まったでしょう。いくらなんでも4-0では。

次のドルトムントvsレアル・マドリー戦も楽しみです。2日間の遠出から戻ったら書きたいと思います。書かずにはいられないでしょう。

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BS日テレ「アスリートの輝石」(宮間あや)を観て

2013年04月09日 21時09分32秒 | インポート

久しぶりで宮間あや選手を観ました。なでしこへの関心が続いているとはいえ、結局はINAC神戸が中心です。

まさにJリーグ草創期のヴェルディ川崎と同じです。あの頃、つまり1993年、1994年。ともに前期は鹿島、広島と、ヴェルディ川崎、横浜マリノス以外のチームが制したのですが、年間としてはヴェルディ川崎が王者になりました。

勝負としてはそうなっているのですから、どこからも文句が言えない歴史ですが、私は決して自然な成り行きだとは思っていません。薄々そう感じている方がどれぐらいいるのか知りたい気持ちもありますが、それはそれとして、私の気持ちは揺るぎません。要するに、あの連覇は歪んだ形で作られた、それを何が証明しているか、それは、その後のヴェルディの退潮が証明していると私は言いたいのです。要するに、あれは作られた歴史だと。

そうして歪んで作られると、必ず歴史の洗礼を受けると言いたいのです。

では、本来、作られるべき歴史とはどのようなものだったのか、そんなことを論じるつもりはさらさらありません。しかし、現在、Jリーグに冠たる歴史を有しているのは、紛れもなく鹿島です。Jリーグ三大タイトルと言われるリーグチャンピオン、天皇杯、ナビスコカップを15冠、他の追随を許さない歴史です。これが自然な成り行きというものでしょう。

では、それが宮間あや選手とどう結びつくのでしょうか。

私は、湯郷ベルというチームが鹿島アントラーズと同じ道を歩むべきチームではないかと感じたのです。少なくとも宮間あや選手は、あと20年後には「湯郷ベル」にジーコイズムならぬ「あやイズム」を根付かせた選手として湯郷ベルの歴史にその名を刻む選手だと直感しているのです。

ただ、湯郷ベルが鹿島アントラーズになれる素地は、今のところありません。けれども湯郷ベルには、鹿島アントラーズをめざして欲しいのです。なぜなら、湯郷ベルに宮間あや選手がいるからです。

そこで全国の皆さんに相談です。湯郷ベルが鹿島アントラーズをめざすために何が必要か、一緒に考えていただき、一つのムーヴメントにできないと思うのです。

サッカー文化フォーラムを主宰して未来を考えている「サッカー大好きおじさん」のたわごとかも知れませんが、ぜひ智恵と力を貸してください。

ご連絡をお待ちしております。

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ザックジャパン、ヨルダン戦敗戦の苦さが消えて

2013年04月09日 20時25分39秒 | インポート

ザックジャパンの、ブラジルW杯出場権世界最速決定がかかったアウェーのヨルダン戦に負けて、最近負けることに慣れていないせいもあり、また本田圭祐、長友佑都がいない時の弱さに唖然として、少し苦い日々を送っていました。

最近、やっと、それが消えてきましたので、今日、Number誌826号「緊急特集こんな日本代表が見たい。」をめくってみました。

その中で緊急提言「ザックジャパンで試したいランキング」のコーナーでは、なるほど。ずいぶん魅力的な選手が豊富だなぁと感心しました。

柿谷曜一郎、柴崎岳といった旬の選手、佐藤寿人、豊田陽平、闘莉王といった実力者などに加え、小野伸二の名前も出ていました。そうか、まだ「過去の人」ではなかったかと嬉しくなりました。日本のテレビに映らなくなってから久しいですが、豪州では好調にやっているようです。

ただ、こういう企画も空しく感じるところです。私は1年以上前の段階で、ザッケローニ監督には、どうも今一つ信頼できないと感じていました。その後、勝ち点を重ね、結果で私を黙らせている感じですが、決して、彼に対する信頼が高まってはいません。

何よりの理由は彼のチームは選手層が薄いことです。彼はメンバーをあまりに固定しすぎます。交代出場させる時間があまりに短いです。これは、彼が怖がってスタメンを引っ張りすぎるためです。そのため、バックアップメンバーの試合経験値がなかなか上がっていきません。

招集メンバーもそうです。闘莉王などは間違っても呼ばれないでしょう。佐藤寿人などもとっくに常連になっておかしくありません。

彼の一つの価値基準は海外組偏重ですし、次の基準がレギュラー組偏重です。チームとして厚みを持たせることにあまり意を用いていません。余裕がない証拠です。つまり名将とは勝ちつつチームの層も厚くできる監督なのです。層を厚くすることを考えると目の前の勝利が心配になる監督は、レベル的に少し落ちる監督ということです。

小野伸二とか闘莉王、柿谷曜一郎、柴崎岳といった選手をもし招集したら、それはもうザッケローニに対する見方が180度変わります。でも、それはないものねだりです。

あとは本田圭祐、長友佑都が揃って、次の豪州戦で決めてくれるのを願うしかないということです。

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長嶋茂雄さん、松井秀喜さんの国民栄誉賞受賞に思う

2013年04月07日 12時44分07秒 | インポート

長嶋さん、松井さんが国民栄誉賞同時受賞とのこと。

長嶋さんは、まだだったの?と思えるほど当然のことだと思うし、松井選手の場合、ややギモンとの声もあるやに聞くが、そもそも受賞基準が「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方」という、恣意的なものだし、先頃の引退が大きな話題になったことや、長嶋さんの子弟関係のことを思えば、なかなか味な選出ともいえます。

国民栄誉賞、サッカー界では、なでしこジャパンが男子を出し抜いて選出されたことが記憶に新しいところです。サッカーが国民を熱狂させた歴史は、1993年以降ですから、個人で国民栄誉賞レベルの選手がまだ現れないのは、やむを得ないかも知れません。

プロ野球界では、王選手、衣笠選手がすでに受賞しているほか、二人が受賞を打診されたにもかかわらず辞退しているというのですから、サッカー界とは比較にならないほど国民的な素地がある分野といえます。

その辞退者の中に、今回、書こうと思った一人がいます。辞退者の一人はイチロー選手ですが、彼ではありません。彼の辞退理由は「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」というものです。イチロー選手らしい聡明な考えです。

もう一人は「世界の盗塁王」、福本豊選手です。当時の世界記録となる通算盗塁記録を達成した時、中曽根内閣から受賞を打診されたそうですが、その理由というのが、いわばイチロー選手と対極にあるともいえる、庶民的・生身の人間的理由で「受賞したら、簡単に呑み屋にも行けへんようになるし、へたな失敗もできない窮屈な生活をしなければならない」と伝えられています。

そして、このコメントはいわば公式発言向けに脚色されたもので、実際のコメントは「そんなもんもろたら立ちションもできんようになる」だったようです。福本さんは、現在、関西地区の野球中継の解説者をされていらっしゃるそうで、その解説も関西のお笑い芸人顔負けの、ボケ、ツッコミのオンパレード、抱腹絶倒もののコメント数知れずという人気解説だそうです。

これは羨ましいことです。世界を極めた達人アスリートの誰もが、紳士然とした人ばかりでなくとも、何の不思議もありませんし、紳士然としていなくとも国民栄誉賞に値いする、というところがホッとさせられます。

サッカー界には、まだ世界を極めたり、前人未到の記録で国民を熱狂させたりする選手は現われていませんが、これから10年、20年の中で、国民栄誉賞に値する選手が何人か出てきた時、そのうちの一人ぐらいは、福本選手のようなキャラクター、何も辞退しなくてもいいですから、そういう人が含まれるといいなぁ、と思ったものです。

ちなみに、福本選手は、国民栄誉賞は辞退されたわけですが、大阪府知事からの賞は受けられたそうで、人は「日本の英雄」より「大阪の人気者」であることを選んだと評しています。

福本さんの解説の楽しさに思いをはせれば、やはり「サッカー界の福本豊」の出現も関西出身に期待するのが自然かも知れません。

ここからの書き込みは、4月9日に追加したものです。

なぜ追加で書きたかったかと言いますと、いま、サッカー界に福本豊さんにもっとも近い人が一人いたと思ったからです。

ずばり、その人はドラゴン久保こと、久保竜彦さんです。なぜ彼に気づいたかといいますと、スカパーのJリーグ放送で、彼の解説を耳にしたからです。久保選手現役時代の超人的な能力はサッカー選手なら誰しも認めるところで、決して福本豊さんほどではないにしても、ドラゴン久保と命名されたその魅力は、このブログでも取り上げたことがあります。

その久保さん、かねてから無口さと、数少ないコメントの奇抜さでもサッカーファンを楽しませてくれたものですが、その魅力を彼の地元、広島のテレビ局が見抜いていたようです。

その結果、こうして私たちは、独特の解説ぶりを楽しめることになったようです。おそらく、彼が解説者としてキャリアを積んでいけば名言集なのか迷言集なのかわかりませんがサッカー界における福本豊さんのような域に近づけるのではないかと予感させられました。

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