Jリーグ「ファースト10」とは、私が頑なに使っているJリーグスタート時の10チームのことです。「オリジナル10」と言うんでしょ、と突っ込みが入るのを承知で使っています。
昨日J1、J2とも全日程を終えたシーズン最終盤、それら10チームの「現在地」とも言うべき状況が見られました。実質は、消滅した横浜Fを除く9チームです。
まず浦和、みごとACL制覇、2度目のチャンピオンの座につきました。もはや世界にも通用するビッククラブらしくなってきました。
次に鹿島、昨年12月のクラブW杯で決勝に進出したあたりは「第三期黄金時代到来」を疑いませんでしたし、今年、大岩監督に交代しても力強い鹿島の戦い方でしたから、まさか無冠に終るとは思っていませんでした。
真の「第三期黄金時代到来」は持ち越しの感があります。
そしてJ1降格の危機を辛くも脱したのが広島と清水です。リーグ終盤戦になって、この両チームが交差するように、先に広島が残留を決め、清水は最終戦にもつれ込んでしまいました。
J2で戦っていた「ファースト10」組にも動きがありました。Jリーグ初代チャンピオンのヴェルディ川崎あらため東京ヴェルディと、2000年代半ばにナビスコ杯連覇を果たしたジェフ市原あらためジェフ千葉、そして昨年J2に降格した名古屋の3チームがJ1昇格プレーオフに登場しました。
東京ヴェルディとジェフ千葉は、準決勝で敗退してしまいましたが、長らくJ2が定位置になっていた感がありましたので、一つの出来事ではあったと思います。
結局、昇格プレーオフは名古屋が制して1年での復帰を果たしました。今シーズン、1年での復帰を至上命題にしたといいながら、託したのは、じっくりとチームを作ることが身上の風間監督です。
いま一つ釈然としない中でウォッチしてきましたが、何とか風間監督はノルマを果たしたわけです。それについて私が書きたいことを先に見事に書いてくださったコラムを見つけましたので、詳しくはそれをお読みいただきたく、紹介しておきます。
今日付けでアップされた宇都宮徹壱氏による「名古屋のJ1昇格と「美しい物語」の行方 J1昇格プレーオフ決勝 名古屋vs.福岡」byスポーツナビ、がそれです。おすすめです。
さて、ここまで登場しなかった「ファースト10」組は、横浜MとG大阪だけです。このチームは「可もなし不可もなし」といったところでしょう。率いていた監督が揃って退任して、来季は新体制、どうなるのでしょう。
では、また。
昨日J1、J2とも全日程を終えたシーズン最終盤、それら10チームの「現在地」とも言うべき状況が見られました。実質は、消滅した横浜Fを除く9チームです。
まず浦和、みごとACL制覇、2度目のチャンピオンの座につきました。もはや世界にも通用するビッククラブらしくなってきました。
次に鹿島、昨年12月のクラブW杯で決勝に進出したあたりは「第三期黄金時代到来」を疑いませんでしたし、今年、大岩監督に交代しても力強い鹿島の戦い方でしたから、まさか無冠に終るとは思っていませんでした。
真の「第三期黄金時代到来」は持ち越しの感があります。
そしてJ1降格の危機を辛くも脱したのが広島と清水です。リーグ終盤戦になって、この両チームが交差するように、先に広島が残留を決め、清水は最終戦にもつれ込んでしまいました。
J2で戦っていた「ファースト10」組にも動きがありました。Jリーグ初代チャンピオンのヴェルディ川崎あらため東京ヴェルディと、2000年代半ばにナビスコ杯連覇を果たしたジェフ市原あらためジェフ千葉、そして昨年J2に降格した名古屋の3チームがJ1昇格プレーオフに登場しました。
東京ヴェルディとジェフ千葉は、準決勝で敗退してしまいましたが、長らくJ2が定位置になっていた感がありましたので、一つの出来事ではあったと思います。
結局、昇格プレーオフは名古屋が制して1年での復帰を果たしました。今シーズン、1年での復帰を至上命題にしたといいながら、託したのは、じっくりとチームを作ることが身上の風間監督です。
いま一つ釈然としない中でウォッチしてきましたが、何とか風間監督はノルマを果たしたわけです。それについて私が書きたいことを先に見事に書いてくださったコラムを見つけましたので、詳しくはそれをお読みいただきたく、紹介しておきます。
今日付けでアップされた宇都宮徹壱氏による「名古屋のJ1昇格と「美しい物語」の行方 J1昇格プレーオフ決勝 名古屋vs.福岡」byスポーツナビ、がそれです。おすすめです。
さて、ここまで登場しなかった「ファースト10」組は、横浜MとG大阪だけです。このチームは「可もなし不可もなし」といったところでしょう。率いていた監督が揃って退任して、来季は新体制、どうなるのでしょう。
では、また。