「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

代表クラス海外組のJリーグ復帰ぞくぞく、シーズン終了時期の評価が楽しみ

2021年09月29日 12時37分55秒 | サッカー日本代表
大迫勇也選手、長友佑都選手、酒井宏樹選手、乾貴士選手、武藤嘉紀選手、何かの日本代表ゲームのスタメン表から抜き出したようなメンバー。これほど多くの代表クラスメンバーがJリーグに復帰してきたのは、一つの歴史的な出来事と言えると思います。

どの選手も6年以上海外でプレーを続けてきた中で、まだ余力を残してJリーグに戻ってきたのは、これからのJリーグに対して、流れを作ったような気がします。
10年以上前に海外に出た長友佑都選手ぐらいになると、さすがに現役バリバリという感じはしませんが、それでも、いまなお日本代表のスタメンを譲らない意気軒高ぶりですから、大したものです。

昨年あたりまでは、本田圭佑選手、岡崎慎司選手、香川真司選手、長友佑都選手、川島永嗣選手といった、いわゆる南アW杯組は日本に戻る姿があるのだろうか、あるとしても刀折れ矢尽きてからでは戻るに戻れないだろうにと、漠然と考えたものです。

今回のように余力を残して戻るスタイルが定着してくれればJリーグが新たなリーグにステップアップできるような気がします。
とはいえ、いまはまだ「復帰した」というだけのことで、果たして彼らがJリーグでどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのか、ある意味「お手並み拝見」といった面もあります。

Jリーグもちょうど残り10試合ぐらいの段階にきたようです。彼らが評価を受けるにはちょうどいい残り試合数です。
その時期が来たら、また話題にして評価を楽しみたいと思います。

その間にはJリーグのみならずW杯アジア最終予選もあります。初戦を落とした日本としては背水の陣で臨まなければならないところですので、復帰組がどのような役割を果たすのかも注目です。

【10月1日加筆】
いわゆる南アW杯組では、もう一人重鎮が海外で活躍中です。ほかでもない南アW杯代表キャプテン・長谷部誠選手です。今シーズンこそ出場機会に恵まれていませんが、昨シーズンまでは「フランクフルトで替えの効かない選手」と言われるほどの評価を得ていて、とてもJリーグ復帰の気配がない感じです。

こうしてみると、南アW杯組で名前をあげた6選手のうち長友選手を除く5選手は、刀折れ矢尽きつつある選手もあるにせよ、いまだに海外で、つまり10年以上にわたって海外でプレーしていることになり、つくづく、凄い時代になったんだと感じます。この選手たちがスパイクを脱ぐ時は、日本サッカーの一つの時代の終わりといってもいいかも知れませんし、先に書きましたように、これからの海外組は、ある程度、余力を残してJリーグに復帰するスタイルに変わっていくのかも知れません。

【10月2日加筆】
10月1日加筆の際、南アW杯組の海外活躍中の選手を7人とご紹介して、その中に吉田麻也選手も加えていましたが、吉田麻也選手は南アW杯組ではありませんでした。10月1日加筆分から吉田麻也選手の記述を削除させていただきます。

その南アW杯組、では残りの主力選手って、どんな人たちだったかも書き留めておきたいと思い加筆します。
登録選手は23名だったわけですが、スタメンあるいはジョーカー的な主力選手をあげると、中澤佑二選手、闘莉王選手、駒野友一選手、阿部勇樹選手、遠藤保仁選手、松井大輔選手、大久保嘉人選手といったところです。7人います。

南アW杯組のことは、登録23名のメンバーの悲喜こもごもの人間模様もドラマになりそうな要素が満載ですので、別の機会に書きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮市亮選手をずっとフォローし続けた元川さん、ネットメディア時代ならでは。

2021年09月12日 14時15分06秒 | サッカー選手応援
10日のYahooサイトに「FW宮市亮インタビュー 欧州で味わった「絶望」、そしてJリーグで感じる「奇跡」」と題するスポーツジャーナリスト・元川悦子さんのレポートが掲載された。

その後、宮市選手が加入した横浜Mで5日に行われたJリーグエリートリーグ清水戦にさっそく出場した際、最初のイエローカードから僅か25秒後に2枚目のイエローカードをもらい超スピード退場となった笑ってしまうようなニュースが報じられ、何かと話題に事欠かない選手だと実感しました。

宮市選手が名門アーセナルに電撃移籍してから10年、宇佐美貴史、柴崎岳選手らと「プラチナ世代」と呼ばれ将来を嘱望されていた選手が、相次ぐケガのため不本意な10年間を過ごしてきた。

そんな宮市選手をフォローし続け、今回、横浜M入団を機にインタビューをとっていただいた元川さんの業績に感謝したい。
また、今日、ネットメディアがゆえに、私たちも読ませていただける機会を得たという面も書いておきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表をめぐる2つのニュース(テレビ放送ゼロとドイツ拠点計画)

2021年09月08日 14時15分52秒 | サッカー日本代表
昨日(9月7日)から本日にかけて日本代表をめぐって2つのニュースがありました。

一つ目はニュースというより「出来事」それも「とうとう、そういう時代が来たか」というものです。
日本代表のW杯アジア最終予選第二戦、アウェーの中国戦、テレビ放送はNHK、民放とも地上波、衛星いずれも一切の放送がなく、ネット配信のDAZNだけが扱ったのだそうです。
これが時代の流れというものでしょう。何を愚痴っても仕方がないのでしょう。

ただ、一つはっきりしているのは、当サイトは、まだDAZNの配信は受けていません。二つクリアになっていない点があるためです。DAZNの視聴そのものは、あまり高い料金設定にはなっていないようですが、負担はそれだけではないと思います。
ネット接続業者との契約でデータ使用料金を支払う必要があり動画の視聴はデータ消費ガ大きいと思いますから、費用負担がどれぐらいになるか見通しがたたないのです。

また録画の問題もあります。テレビの場合はレコーダーで長年録画していますから何の問題もないわけですが、ネット配信分の録画については「何の問題もないのかどうか」確認できていないからです。一度、腰を据えてデータ消費の問題とネット配信録画の問題を徹底的に調べてみなければならない状況になった感じです。

二つ目のニュースは「日本代表がドイツにも拠点!巨額投じ天然芝1面とクラブハウス設置プラン」というニュースです。web日刊スポーツが報じたようです。これはぜひ実現して欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする