はじめに、このブログへの訪問者数が20000IPを突破しました。本当にありがとうございます。
さる3月24日の書き込みで、PV数が30000回、訪問者数が15000IPをほぼ同じ時期に突破したことをご報告しましたが、今回は訪問者数が先に区切りの数字を超えました。
私の書き込みは、いつも、ついつい長くなってしまい、自分でもまずいと思いながら、結局「バカは死ななきゃ治らない」と同じ。おそらく今後もダメでしょう。
そんな駄文のブログを訪問していただいてる方、このブログのどんな点がいいと思っておられるのか、それがなかなかわからないのが悩みです。
そのうち何かコメントをしてくださる方がいるかも・・・、と気長にお待ちしようと思います。ともあれ、これからも、皆様の訪問を励みにサッカーの世界の素晴らしさ、幅広さ、奥深さといったことを書き続けていこうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
さて、欧州各国のレギュラーシーズンが終わり、チャンピオンズリーグも、私の期待むなしくレアル・マドリーにビックイヤーを持っていかれました。シメオネ監督率いるアトレチコが、今後も戦力の引き抜きにめげす、近い将来頂点に立つことを密かに応援していこうと思います。
今日の話題は、今月相次いで行われるコパ・アメリカ2016と、EURO2016です。実は1年前の2015年6月15日の書き込みで「コパ・アメリカがいつになく熱い」といったことについて触れました。
今年はコパ・アメリカとEUROが共に開催される年ですから、いやが応にも比較してしまいます。
今年のコパ・アメリカはイレギュラーな開催ですよね。昨年やってまた今年ですから。
なんでも今年がコパ・アメリカ100周年だそうで、記念大会として南米大陸と北中米大陸合同で行うため名称も「コパアメリカセンテナリオUSA2016」と長たらしく、開催国もアメリカというわけです。
昨年同様、今回のコパ・アメリカも、バルセロナの3トップをはじめ、レアル・マドリーそしてマンCの10番など、引き続きキラ星のような選手が並ぶ大会になるはずでした。
一方のEURO、昨年の書き込みでは、コパ・アメリカに出ないスター選手ということで「クリ・ロナ、ロッベン、ファンペルシー、ルーニー、ノイアー、ゲッツェ、イニエスタ、ピルロ、そんなところではないか」と名前をあげました。
そして今年、あげた選手のうちロッベン、ファンペルシーの名前が見当たりません。それもそのはず、二人がいるオランダは32年ぶりに予選敗退してしまったというのですから。
こうなると華のある選手がますます少ないEURO2016ということになってしまいます。しかも今回から出場国が24に増え、これまで本大会で出られなかったようなチームも出るということで、少し大会の価値が落ちたような感じがします。
欧州では、アルバニア、アイスランド、北アイルランド、ウェールズといった国が夢にまでみた本大会出場を果たしたということで、大いに盛り上がることでしょう。
それが出場国拡大の理由のようですから、遠いアジアのサッカーファンがとやかく言うことではありませんが、少なくとも「なんとしても見たい」という意欲が落ちていることは確かです。
こんな気分になったのはいつ以来だろうと思い,さかのぼってみました。すると1992年に行き当たりました。24年前のことです。
この年は優勝候補の最右翼といわれていた旧ユーゴスラビアが内戦の制裁を受けて出場権をはく奪され、かわりに出場したデンマークが優勝をさらってしまうというレアケースのような大会でした。
この頃は、日本ではまだJリーグが始まっておらず、海外サッカーといえば一部のコアなファンだけの楽しみで、テレビ放送もテレビ東京さんの独壇場、他の局は見向きもしない時代だったと思います。
しかし、その次のEURO1996ドイツ大会からは出場チームが16に増え、ちょうどワールドカップに出てくるようなチームがズラリと並んだミニW杯と形容される大会になって、ワクワク感が一気に高まったのです。
この大会からWOWOWさんが放映権をとり全試合放送、しかもショーアップされた形で放送してくれましたので、実際、グループリーグを終えてベスト8の激突になった頃から、これにブラジルとアルゼンチンさえ加えればワールドカップじゃないか、という感じになりました。
20年後の今回、片やコパ・アメリカは、スター選手勢ぞろいの大会として注目を浴びながら始まりました。
遅れて大会がスタートするEURO2016、今ひとつ影が薄い気がするのは私だけでしょうか。
コパ・アメリカを放送するスカパーさん、EUROを放送するWOWOWさん、コパ・アメリカのほうはいち早くチャンネル契約をしましたが、EUROのほうはチャンネル契約していません。
ただ、ここにきてコパ・アメリカのワクワク感がずいぶん削がれてきています。ブラジル・ネイマールがリオ五輪出場のため欠場、メッシはスペインでの裁判の関係でコンディションがどうか、ルイス・スアレスもケガのためグループリーグ出場が絶望的、さらに昨日、コロンビア、ハメス・ロドリゲスが肩の負傷のため途中交代。
キラ星のはずのスター選手が次々といなくなる可能性が出てきました。じゃぁ、WOWOWさんに加入してEUROを見ようか、いやいや、まるで本大会の1年前に行われる地域予選を見るような大会では、少なくともグループリーグは興味が湧きません。
というわけで、悩ましい6月のサッカーシーンになりました。それより、まずは6日(月)の、なでしこアメリカ遠征第2戦と、7日のキリンカップ・ボスニア戦のほうがワクワク感一杯です。