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jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

大阪の家具屋さん

2007-05-22 13:08:01 | Weblog
大阪に行く事が決まった時に、木の工房KAKUさんから、お会いしましょうという、お誘いをいただいた。
かなりお忙しい方なのだが、せっかく機会なので、お時間を作っていただく事にした。

KAKUさん、インターネットをフルに活用した戦略で、ネットで家具関係のキーワードを検索すれば、必ずと言っていいほど、お名前が出てくる。

また、技術的にも、知識的にも、とても勉強されていて、僕の知っている家具屋さんの中でも、かなり際立った存在。
常識にこだわらない感性をお持ちの方だと思っている。

そんなKAKUさんと、テーブル納品後、待ち合わせをして、大阪の家具屋さん数個所を案内していただいた。

まずは、一度見てみたかったTRUCK FURNITUREさん。

KAKUさんに「TRUCKさんを見に行きたい」と伝えると、「なぜ、”さん”付けするんだ?」と言われた。
「ダイエーさんに買い物に行く」って言う人はいないと言われた。
そう言われれば、そうだな。(笑)
あれだけ、メジャーになれば、もう”さん”はいらないというのが、彼の持論。
逆にいえば、呼び捨てにされるようになれば、ある程度の成功をおさめたという証拠でもあるということらしい。

そうは言っても、もし芸能界に入ったら、「和田あき子」って呼び捨てに出来るわけもなく、やっぱり同じ業界の人には、いくら有名でも”さん”付けかな~とも思う。(笑)

TRUCKさん、ひとつひとつの家具も魅力的だが、その場の雰囲気がとっても良い感じ。
TRUCKさんを出たあと、今度はKAKUさんのお知り合いの家具屋さん、うたたねさんのところに。
こちらでは、運良くオーナーの方とお話する時間を持てた。
開業当初から、お店を持ってやられているという。
juconでは、なるべくランニングコストのかからないような経営方法と思っているのだが、商売というのは、いろいろな考え方があり、やり方があるのだなと思った。

次に連れて行っていただいたのが、grafさん。
こちらも、家具の見せ方がうまいなあと思う。

そして、まだ開店したばかりのesさんのところに。
4F建てのビルの1・2Fで家具を作り、4Fのショールームで見せるという造り。
お客さんは、家具がどうやって作っているのかを見てから、出来たものを見るという感じだ。

いずれの家具屋さんも、家具の質だけでなく、家具を見せる事にも、思い入れがあるように感じた。

わずか、3時間ほどだったが、KAKUさんともお話をさせていただけたし、たくさんの家具を実際に見る事が出来たことは、大阪まで足を運んだかいがあったというものだ。
KAKUさん、本当にありがとうございました。

よく考えたら、KAKUさんの作った家具、見られなかったのは残念。
作られた家具をホームページで拝見しているので、いつも見ているような気になってました。(笑)
今度、このような機会があれば、工房にお伺いして、実物を見せていただこうと思ってます。
その時には、juconも呼び捨てされるくらいになっていたいものです。(笑)