みちこさんの椅子

３年前、しもすわ・ぷらっとSHOPという、ちょっとローカルなクラフトフェアに出展しました。

クラフトフェアが、まだどんなものかほとんどわからず、自分の作品が売れるのかどうか、全く予想が出来ない状態でした。


そんなクラフトフェアで、いきなりjuconの椅子に座って、「これ、ちょうだい」というお客さんがいました。
え～！！椅子ってこんなに簡単に売れちゃうの！？

って、それ以来そんな買い方をしたお客さんはいません。(笑)



現金を持っていらっしゃらないというので、クラフトフェア終了後、ご自宅までお届した時に、代金をいただくことになりました。


で、お届にあがった時に、椅子に名前を彫ってくれと言われたんですが、そんな道具は持ってなかったので、次回こちらに来た時にというお約束をしました。

そして、それから３年。八ヶ岳クラフトフェアに出展することが決まり、会場が諏訪湖畔ということだったので、お客様にご連絡を取り、名前を入れさせていただくことにしました。

記憶では、ご自宅は酒屋さんを経営しており、国道２０号線沿い。たぶん覚えているだろうと思ったのですが、すっかり忘れていました。(笑)
会場からお電話をして、道順を説明していただき、無事長崎酒店さんに到着。




椅子はお店のディスプレー用としてご使用されていました。




時々、腰掛けてもいただいているようです。

まだ、自分の作りたい家具がハッキリしていない時の作品ですが、今の作風の原点的なものなのかもしれません。
座面に虫食いのサクラの耳付き材を使用しています。




最近は焼印を押していますが、名前を彫るのは初めてです。
ちょっと緊張しながら、彫ってみました。
あんまり、上手い字じゃなかったです。(笑)



でも、長崎さんに喜んでいただけたので、僕もうれしくなりました。




焼印も座面の裏に押してきました。(笑)
お会いするのは２回目なんですよね。でも、とても気さくにお迎えいただいて、お仕事中でしたが、お茶をいただきながら、お話をちょこっとさせていただきました。


お話をしながら、今日入る温泉を探しているというと、お店の前に温泉があると教えてくれました。
しかし、線路挟んだ向かい側に温泉らしきようなものはありません。

お店で入浴券を扱っているというので購入し、温泉に行ってみることにしました。


線路を渡らなければ行けないので、ちょっと遠回りをして、お店の向かい側に行ってみると、そこは住宅街。
本当に温泉があるのかな？



ん、ココ！？




”泉温木高”って書いてあります。(笑)
チケットどこで、渡せばいいんだ？誰もいません。






あっ！ありました。体重計の横の箱に入れるみたいです。





土曜日の午後６時半だというのに、誰もいません。



他の温泉に行ったら、メッチャメチャ混んでいる時間でしょう。
これは、穴場ですね。ほとんど地元の方しか使わないようです。



ということで、長崎さんのおかげで、のんびり温泉に入ることが出来ました。


ブログを読まれている方の中で、もし下諏訪にいらっしゃる方がいらっしゃれば、長崎酒店さんに立ち寄ってみてください。
juconの椅子もご覧いただけると思いますし、こんな温泉も紹介していただけると思いますよ。

あっ、あと長崎酒店さんは、お店でお酒を飲むことも出来るようです。
諏訪湖が一望出来るカウンター席で、夕日を見ながら一杯やるっていうのも良いかもです。
でも、飲酒運転はダメですからね！運転手さん以外は、お試し下さい。(笑)