えんの市リポート（最終日編）

最終日、晴れ間があるものの、相変わらず風が強い。



お客さんは、初日よりは出足がよく、人数も多め。
ただ、juconの作品に興味を持つ人は少なく、相変わらず店番をほとんどしていない、お隣のイーズリーズさんの方が人気です(^^;)

たま～に、作品を見て行くお客さんも、「こんにちは～」と声を掛けても、ご返事がある方はほぼいない。こちらも見ない。いわゆる無視です。きっと遺言書に、クラフトマンとは口を聞くなと書いてあったのでしょう（笑）
あっ！　だから店番のいないイーズリーズさんは人気なのか？？？

そんなさびしい状況の中、二人の女性の方がやって来ました。お二人は別々のお客さん。
そのうちのお一人がポストカードを選ばれて、コレとコレとコレって３枚も！　この時点ですでに昨日よりいいスタート（笑）
で、そのポストカードのお会計をしようとしたところで、もう一人の方が風車をくださいって先にお金を出されたので、ポストカードの方にはちょっと待ってもらって、先に風車のお客さんの対応していたら、ポストカードの女性の方が、待っている間にクジラのネックレスを見つけて、それもちょうだいって！(^^)

あれあれ、この時点で、早くも昨日の売上を抜いちゃったぞ～
彼女たちが見た遺言書には、クラフトマンと口を聞くなって書いてなかったんだね（笑）

しかし昨日の売上を抜いたけど、まだまだ全然赤字。
こんなに売れないのは、おそらく大鹿村以来かな～

と考えていたところに、いよいよ今回のメインイベンター登場！
６年前にパン屋になるといって、いまだにサラリーマンのままのＯさんと、Ｏさんの元カノＫさんがいらっしゃった～
って、またややこしい関係です（笑）
そもそもこのイベントに参加しようと思ったのはこのお二人に会うため！
って、それはウソですが（笑）　お二人に会えるのもとっても楽しみでした(^^)

彼らと知り合ったことで、トールペイントの教室をされているＯさんのお姉さんともご縁が出来て、これまで大量のトレーのオーダーをいただいているのです。さらに初日には、その生徒さんがいらっしゃってくださって、６年前に出会った時に何もお買い物してくれなかった二人が、こんなにjuconの作品を広げてくれるとは思いもよりませんでした（笑）
で、今ではすっかり常連さんのお二人、この日もいろいろお買い物してくださいました(^^)
これで、なんとか赤字は免れたかな。

さて、赤字は免れたものの、だいの大人が２日間働いて、高校生のバイト代よりも稼げないのはマズいよね。
というか、売り上げはしょうがないとしても、これだけjuconの作品に興味を持ってもらえないのは残念。
前回の春庭花市では、けっこう反応がよかったんですけどね～
地域性なのか？　客層なのか？

で、もうそろそろ最終日も終わりかなという頃、一人のお客さんがやって来て、目を輝かせながら作品を見ているじゃないですか！
挨拶をしたら、ちゃんと挨拶を返してくれるし、ようやく作者とちゃんとコミュニケーションを取ろうというお客さんが現れたか？

その方は４０歳前後と思われる男性で、初めお一人でご覧になっていたのですが、その後娘さんが来て、奥様もいらっしゃった。
でも、娘さんも奥さんもjuconの作品には興味なさそうに、すぐにブースを離れて行ったんですが、その男性はずっと作品をご覧になっていた。
通常、奥様が興味ない場合は旦那様もブースを去っていくものですが、この方は違ってました。
逆に奥さんのいない間に買い物しちゃおうって（笑）
で、その彼はお座りロボをお買い上げくださいました～！
お買い物されるとかされないに関係なく、こんないいリアクションされると、やっぱりうれしいですね～(^^)
浜松にもjuconの作品に興味を持ってくださる方がいるんだって、最後にちょっと救われた気になりました。

と思ったら、このお客さんが最後ではなかった。
もう本当に終了間際になって、もう一人男性のお客さん。三島市から来たというのでビックリしたんですが、あちこちのイベントに足を運んでいらっしゃるようで、juconが出展していたイベントにいらっしゃっていたようです。
で、このお客さんにもお買い物していただいたんですが、一度お買い物していただいた後、再びブースに来てくださって、どうしても気になるって、もう一つの作品もお買い上げいただきました。
なんで、こういう反応のいい方が、もっと早い時間に来てくれないかな？（笑）

まあ、最後にいい感じのお客さんがお二人来てくださったことで、えんの市の印象がちょっと良くなりました。
って、ちょっとかい（笑）
さすがに来年は考えちゃうけど、６年前にパン屋になるといって、いまだにサラリーマンのままのＯさんと、Ｏさんの元カノＫさんとも会いたいしな～
よく考えたら、久しぶりに来て、バカ売れするわけないですよね。
売れないイベントでも、通い続けていたら、少しずつ常連さんが出来てってパターンもあるし・・・　ゆっくり一年考えてみます（笑）

まあ、売り上げはあまりありませんでしたが、風で什器やテントが吹っ飛ぶこともなく、雨に降られることもなく、無事に終わることが出来たので、良しとしましょう。
数少ないお客さんにも、本当に感謝です！お買い物してくださった皆様、ありがとうございました～

番外編につづく。



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えんの市リポート（初日編）

えんしゅうクラフトフェア以来、６年ぶりに浜松に行きました。



雨は止んだものの、予想通りの強風。屋外イベントの最大の敵は風。
最近は、ボックスタイプの什器なので、比較的、風から作品を守れるディスプレーなのですが、その什器ごと倒れてしまいそうな風が吹いていました。



さらに風が冷たく、陽射しもないのでメチャメチャ寒い。
そして、開場時間の９時を過ぎても、お客さんは誰も来ない。
体感的だけでなく、心も寒くなったスタート。

１０時を過ぎて、すこ～しお客さんは来始めましたが、それでも圧倒的に出展者の方が多い感じ。
あとでわかったことですが、出展者の資料には、９時オープンとなっていたのですが、チラシ等には１０時オープンと書いてあったそうです。
それにしても、来場者が少なすぎる。

出展しているクラフトマンは、久しぶりにお会いするベテランさんがけっこういらっしゃいました。
僕と同時期にクラフトに参加しだした人もチラホラ。
全体的に見ると、経験豊富なクラフトマンが半分くらい、あとは地元のクラフトマン、新人クラフトマンという感じでしょうか。

えんの市が、どのようなイベントかは、僕もある程度知っていましたが、まさかこんなにお客さんがいないとは・・・
新人クラフトマンにとっては衝撃的なスタートになったと思います（笑）

というわけで、始まった瞬間から、最終日の夕方の時間帯のように、出展者たち同士で会話に花を咲かせるという感じ。
ほとんどの作家さんがブースを離れ、その辺をウロウロしています（笑）

今回、お隣で出展していたのは、イーズリーズさん。
僕がクラフトフェアに参加するキッカケをくれたベテランクラフトマンで、クラフト歴は３０年以上。



しかしイーズリーズさん、準備が終わると、すぐにブースからいなくなり・・・



ベテランクラフトマンたちとライブセッション。
作品を売ることよりも、仲間たちと酒を交わし、好きな音楽を楽しむという、今みたいにクラフトフェアがメジャーではない時代のスタイル。
彼らにとって、お客さんが来るとか来ないとかは興味のないことなのかもしれません。楽しければそれでいいみたいな感じです。
僕もお酒が飲めて、音楽がもっと出来ていたら、そこに参加していたかも（笑）

ライブに参加できない僕は、真面目に店番をしてましたが、お客さんが来ない。MMMHをはるかに通り越した、ドMH？（笑）
午前中の売上は、ポストカードが２枚の４００円。

そんな中、現れたのが、６年前の遠州クラフトフェアで知り合った、浜松城のすぐ近くの雑貨屋1334+さん。
どら焼きの差し入れをいただきました～　ありがとうございます(^^)

で、あまりにもヒマで途方に暮れていたにゃんとにゃくkitchenさんに、1334+さんを紹介したら、なんと６００円のせっけんをお買い物していただいたとのこと。



えっ～　こっちは４００円しか売れてないのに、６００円もお買い物してもらったのか～
くっそ～　紹介しなければよかった（笑）

とまあ、そんな具合でドMHな時間帯が流れ、本日の売れ筋、ポストカードが風でピューピュー飛ばされ、飛ばされては拾って、飛ばされては拾ってを繰り返している時に現れたのが、６年前にパン屋になるといって、いまだにサラリーマンのままのＯさんのお姉さんのトールペイント教室に通っている生徒さん。
これまでのブログを読まれてない方には複雑だ（笑）
つまり僕は初対面の方なのですが、Ｏさんのお姉さんを通じて、juconのトレーを何個かお買い物してくださっている方で、わざわざ車で１時間以上もかけて、juconに会いに来てくださいました。
こちらのご夫婦もＯさんなので、また話がややこしいんですが、その生徒Ｏさんは、このブログもよくご覧になってくださっているようで、初めてお会いしたにも関わらず、いろいろお話をさせていただきました。
横で黙って僕たちの会話を聞かれていた旦那様は、奥様に付き合わされた感じなのでしょうが、お隣で優しい笑顔だったのが印象的でした。
楽しくお話をさせてもらったうえに、生徒Ｏさんには、お買い物もしていただきました！
このお二人にお会いできたおかげで、寒かったカラダも心も温められたような感じです。うれしかったなぁ～(^^)

しかし、この後、さらに風は強まり、いよいよ什器が倒れるんじゃないかという心配が現実的になってきました。
什器が倒れてしまえば、作品が台無しになってしまいますし、もしそこにお客さんがいらっしゃったら、作品が台無しになるどころではすみません。
というわけで、こんな風に展示しましたが、もう展示しているという感じではないですね。



けっきょく終了時間を待たずに、作品を片付けることにしました。
わずかなお客さんしかいらっしゃらず、そのわずかなお客さんのほとんどがjuconの作品に全く興味を示さない中、お買い物していただいた皆様には本当に感謝です！


イーズリーズさんは、けっきょくほとんどブースにいなかったんですが、juconの作品を見て行く人よりも、はるかに彼の作品を見て行く人の方が多かったです。ちゃんと店番していれば、僕より売上げあったのではないでしょうか(^^;)

このイベントは、お金を稼ごうと思って来てはいけないってことかもしれませんね（笑）
という感じで、初日は終了しました～
最終日編につづく。





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